そろそろ秋を迎える心の準備をというわけで、「芸術の秋」への入り口として、京都市美術館にて開催中の『フェルメールからのラブレター展』に行ってきました。
会場の京都市美術館へは京阪三条駅から徒歩で20分ほどかかったでしょうか?いくら秋の入り口に差し掛かった京都とはいっても、平安神宮の赤い鳥居がそびえ立つ美術館前に辿り着くまでに一汗かいてしまいました。
(京都市美術館)

平日ということもあって会場は比較的空いていましたので、人の頭と頭の間から展示作品を鑑賞するという事態は免れました。1時間少々かけて、会場をゆっくり回りました。
7世紀オランダ絵画を代表する巨匠といわれる『ヨハネス・フェルメール』の今回の展示作品は、わずか3作品しかありません。
しかし、私が入手した資料によると、現存する作品数が三十数点とごく少ない彼の作品のうち、「手紙」3作品が一堂に会することは非常に珍しいことだそうです。
ワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵 ≪手紙を書く女≫と、
アイルランド・ナショナル・ギャラリー所蔵 ≪手紙を書く女と召使い≫
の2作品は再来日。
つい最近修復作業が行われたばかりという
アムステルダム国立美術館所蔵 ≪手紙を読む青衣の女≫に至っては、
本国オランダより先駆けて修復後世界初公開、そして日本初上陸!
とのことですから。(HPやパンフレットの受け売りですが…。)
同時に展示されていた、彼と同時代に活躍したピーテル・デ・ホーホ、ヘラルト・テル・ボルフ、ハブリエル・メツーといった巨匠たちの手による作品は、300年以上前の「記念写真」とか「家族写真」といった類の作品で、色調の暗いものが多かったためか、私の心に響くものは少なかったですね。
やはり、それと比べるとフェルメールの3作品は展示作品の主役の役割を果たしていたと思います。
とはいっても、心が揺さぶられるような衝撃を受けるとか、感動するといったことはありませんでした。芸術に対する私の鈍感力が成せる業かもしれませんが。
冷房が効いた美術館でクールダウンした身体には、ちょうど心地よい暑さだったので、帰りは阪急河原町駅まで久しぶりの京都の街並みをぶらぶら歩いたのですが、やはりまだまだ残暑は手強くて汗だくになって弱めの冷房が効いた電車に乗り込みました。
展覧会は10月16日(日)まで開催されていますので、「芸術の秋」への足慣らしがてら、一度足を運ばれては如何でしょうか? あまり期待しないで…(笑)
(チケットとパンフ)

