■営業の極意。

私はれっきとした、
新人営業マンです。

24時間365日、
新しいビジネスの種を、
一生懸命探しています。

ただし、
経験も少なく、

そうした研修教育も受けていないため、

いわば、
野生の本能と勘だけが、
頼りです。

しかし、
営業マンの心の動きや、
辛さや、
悲哀が、

時によく、
わかってしまうときがあります。

最近、
わかってはいても、
ほだされてしまう自分がいます。

先日も、
どっちでもいいのに、

一生懸命な対応に、
必要ないドレスを買ってしまったり、

お店が暇そうなので、
必要ないオーダーをしてしまったり、

勧められるがままに、
合理的でないセレクトをしてしまったり。

でも。

会社から言われて、
頑張っていて、
やらなきゃいけなくて、

っていう背景が垣間見えたりすると、

黙って飲んじゃおうかな、
と思ってしまいます。

もちろん、

泣き落としでゴムひも高く売る、

みたいなのを肯定はしません。

だけど、
時々、

ほだされたりするのです。