ムダが嫌いで、ムダが嫌いで、
大事なものを失っているのかもしれない。
それはね、
「私はムダが嫌いだから」
「必要なものだけで生きていきたい」
「無駄なものを作っちゃいけない」
「無駄な時間を過ごしちゃいけない」
「要らないものを買っちゃいけない」
そう自分に厳しく言い聞かせちゃうこと。
そうしていると、
なにが大事なのか、わからなくなってくる。
無駄だったかも、と後悔するようになる。
「せっかく買ったのに使ってない」
「こんなに長く休んでしまった」
「こんな長話して時間を使っちゃった」
「仕事にやる気のない時間を作っちゃった」
でもさ、成功者は言うじゃない。
何十回、何百回の失敗から、成功という結果が起きたと。
失敗ということは、一見すれば「無駄」でしょ。
失敗や無駄からしか、成功や有意義は訪れないんだよ、きっと。
なにが成功かって言えば、
なにか表彰されること、じゃない。
地位が上に上がる、ことでもない。
たくさん稼ぐこと、でもない。
美人や美男と結婚すること、でもない。
勝負に勝ち続ける、ことでもない。
なにが成功かって言えば、
“自分が幸せになること”なんだよ。
自分だよ、いつでも。
今日も、この自分と生きた一日。
幸せに向かって生きた一日。
失敗や後悔も全て、
幸せに向かって導かれているならば、
無駄なことなんてあるわけない。
ムダだと思っている、その心が
本当に捨てなきゃいけないものかもね。