いつものようなダラダラ長文で紹介するよりも「百聞は一見にしかず」で、リンクだけ紹介してお茶を濁そうと考えました。
しかし、それではあまりにも手抜きになってしまうと思い直して、2つのシリーズの担当課である三豊市の「建設経済部商工観光課」に掲載の経緯などについて問い合わせてみることにしました。
メールでの問い合わせに対して予想以上に早く届いた返信メールには、丁寧に次のように書かれていました。要約したつもりですが、今回も長文になってしまいました(笑)
『お金をかけずに観光振興を展開したい・・・。「釣りガールに捧げる・・・」と「MITOYOヤマガアル」を始めたきかっけは、そんな想いと都市の流行をヒントに始まりました。』
「都市の流行をヒントに」
限られた予算の中で観光振興を展開したいという想いが、たまたま日経トレンディ12月号(2010年11月発売)に掲載された2011年の流行予測『釣女ギア』をヒントに始めたとのことでした。
日頃から真摯に職務に取り組む姿勢が、キャッチした情報と結びついたのだと思います。
拍手を送りたいですね。
●釣りガールについては、
『釣り場として県内随一の知名度を有す荘内半島・粟島等があり、魚種も豊富であることから、女性が釣女ファッションを披露するフィールドとしては最適であると考えられる。』
●また、ヤマガアルについても、
『市内には整備された登山道を有する山がいくつか存在し、その山頂からは瀬戸内を一望できる大パノラマの見事な景色が広がっている。
ほとんどの山が登山口から1時間以内で山頂に到達できる低い山であるから、気軽に登ることができ、本格的登山と比較して初心者・子ども連れでも取り組みやすい。』
●そして、
『手軽さ・短時間の海・山をPRすることにより、その後の食事やスイーツ等の土産ショッピングへの展開も可能である。(運動等の後は甘味!)』
『これらを総合的に考慮して、あらたな施設を設ける必要のない市内自然環境を利用しての観光振興を展開する。
なお、口コミ情報の拡散が実質の集客率がもっとも高いと考え、本市ホームページにブログ形式の情報文を掲載。
まずはアクセスヒット数の増大を第一に、掲載においてはまず最後まで読んでもらえる文章構成、週1回程度の定期的更新を目指している。
認知度を上げることが第一(知名度向上)。』
と結論付けられた「戦略」を基に展開されていることを知って感動すら覚えました。
ところで、三豊市の名所や釣り場などを広く紹介して、市内外はもとより県外からも多くの人を呼び込むことは、観光振興を目指す、商工観光課の重要な職務だと考えられますから、その「取材」は本来の職務そのものであり、当然勤務時間中に行われているのかなと考えていました。
しかし、回答メールによると、
『釣りに関しては、観光振興の一環とはいえ、職務時間に釣りをしていることは、なかなか住民の理解が得がたいと考えておりますので、勤務時間外に取材を行っています。
また、ヤマガアルに関しては、管理施設の確認を兼ねて勤務時間内に取材を行っています。
また、食べるシーンなどは、住民の方に誤解されないように、お昼の時間帯に行うなどの配慮をしています。』
と書かれていました。
合格!
「最後まで読んでもらえる文章構成」は見習わなければなりません。私の課題です。
シリーズが掲載されると、毎回ついつい最後まで読んでしまって、この戦略に「上手く乗せられ、釣り上げられた」ことになる私から「合格点」を差し上げたいと思います。
しかし、困ったことがあります。
また三豊に行きたくなってしまったことです。
「ヤマガアル」 http://www.city.mitoyo.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=6858
「釣りガール」 http://www.city.mitoyo.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=6862
