はい、こんにちは！
メリ姐でーす！
メリ姐ってこんなです
・心理アドバイザー
・東京在住（５５歳）ムスメ（２３歳）
・３０年余り、モラハラ夫と向き合う中で
心理学に出会う。
・自分自身の問題にも気づき、克服。夫と離婚
し、現在に至る。
・JADP認定メンタル心理カウンセラー資格取得
・JADP認定上級心理カウンセラー資格取得
・母親の腹膜透析、末期肺がんの父親の在宅ケア
経験から、要介護認定とサービス、終末医療、
緩和ケア病棟の事なども、わかることがある。
Special Thanks
メリ姐が小学生のころ
「野生の王国」
っていうテレビ番組があってさ
メリ姐はこの番組が大好きで
毎週欠かさず見てた！
(懐かしい〜！)
いいねぇ、、、。
今でいうネイチャーみたいな
ドキュメンタリー番組で
外国の番組を日本語に吹き替えたやつ。
チーターの狩りの様子とか
ライオン一家の一年とか、、、
めっちゃ面白かった！
メリ姐が小5か小6の時だと思うんだけど
南アフリカの遊牧民の家族に密着したお話があった。
１５人くらいの大家族で
（親戚一同って感じ？）
ヤギをいっぱい連れて
折りたたみ式の家を担いで
サバンナを移動し
いい場所があると家を組み立てて滞在し
ヤギが草を食べ切ると
また家を畳んで移動する。
まさに遊牧民！！
そこで大変なのが
ずーっとサバンナだから
水がない
水めっちゃ貴重なのよ！
その一家には
その頃のメリ姐と同い年くらい
小5か小6くらいの男の子がいた。
その男の子がヤギの世話をしている場面で
ヤギがおしっこをし始めた。
すると男の子は
ヤギの足の間に頭をつっこんで
ヤギのおしっこでアタマを洗い始めた！
びっくりしたよ！！
おしっこだよ！
くさいよなー！
汚いじゃん！
とか瞬時に浮かんだよね。
ヤギのおしっこでアタマを洗い始めた男の子は
カメラが撮っていることに気がついて
ふとカメラに視線を送った。
けど
すぐにまたアタマを洗い続けた。
ヤギのおしっこが終わると
男の子はすっくと立って
おしっこまみれのアタマと顔を
手で拭った。
拭いながら
またカメラの方を見て
「なんでこんなところを撮っているの？」
「何が面白いの？」
と言っているような
不思議そうな顔をしていた。
それを見て
ああ、そうか
と思ったんだ。
この子にしたら
これが当たり前の日常なんだ。
アタマはヤギのおしっこで洗うもの。
わたしが住んでいる
蛇口から水が出る日常が
この子にとっては不思議な世界なんだ。
そんで
日本で生まれた赤ん坊のメリ姐が
この家族にポイッと入れられて育てられたら
１０歳のメリ姐は
なんの躊躇もなく
ヤギのおしっこでアタマを洗っているんだろう。
絶対洗ってるよ。
なんの迷いもなく。
ホラホラ早くしねーと
おしっこ終わっちまうよ！！！
とか言って
弟とおしっこ取り合いで
アタマ洗ってるよ！！
人間は育つ環境で
どうにでもなる
これがど直球で
小学生だったメリ姐の
心に刺さったんだよ！
子どもの頃はちゃんと言語化なんてできないし
なんとなくそう感じているってだけだろうけどね。
今の母親に育てられたから
今の自分が出来上がった。
違う母親に育てられたら
違う自分になってる。
水道から水が出る国で育ったから
水道水でアタマを洗ってる。
水が貴重なサバンナで育ったら
ヤギのおしっこでアタマを洗ってる。
同じことだろう？
だからわたしは
良い環境で育ちたい
と思ったんだ。
サバンナより
やっぱり水道から水が出た方がいいな
と思ったなー！
小学生のわたし！
良い環境ってのは
自分がやりたいことをのびのびできる環境
これっしょ！？
この世に生まれた全員が
望んでいるはず。
自分がやりたいことは何にもできなくて
縮こまってなきゃいけない環境にいたい人
いないでしょ？！
ところがどっこい！
メリ姐が育っていた環境は
良くなかった
衣食住に不自由はなかったけど
やりたいことは反対された
やりたくないことをやらされた
嘘をつかれた
バカにされた
誰に？
メリ姐を生んだ母親に
自分がやりたいことは何にもできなくて
縮こまってなきゃいけない環境だった！！！
（なのに、のびのびと元気な子どもでいて欲しいと願う馬鹿母）
この環境はダメでしょ？
そんでメリ姐は
この環境にいたら
ツブされる
と危機感を感じて
１９歳で家を出た訳なわけ。
それでも１９年分の
母親からの呪いがかかってたからねー
しっかりと！！
（この呪いっていうのは、母親から引き継がれた「間違った前提」と「おかしな価値観」のことね）
その呪いに気が付かず
５０年生きちゃったから
まあ大変だったよ
チキショー！！
でもさ
呪いをかけられたのは１９年で済んだわけ。
これが２５年、３０年って長くなればなるほど
呪いの数も増えるだろうし
より強力な呪いになりそうだよね〜
（書いてて怖くなったよ〜！！
）
１９年で呪いの魔窟から出られたのは
サバンナの遊牧民の少年のおかげ
ありがとう
ヤギのおしっこでアタマを洗ってくれて
不思議そうにカメラを見つめる少年の目が
メリ姐の脳に
今でも深く刻み込まれたままなんだ。
人間は育つ環境で
どうにでもなる
学校や習い事
先生や友達
同じ街の人
お店やさん
母親も父親も
自分を取り巻く環境を作っているものの
一部
なんだよな。
育ててくれたから
世話してくれたから
とかって縛られがちだけど
もっと切り離しちゃってさ！環境変えて行こうぜ！！
でいいんじゃないか？？？？？
（問題発言？！
）
〈おわり〉
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