今日は電気を消しても
なかなか寝ない母
荒い息づかいで
興奮してるかのよう



少しして様子を見に行くと

掛け布団をはねのけて
ベットの柵に引っかけてて
枕にひいてたタオルは
丸められてて
眠れないのかなぁ
そしてしばらくそばにいたら
独り言のように
いやだね、いやだねと
言い出して
お父さんは
お母さんはもういない
とか泣きべそになり
おかあさーんと言いながら
泣き出してしまいました
弱々しい母は
昔は嫌だったけど
今は愛おしくて仕方ないです
悲しいよといえば
大丈夫だよと力強く言って
そばにいるからねと
今度は私がお母さんを守る番だからね
