なでしこジャパンの爽やかな風が吹き抜けた日本でしたが、次は台風ですね。
台風6号は大型で強い勢力を保ったまま日本列島に接近中。これを書いている時点で、足摺岬の南付近を北上しているということです。東北の被災地はじめ各地に大きな被害が出ないことを祈るばかりですが、不気味で嫌ですね。気が重いです。
個人的には、退職前だったらもっと重たい気分だっただろうなと思っています。
どうしてかって?
前に書いたように私は大阪府の土木事務所に勤務していたからです。
それがどうした?
土木事務所では、台風のときはもちろんのこと、大雨注意報が発令された時点で「水防勤務」体制が布かれます。土砂災害や道路の冠水、河川の増水に備えるわけです。
職場によって違ってきますが、おおむね全職員を16の小班に区分。交代で任務に就きます。
大雨注意報が出ると、まず「警戒配備」体制で1小班に出動命令が下されます。
たとえば、退職直前に私が在籍した事務所には約160人の職員がいましたが、大雨注意報が出た時点で10人の職員が水防勤務に就くことになります。
そしてまず、雨量や河川の水位等、主に情報収集に当たります。
情報収集によって災害が予想される場合や「注意報」が「警報」にランクアップすると、水防体制も「第1非常配備」や「第2非常配備」にランクアップ。4分の1(40人)とか2分の1(80人)の職員が配備に就くことになり、台風に伴う暴風警報が発令されたら「第3非常配備」=全員体制となります。
昼夜・休日を問わず24時間体制ということですから、深夜に呼び出されることも度々です。
不思議と平日の夜間や金曜日の夕方、土日に発令されることが多く、とくに台風は週末を狙ってやって来るという印象が強いのです。
台風がまるで意志を持っていて、嫌がらせしてやろうとでも思っているかのようで憎たらしかったですね。
それでも、被害が出なかったらいいのですが、被害が発生するとその対応に追われて大変です。通常の勤務時間帯ならば職場に冷房が入っていますが、時間外になると冷房は切られてしまい、現地での作業を終えて汗だくになって戻って来たら職場は蒸しぶろ状態。当然、雨が降っていたり強い風が吹いていることが多いですから、窓を開けることもできません。劣悪な職場環境の中で耐えるのみ。徹夜になることも多く、一睡もしないまま翌日の業務に就くこともありました。
仕事なんだから当たり前と言われてしまえばそれまでのことですが、担当業務もこなしながらというのは辛いものです。これが何日も続くこともあって、そうなると悲惨ですね。
しかも、この水防勤務のことが、住民の方だけではなく、同じ大阪府の他の部局の職員にすら知られていないのです。
テレビに大雨注意報発令のテロップが流れたら、数十人から百数十人の府職員が、国の出先機関や市町村も同じような体制を採っていますから、それらを含めると数百人規模で公務員が動き始めていると思ってください。
水防勤務明けでヘロヘロの状態で勤務についているときに、公務員は遊んでいると言われたり、税金泥棒と罵られたりしたら余計に落ち込んでしまいます。
「減点法」ではなく、「加点法」で評価してほしいなとよく思いました。
台風接近の最中にそんなことを思い出しながら、つくづく退職して良かったなあと、つい小さなガッツポーズが出てしまいます。現職の方々から卑怯者と罵られるかもしれないという後ろめたさを感じつつ。。。
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◆私は、香川県三豊市出身のシンガー・ソングライター藤岡友香さんを応援しています。
藤岡友香さんのブログ http://ameblo.jp/tomogerogero/
※今秋ニューアルバム発売予定です
※藤岡友香さんは、昨日(7月18日)渡米されました。
本日未明(日本時間7月19日午前2時前)に現地に無事到着したそうで、2か月間滞在の予定のようですが、詳細は後日ブログで発表するとのことです。
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