ワンストーリーの法廷サスペンスです。
「一事不再理の原則」一度判決が確定した事件について、二度と裁判を行うことができない法の大原則。
開始早々に怪しい人のオンパレード。1話で早々にアウトラインと役回りは見えてくる、とてもわかりやすい展開。
イ・ジュノの役回りがアノ映画かな?と、リチャード・ギアが頭をよぎったけど、リュ・ギョンスを見てると、そうでもなさそう。
3つの殺人事件はそうそうに解決しますが、2つの伏線が交差して話は進み、中盤は少し膨らみます。
終盤はこれまでバラバラだった線が一つにまとまり「あ、それやってんね(ここは伏線を丹念に仕込んでほしかった)」みたいな。
とは言っても、複雑に絡み合った糸をしっかり解いていく脚本は見事。
ワンストーリーで引っ張る16話は実力派揃い(いい人いっぱい)だから成せる技。
やっぱり「役者 ✕ 脚本」は良い作品の必須条件。
無駄なシーンもなく、ぎっしり詰まってて最後まで集中して見れました。
これぞ韓ドラ。
