10/5放送のテレビ東京「新 美の巨人たち」で

京都の福田美術館で世界初公開予定の伊藤若冲作「果蔬図巻(かそずかん)」を見ました


若冲ファンの俳優渡辺いっけいさんが美術館で保管している部屋を訪れて見せてもらうという流れでした


絵は巻物に描かれていて

野菜や果物が生き生きと横方向にリズム良く並んでいます


最近になって日本に戻ってきた「果蔬図鑑」は

1798年に描かれた「菜蟲譜」と極めて似ているということで

その1年前に描かれたこの作品は若冲作と認定されたようです


この絵は若冲が晩年に天明の大火で家も財産も失ったあとの作品で

石峯寺で生活しながら暮らしの糧にするためにこの絵を描いたそうです


少し茶色っぽい巻物にナチュラル感ある淡い色彩でリアルな姿で描かれた野菜や果物たちが

とっても元気で可愛いく生命力に満ちていて

なんだか癒されました (^_^)


10月12日から一般公開されます