合法カジノとする闇取引

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気分よく帰国し、また源氏とミーティングしては銀行から引っ張る算段をする。










地元のクリニックとポーカーゲームBにはそこそこ顔を出すが名古屋のクリニックには顔を出さずに任せっぱなし。








新しく興した会社の書類上だけの業務もそこそこに、また韓国へ飛ぶ。








もはやカネの成る木となったカジノへ行かない手はないという頭だけである。









再びそのカジノで特別ルールにてゲームを行いドカンと打ち上げる。








私はそのルールがあるから喜んで通うのだが、明らかに客は減る一方だ。








やはり地方よりソウルや釜山で買い物なども楽しみながら遊びたいのは最もだ。







いつ行ってもガラリとしたカジノで私だけがビッグベットでフルーツを頬張りながら勝負している光景になってきた。







そして帰国時にチップを円に換えろというと、保管証にして欲しいとカジノ側が言うようになってきた。








保管証とは、預り証のことで、ウォンのままカジノに預けている証明書だ。








「なんでやねん、円で持って帰るから早く円で出せや!」








と言うと渋々小切手で渡されたりする。







「は?小切手?
なんでキャッシュちゃうねん?」






と聞くと、他の客が大勝ちしたから円が足りないと言い出す始末。










仕方がないので小切手を持って以前によく通ったカジノへ行く。





そこから車で2時間ぐらいかかるが、リムジンで送らせるので寝ていたら着く。







そしてその小切手を円に換えてくれと言うのだが、当然カジノ側は


「せっかく来られたんだから遊んでいってくださいよ」




となる。








やはり都心部のカジノは客も多いし華やかであるから面白いのではあるが、自分独自のルールでプレイできないので負ける。










へんぴなカジノで打ち上げて、小切手を持って都心部のカジノへハシゴをして負けるというサイクルが出来上がってしまった。










私自身はプラマイ0ぐらいなのだが、へんぴなカジノにしてみれば私が来る度にマイナスになるので嫌がられる。








「Gさん、もうそろそろルールを改正させてくださいよ、Gさんにはもう10億ウォンほど勝たれているから正直キツイんです。
もうイカサマするディーラーもいないし、普通のルールで遊んでくれませんか」











「あかんあかん、勝ついうてもおまえんとこいっつも小切手やんけ!
他から耳にした話では、規則として常時5千万円はカジノに置いとかなあかんらしいやないの、それ自体が違法ちゃうんか?」








「い、いや、それはいつもGさんの前に大きく勝って円を持って帰るお客様がおられるもんですから…」








「なに言うてんねん、そんな客を見たことないぞ?いつも俺以外は小さく遊んでる観光客しかおらんやんけ!
その違反にも目を瞑ってんのにゴチャゴチャ言うんやったらイカサマの件と共に当局に訴えさせてもらうで?」








まあ完全に脅しだ。








それを訴えられるとそのカジノは業務停止か許可を取り上げられることになる。









それゆえ渋々といつものルールで私からカネを巻き上げられるしかないのだ。









ある日、カジノ販促がある提案をしてきた。





要は客を紹介してくれということだ。






そしてその客が負けた金額の1割を私にバックするからという。







「そんなんいらんいらん」





と言うと今度は、その客がベットした総額の5%をバックするからどうかと言ってきた。








正直この提案には驚いた。






負けた額の1割なら分からなくはないが、張った額の5%となるとデカい。








仮に1千万円持参した客がテーブル上で勝ったり負けたり繰返しながらゲームしていたら平均のベット額は1500万円ほどになる。








その客が勝って帰ったとしても75万円は貰えることになるわけだ。








美味しいと思ったが


「やっぱりあかんあかん、もしそんな契約ごとがあると知られたら俺が嵌めたと思われる。
俺は今のスタイルでゲームできたらええから客は無償で紹介したるわ」







私がそう言うとカジノ側は喜んでいた。








そして何人かの日本人をそこのカジノに紹介してやることになった。
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