こんばんは三日月


兵庫県の高校で生物の教師をされている 原 実男先生のお話しを聞かせていただきましたキラキラ


会場のホワイトボードには、染色体を模ったマグネットが用意されていて、
いったいどんなお話なんだろう・・・はてなマーク目とドキドキ



1時間半のセミナーの内容は大きくふたつに分かれていて、

まず一部では、生物学的に私たちが生まれるときに起こる染色体の組み合わせは約64兆通りで

つまり、祖先をずっとさかのぼっていくと、全人類は必ず共通の祖先にたどり着くのだということでした。

そのように考えた場合、さて簡単に人と人が憎しみあったり、
争いあったり出来るのだろうか!?と、問いかけられました。


原先生は、ご自身が最初に赴任した「病弱養護学校」で

一日一日、死へ向かって生きている(生きていた)子どもたちと過ごした経験から、

このような授業を始めたそうですキラキラ



次に、二部では、「生きる力」についてのお話しがありましたキラキラ




同じような、つらい経験をしても、ある人は心身に不調をきたし、
ある人は良好であったというイスラエルの調査を踏まえ、その人たち(苦難の中でも心身ともに良好だった人たち)に共通していたことに着目したそうですメモ


そこには、3つの要素

1、困難が生じたときに、負担として出なく、チャレンジの対象として捉える確信。

2、自分に起こる出来事は、秩序があって、予測できる確信

3、困難な出来事でも、自分や自分を取り巻く資源を使って乗り越えることが出来るという確信。


それには、子どものころの経験がとても重要だということでした。


まず、最初に自分が無条件に甘えられるという経験・・・


その経験の次に、もし、甘えられる対象がない場合に、自分でなんとかそれを克服する努力をし、成功体験をする、というようなものでした!!


その負担が重過ぎても軽すぎてもいけないとのことでした。


親や先生が、なにかあったときに子どもたちがもがき、成長する過程を見守らずに

すぐに解決策を提案してしまったりすることを、問題視されていました。




今日の原先生のお話しを聞き、子どもたちにこの感動をシェアしたい~~ラブラブ
と真っ先に思った私でしたが、

これをそのまま伝えた所で、「ふ~ん。で!?」となる
であろう、自分の表現力の限界を感じましたあせる


ただ、親である私自身が、命の尊さを再認識することで、

子どもたちに対しても、周囲の人たちに対しても言葉を選んだり、行動が改まると思うので

この思いは間違いなく子ども達にも、関わる人たちにも伝わるだろうと「確信」した今日でしたクローバー











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