安定のマ・ドンソク、そんな映画です。
ちょっと大きくなってますが、マ・ドンソクが大好きな人にはたまらない作品じゃないでしょうか。
あらすじとしては、ヤクザのボスが何者かに刺されて警察と一緒に犯人を追いかける。
「もしこんな組み合わせあったら」的な韓国映画あるあるの設定です。それでも面白い良くできた作品だと思います。
清廉潔白の刑事が品行方正（になっていく？）のヤクザの親分と殺人鬼を追いかけることに。
ヤクザの組員と警察が一緒になって最後は自分より犯人を追いかけろ。日本でヤクザをいい人に描く映画って作れるのかな。（と、個人感想）
マ・ドンソクの重いパンチと、チラっと見せるキュートな笑顔のテッパンネタも満載。
マ・ドンソクは似たような作品になりがちですが、この作品はストーリーがいいのか（ちょっと漫画チックな感じも）私は気になりませんでした。
人をオモクソ殴るシーンもいろんな映画にあるんですがマ・ドンソクの場合、パンチに迫力があって重いんですが残酷な感じがしないんですよね。
演出なんでしょうね、韓国映画は日本とは桁違いにカット割りが多いので。
始まってしばらくはマ・ドンソクの役柄が定まらずモヤモヤしますが、ストーリーが進むうちに浮き上がってきて最後は納得の終わり方です。（最近の韓国映画に多い）
