神石高原町新処理施設事業 | 後戻り不要。広島からジビエ肉の流通拡大へ

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皆さんこんにちは。2021年の猟期も始まり、毎日キョーレツな数の猪が捕獲されてスタッフ一同魚の目になりながらガーン日々追われております。


前回のブログに少し書かせていただきましたが、来年に向けて大きなプロジェクトが始まり皆さんにご報告させていただきます。



↑敷地面積1700坪すっぽんの養殖地跡


この度、備後ジビエ製作所では2022年に神石高原町で新処理施設を開業予定にしております。

きっかけは、今年から入ったスタッフの山岡さんが神石高原町の知り合いから某有名団体を紹介していただき神石高原町役場と三者で協議し開業する形となりました🙌


神石高原町は福山市より少し狭い町ですが、人口は8000人の超過疎化地域です。にもかかわらず、昨年度の有害捕獲数は1600頭と福山市より400頭も多い数字になってました。

↑神石高原町周辺の数だけでも凄い数字です。



神石高原町では有害捕獲された猪や鹿は焼却場に持って行くことが出来なくて自家消費以外は山に埋設するという処理がされていました。

捕獲されてその後に穴を掘って埋める、、、ガーン

悲惨にしんどいです。


と言うこともあり地元猟友会が行政に処理施設の設置を求めてきていましたが、行政としては処理施設を設置するのは簡単ですが売り先など運営面に課題がある為設置を見合わせてきたようです。

(行政主体のジビエ肉処理施設で黒字運営ができているのは、数件しかありません)

そこで私達にお話しを頂いたという形です。


備後ジビエ製作所では昨年度400頭強の個体処理を行ってきましたが更に個体数を増やして事業拡大をしていくのが自社にも地域にも有効だと考えています。



↑現状販売しているペット用パラパラミンチ


神石高原町での処理目標頭数は神石高原町や近隣市町村からの持ち込みで鹿、猪合わせて1500頭ほどを予定しています。

そうなれば、美味しいに決まっている個体は食肉に回せることができ食肉のレベルは確実に上がり、残りの個体はペット用となり幅広く有効活用ができるのではないかと考えています。


また新着ありましたらご報告します。