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食べ物には注意が必要だにゃ！
最近、どうも胃の調子がよくないので、消化器内科を専門にしている弟に相談させてもらいました。
夕方になると、胃がしゅわしゅわしたり、お腹がはる感じがあること、食欲はあるが、脂が多いともたれること。
このことを相談しました。
考えられる病気としては、ピロリ菌感染（多分１度も検査していません）、慢性胃炎、萎縮性胃炎と、もう１つはSIBOという病態でした。
弟から聞いて、はじめて「SIBO」という病気を知りました。
SIBOとは
SIBO（シーボ、Small Intestinal Bacterial Overgrowth、小腸内細菌異常増殖）とは、小腸で細菌（バクテリア、bacteria）が異常に増えすぎることによってお腹の張りやゲップ、胃酸の逆流、下痢や便秘など多くの不調をひき起こす病気のことです。これはまだ新しい病気の概念で2020年に入ってから、その診断基準の設定に向けてさまざまな研究がおこなわれるようになってきました。
（国立消化器・内視鏡クリニックHPより引用）
症状としては、ゲップやおならが増える、胃酸が逆流する、お腹がはる、下痢便秘を繰り返すといったことが言われています。
小腸は、お薬や栄養の吸収を行う器官ですが、通常、腸内細菌はいない臓器です。
ところが、胃酸の減少やストレスなど様々な要因で、小腸で腸内細菌が異常に増殖してしまうのがSIBOです。
どういった食事がSIBOになりやすいかというと、いわゆる、”腸活”といわれている食事でした！
食物繊維（ごぼう、きのこ、さつまいも）、ヨーグルト、納豆などの豆類、はちみつ、牛乳、ミルクチョコレートが高FODMAP食といわれています。
加えて、高FODMAP食は、小麦を多く含みます。
ラーメン、パスタ、パン、うどん、ソーセージ・・・
そして、フルーツでは、一般に体によいといわれる、りんご、桃も含まれていました。
なんと、、、好きなもの、よく食べるものばかり・・・
反対に、低FODMAP食は、白米、玄米、１０割蕎麦、ピーマン、ナス、トマト、魚介類、肉類、豆腐、バター、緑茶、イチゴ、バナナでした。
胃もたれに加えて、先週、慢性的な体のだるさが気になって、自分の採血をしてみたら・・・
ビタミンB12が欠乏していました！！
倦怠感は、更年期障害ではなかったのでした😂
ビタミンB12が欠乏すると、疲れやすい、手足のしびれ、重度になると貧血、などが認められます。
食事には注意しているのに？？と思っていたら、これも、腸内細菌が異常に増殖すると、炭水化物やビタミンB12を大量に消費するそうです・・・
こわっ！！
そういうことだったんだと、ものすごく納得しました。
倦怠感はビタミンB12欠乏、その原因が、SIBOという病気だった可能性があること。
意識していたわけではないのですが、私の食生活は、食物繊維、炭水化物（おもに小麦）が多め、また、ヨーグルト、牛乳が好きでとってました。
弟に教えてもらったように、食生活を見直すこと、場合によっては、抗菌薬を処方することにしました。
専門医に相談できて、本当に助かりました、さすがでした。
健康な人が、腸活をするのは問題ないのですが、私のように、胃酸が少ないとか、ビタミンB12が欠乏するほどの状態になっている人は、発酵食品や食物繊維を減らさないといけないと実感しました。
同じような症状がある方は、どうぞお気をつけてください😊