「タチャイカサマ師」「タチャ神の手」に次ぐ3作目。前2作の花札からポーカーになってます。
二転三転する裏切りと復讐パターンは踏襲しててカメラワークやカット割りはこの作品が一番のできだと思います。
竹中直人風だったりキャラクターは凝った作りになってていいのですが、裏切りが猪突すぎて何でそこまでのめり込む?みたいな個人的には微妙です。
ポーカーのルールが分からない人や、基本博打映画なのでそれなりのシーンはあります。
これが韓国映画の魅力といえばそうなんですが、苦手な人にはちょっとってシーンはありますのでご注意を。
個人的に3作を比較して言わせてもらうと「タチャ神の手」>「タチャ ワン・アイド・ジャック」>「タチャイカサマ師」で、「タチャ神の手」はクァク・ドウォンが映画の出来を引き上げてます。
あとポーカーより花札の方が身近な感じがします。
「それだけが、僕の世界」「空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~」「ザ・キング」主役のパク・ジョンミンは何やってもいいですね。この人はいい役者だと思います。
