イ・ソンゲが高麗を滅ぼして朝鮮王朝を建国することになりますが、その勃興期に朝廷の実権を掌握した人物の物語。
「龍の涙」と「インス大妃」の隙間を埋める貴重なドラマだと思います。
韓明澮は「根の深い木」「観相師」にも顔を出し、「チャングムの誓い」のきっかけのような人です。何しろ死後、墓を掘り起こされ首を切られた人物でもありますし。
主演がイ・ドクファなんですが「武人時代」では、最強のイ・ウィミン役を演じます。ここで出てくるストーリーが「六龍が飛ぶ」では「木子得国」として再現されます。
イ・ソンゲは高麗王族撲滅大作戦に力を注ぐんですが、彼らは「王」の字を隠し姓を「田」「全」などにして生き残ります。逆に「李」はバラして言い伝えとして語り継がれる事になりますが、ホンマかな?と。
ちなみに「武人時代」の第一話だったと思いますが、CGが高価だった時代に実写での雪中行軍はえげつない、今じゃ撮影不可能。
朝鮮王朝ではないですが「武人時代」も面白いですよ。
