U-17W杯 北朝鮮圧巻の4度目の優勝 | 三匹の忠臣蔵

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映画レビューを中心に、日々思いついたこと、感じたこと、趣味のことを書いてます。

モロッコで行われているFIFA U-17女子ワールドカップ2025の決勝。
圧巻の北朝鮮、4度目の優勝。
通算25点のゴール数は圧巻で、次元が違うと言ってもいいと思う。

雨音で目が冷め、決勝を思い出してそのままPCをオン。
前半も途中で、すでに2−0のスコアで北朝鮮がリード。

あどけなさが残る少女同士の対決。
アジア人らしい小柄な選手が、頭一つ大きい大柄なオランダ選手に向かっていく姿を見ていると、やっぱり応援したくなる。
1点目はDFとGKの連携ミスで失点、2点目は崩されて失点、3点目はやる気なしの失点。

今大会2度目の対戦なので修正してくるかと思ったけど、違いがない前半やったな。
オランダは1点めと3点目が同じ5番DFとGKとのミス。
での前半折り返し。

後半は引き締まった展開だが、やっぱり北朝鮮が圧倒してるのは間違いない。
とにかくボールを持つと前にいく、ラグビーで言うところの順目順目の攻め。
そして相手にボールが渡ると、素早い寄せで囲み、前を向かせない。
前からハメていく早いプレスに対して、オランダは修正ができておらず、結局対応できなかった。
これは北朝鮮を褒めるしかなく、シュート数の24対4が物語ってる。

時折映し出されるオレンジの観客席は静かで哀愁さえ漂っていて、一方の北朝鮮は5人組と2人組が映し出される穏やかな映像。
女子のサッカーは、こんなコントラストがまたいい。

 

 

グループステージ
メキシコ 朝鮮民主主義人民共和国 2-0 メキシコ
カメルーン 朝鮮民主主義人民共和国 2-1 カメルーン
オランダ 朝鮮民主主義人民共和国 2-0 オランダ

 

 

北朝鮮 vs オランダ FIFA U-17女子W杯決勝

 

 

ノックアウトステージ
モロッコ (準々決勝) 朝鮮民主主義人民共和国 6-1 モロッコ
日本 (準決勝) 朝鮮民主主義人民共和国 5-1 日本
ブラジル (準決勝) ブラジル 0-2 朝鮮民主主義人民共和国
オランダ (決勝) 朝鮮民主主義人民共和国 3-0 オランダ
3位決定戦 (参考) ブラジル 0(1)-0(3) メキシコ

 

 

勝利インタビューの選手と監督が「祖国に」「早く帰って家族と人民に...」と言ってて、お決まりの「首領様」と言ってなかった。
これは聞いてて「え?」と思ったけど、いい変化のではないかな。

試合が終わると北朝鮮の選手・コーチ・監督の全員が、肩を組んでくるくる回る勝利のダンスが子どもらしくて微笑ましい。

オランダのユニフォームの胸元は「KAPELMUUR(カペルミュール)」のロゴやろな。これは欲しい。
サイクルジャージで1枚もってるけど、今は太ってサイズアウト。
悲しい。


相変わらずヤフコメでは「負けると収容所送り」「年齢詐称」の言葉が踊る。
特にサッカーに興味があるわけでもないのに「北朝鮮」のキーワードにす融着して同じ様なコメントでうさを晴らしてるのか、溜飲を下げてるのか。
これは韓国や中国のニュースも同じで、高齢貧困から抜け出せない日本社会の縮図を見てるようで情けないな。
普通に考えると、こんな惨めな人生はないもんな。

 

 

北朝鮮 U-17女子W杯優勝 選手とトロフィー