京都五山は有名です。
さらに約1300年前の平安時代から都をやっているだけあって、
素晴らしい寺社仏閣は数えきれません。
大阪は難波宮がありました。
神武天皇の東征からは2600年の歴史があります。
さほど有名では無いものを含めて、
雰囲気の洗練された神社が多々あります。
さらに実は京都・大阪の近郊の山間部にも…
すごい歴史に刻まれた、寺社仏閣は多々現存します。
阪急沿線の高槻市にも、行けば納得の力強い寺社がありました。
僕の車のメンテナンスを担当していただいてる方のお勧めで…
高槻市の『神峯山寺』に行ってきました。
神峯山寺…かぶさんじ…と読みます。
平安京遷都を施行した桓武天皇の実父、
光仁天皇の勅願所という歴史の古いお寺です。
こんな雰囲気の山門をくぐると…
京都の詩仙堂の雰囲気に似た
紅葉のトンネルになっています…
秋のシーズンはため息ものかもしれませんが、
僕は若草色の紅葉も好きなので
「おっー!」て言っちゃいました。
ここは天台宗の修験者が修行する竜が宿る霊山として
開山して後に、仏教が伝播し、その皇族所縁の流れから
神峯山寺という天台宗寺院になったという
他とはちょっと違う歴史があります。
『神の峯』と呼ばれるこのここは修験者が修行する
お寺院というよりは、
山岳信仰の場所という認識で良いかと思います。
1300年続いている迫力が寺院全体に溢れています…
本堂です。
この本堂の佇まい…神社にしか見えないのは僕だけでしょうか???
御本尊の毘沙門天は秘仏なので、お目に掛かれません。
千手観音菩薩、阿弥陀如来はお会いすることができますが、
事前予約制になっています。
拝観ではなく、拝むために訪れてください
…とのことです。
可能な場所からですが写真を撮ってみました…
修行をする神聖な場所なので、瀧には近づけません…
上の方の祠が九頭龍神堂…まったくわかりませんね…
九頭竜瀧も微妙に写ってますが…やっぱりわかりません…
お寺の公式HPから画像を借りようと探しましたが、
同じようなものなので、僕の写真でお許しください…
瀧の近くの「白龍王大権現」
ここは立ち入れます…
HPの解説によると…
『神峯山』=『竜神』で
境内の九頭竜滝は『竜神の口』だということです…
初夏の神峯山寺の境内を歩くだけで、
背筋が自然と真っ直ぐになるから不思議です…
緑に包まれた柔らかい日差しの中で、
澄んだ時間を過ごさせていただきました!
ご興味ある方はどうぞ…
今日一日、怒らず、怖れず、悲します…感謝!