はじめての秘境
秘境入門 トイレ事情
マレーシアの山小屋のトイレ、お風呂はどんなものなのか、行く前には、あまり想像ができませんでした。
なにしろ、国内の山小屋にも泊まったことがないのです。
急峻な崖、長い金梯子を登った先にたどり着いたネペンテス・キャンプ。
簡素な木造の山小屋で、1階の壁はなく、風通しが非常によい間取りになっています。
小屋というよりも、やぐらのようです。
大変な山登りだったために汗だくで、一刻も早く水浴びをしたい気持ちでした。
山小屋の1階には、トイレとシャワー室が、別個にあるとのことだったので、着替えを持ってシャワー室に入りました。
シャワー室は、海の家の簡易シャワー室のようでもあり、薄暗く、饐えた匂いが漂い、下がアスファルトのようにざらざらしていて、洗面台とシャワーのノズルが壁から出ていました。
ノズルの下方にあるハンドルをひねると、水が出てきたので、浴びると、
息が止まりそうになりました。
めちゃめちゃに冷たいです。キンキンに冷えています。
心臓がきゅんきゅんするのがわかります。
水が出てくるたびに、轟音が聞こえてきます。
ひえひえに冷えた水で頭を洗い、頭の芯から冷えたかと思いきや、体の中がぽかぽか温かくなりました。
乾布摩擦の要領でしょうか。
聞けば、川の水を、タンクに汲んでくれたもののようです。
トイレは、意外にも、水洗でした。足踏み式で、川の水が出てきて流せます。
桶があり、そこにも水が汲んであり、柄杓で下半身を洗うことができます。
もちろんですが、トイレットペーパーはありません。


