最後に一花咲かす後期高齢者のハートフルな強盗物語。
年金生活目前のウィリー・デイビス(モーガン・フリーマン)、ジョー・ハーディング(マイケル・ケイン)、アルバート・ガーナー(アラン・アーキン)の仲良しトリオ。
ところが臓器移植やら年金も止められたで、この先20年、ただ死ぬのを待つだけの人生に見切りをつけて銀行強盗を思いつく。
高齢者の銀行強盗なのでドタバタとはいかず、ゆったりしたコメディーといったところかな。
私的には年金が止められる社会が想像できず、ただベテラン俳優の演技を楽しむだけの映画といった感じ。
入れ墨の種明かしは良かったね。
原題の「going in style」は「かっこよく去る」「豪華に、盛大に去る」といった意味の慣用句らしいが、こっちのタイトルの方がしっくり来るね。
日本語にするとややこしいけど、このタイトルならわからんでもない。
というか、分かる気がする。
