2020年1月に西麻布にオープンして、あっという間に予約困難店に。
ストレートカウンターの店内は8席。
一斉スタートでソムリエールのプレゼンから。
カウンターから眺められるキッチンではお皿にテンポよくお料理が完成されていく。
ペアリングはハーフ12000円、フル18000円。
勿論ボトルでのオーダーも可能。
暖かいお出汁やスープからスタートするお店が最近はジャンル問わず増えた気がする。
いわゆる胃のウォーミングアップだけど、その美味しさに思わずにやけた。
お魚料理が多い印象もあったが、その旨味たるや。。。
焼加減も素晴らしいけど、ソースが半端なく美味しい。
いくらだけ。に見えるけど、中にはハマグリ出汁をたっぷり吸わせたカッペリーニが入っています。
そして、今回のお料理の中で一番驚いたのがアカザエビの特大サイズのレア炭火焼きに。。。
その殻も使って抽出するビスクスープ。
このビスク、塩をいれていないというが、海だけの力を体いっぱいで感じることのできるお味。
ステンレスと陶器の違いもお茶で体験させてもらいました。
リゾットは、毛ガニだったんですけど、、、
米よりカニにほうが多く、今年食べたリゾットの中ではダントツの一位!
豚肉とパプリカは辣油をきかせたソースで。一気に口の中は中華!!
トマトの抽出エキスで玉蜀黍のみの甘味を感じさせてくれたり、
魚の旨味を感じさせてくれたり・・・
とにかく「素材」を本当に大切にしているお料理でした。
但馬玄のヒレ先は、柔らかすぎて笑っちゃう。
メニューに載っていないマッシュポテト、田中農場の卵黄、そして先ほどの但馬玄で作ったデミグラスソース。
神様か?!
ペアリングを選択した人は好きな食後酒を選択できます。
私はカルバドスを頂きました。
お腹がこんなに破裂しそう。。。と思ったのは今年初めて。
それでもそこまで食べたくなっちゃう、素晴らしいお料理でした。
予約は困難ですが、チャンスがあれば是非行っていただきたいお店。
また次回、楽しみに伺わせていただきますね♪
蒼 (イノベーティブ・フュージョン / 六本木駅、乃木坂駅、広尾駅)
夜総合点★★★★☆ 4.6