こどもの

出生数減少に

歯止めが効かない。

 

 

2月27日

厚生労働省は

2023年1月-12月の

出生数の速報値を

発表した。

 

 

2023年度当初に発表した

人口推計を大きく下回る

 

 

75万8,631人。

 

5%の減少となった。

 

 

 

 

ちなみに人口推計では

2035年に76万人を

下回ると予想されていた。

 

 

信じられないスピードで

人口減少が進んでいるのだ。

 

 

〔出生数過去最少75万人.毎日新聞.20240228,朝刊,p.1.〕
 

 

一般に

様々な未来予測において

 

 

人口推計は

あまり誤差がない

と言われている。

 

 

女性がこどもを

産むのに適した

 

 

性成熟期の

人口によって

予測できるからだ。

 

 

経済や気候のように

環境や社会情勢の

影響を受けにくい

ということだろう。

 

 

 

 

ところで

出生数と同時に

発表された成婚数は

 

実に48万9,281組!

 

 

 

人口が6,800万人だった

90年前と同じ水準。

歴史的な少なさであった。

 

 

 

日本経済の状況が

芳しくない中で

 

 

「自己実現」

つまり

個人の幸福の追求が

重要視される一方

 

 

結婚や子育ての

ネガティブなイメージ

取り沙汰されている。

 

 

成婚数の減少を

食い止めるのは

極めて難しい状況だ。

 

 

 

 

そんなことを

思い巡らせているうちに

 

 

果たして

人生の目的とは何か?

を通り超え

 

 

命が創造された

目的や意義は何か?

 

そもそも何か

目的や意義があるのか?

 

 

なんて

珍しく小難しいことを

考えてしまった。

 

 

目的が見出しにくい

現代にあって

 

 

生き辛さを感じる人が

多くなっていることも

分かるような気がした。

 

 

では、また明日!

 

 

 

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