超クソゲーまとめ「DQMJ2プロフェッショナル」 | 魔導神ホイの神話

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魔導師ホイの大冒険-究極のクソゲー

2010年4月28日に発売された「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2」の続編。
今作は約1年後の2011年3月31日に発売された、ドラゴンクエストシリーズ初のマイナーチェンジ版。


キャッチコピー
大好評を得て国内累計約130万本を出荷した『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』がグレードアップして再登場。
この『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』は、
基本的なストーリーはオリジナル版をベースとしながら、
モンスターの育成を極めるための内容が大幅にパワーアップしました。

シリーズから人気のモンスターがさらに100体以上追加! 新たな特技や特性も加わったほか、
配合システムも自分のお気に入りモンスターを最強クラスまで育て上げることができるなど、
"プロフェッショナル"向けに進化しました。

さらに、本作では、ストーリー後に新たな冒険マップを追加! オリジナル版を極めた方でも、再度楽しむことができる要素が盛りだくさんです。

すれちがい通信もパワーアップ
オリジナル版同様、インターネットによるリアルタイム通信対戦や、全国規模のランキングバトルも充実。
さらに、好評だった「すれちがい通信」は、一度に最大3人まですれちがいができるなどパワーアップ。
さらに、本作ではオリジナル版とのすれちがいも可能! ニンテンドーDSを2台使うことで、
オリジナル版で育てた自分のモンスターを「プロフェッショナル」でスカウトする、などのテクニックも使うことができます。


主な変更点
・新マップ「ピピッ島」追加。
・新モンスターを124体追加。これに伴い、モンスターの分布と配合の組み合わせを変更。
・中には本作には野生で登場せず、オリジナル版と通信しないと入手困難になったモンスターもいる。
・クリア後はF~Dランクのモンスターの強種族も野生で登場する。
・既存モンスターの能力の上限値、耐性、特性を変更。系統ごとのモンスターの弱点などの傾向ができた。
・タイラントワームの体色を変更。
・平原の闘技場の入口のスライムがいなくなり、すぐ闘技場に入れるようになるなど、冒険が進めやすくなった。
・新アイテム、武器を43種追加。これに伴い、一部の宝箱の中身を変更。
・新スキルを55種、新特技を33種、新特性を53種追加。
・スキルで習得できる特技や順番、スキルの生成に必要な条件が変更された。
・特技スキルの成長が減少した(例:メラ&バギ→メラ&バギ2→メラ&バギ3、メラ&バギ→最強メラ&バギ)
・既存の特技の効果を一部変更。主に対戦において強力な特技は効果が弱くなり、消費MPが増加した。
・既存の特性の効果を一部変更。「メガボディ」「ギガボディ」は無くなり、「メガボディ ○回」などに変更された。
・戦闘で系統ごとに決められた条件を満たすとテンションが1段階上がる「系統テンションバーン」が追加。
・戦闘中、使用した呪文の効果が高まる「呪文会心」が出るようになった。
・作戦「いろいろやろうぜ」は「せんりょくうばえ」と「サポートたのむぞ」に分けられた。
・テンションダウンの効果が追加。通常の状態のモンスターにが発動すると、マイナス段階に下がるようになった。
・世界モンスター選手権は「最強マスター選手権」に名称を変更。仕様も一部変更された。
・スカウトゲージの%に小数が追加。これにより、0%は無くなった。
・メタルチケットの仕様が変わった。その場で使うとすぐにメタルエリアにワープできる。
・ぷちメタルのスカウトが禁止になった。
・メタルボディ系にハンデが付いた。ライトメタルボディは消費MPが2倍、メタルボディは3倍などと。
・オムド・ロレスの天使のきまぐれによるバグフリーズが解消された。


批評
しかし、このゲームは比較的に不評であった。発売前からでもクソゲーフラグが立っていた。
今作のキャッチコピーは「DQMJ2を大幅グレードアップ!」とのことだが、
明らかにオリジナル版(通称:無印版)の方が遥かに良かったという声が多い。
しかも、無印版は累計126万本であるに対して、プロ版ではその半分以下の約60万本程度。

主に不評だった点。
・いきなり○○○などのめんどい特性(光あふれる地での時間ロス)
・ダメージ増ボディや自動MPダウンなどの新特性追加
・相変わらず8のモンスターが多い
・最強マスター決定戦のサーバートラブル多数
・ザオリク・ベホマズン・疾風突きなどの威力がさらなる劣化
・PVとはいえ、ギガクロスブレイクの威力が明らかに違いすぎる。完全にサギ
・ぷちメタルスカウト禁止。これによってメタルキング作成に非常に辛い。
・普通と強のモンスターがまばらに登場すること。しかも調整できない。それによって配合が変わってしまう。
・S&SSランクの大半が強者のよゆう付き
・戦闘仕様がFFのパクリみたいで嫌だ。ドラクエ特有のモードにしてもらいたかった
・これは俺の中の話しだけど、プラチナキングをまた出さない
・AIが無印の時よりはるかに馬鹿
・無印がないと手に入れられないモンスター(モーモン、メタルハンターなど)
・Aランク以下の全モンスターを強・最強を経てまでの作業ゲー
・相変わらずの捨て身→ラウンドゼロの対策無し(ゼロの衝撃の使えなさは異常)
・戦略を無視した強い運の要素
・相変わらずのメタルゲー(素早さ(回避)守備が高すぎでメタルキラーが空気)
・Mサイズ以上の火力ががおかしい(しかも1~2回行動)
・判定が無茶苦茶(あと1ターンあれば倒せたのに負けた、理不尽極まりない)
・ブレイクのせいでガード+が空気
・一部のモンスターの強烈なエコヒイキ(行動早い+ブレイクorキラーor常にアタカン+高ステ)
・新モンスターの8割が非鳥山デザイン。新モンスターが変なダサイのばっかり
・原作無視の魔王よりも強い最強モンスター達(特にダークドレアムやゾーマ)
・無印より完全なテンプレ(天馬+ゲモンorピサロ、はぐキン、ジョーカー、カルゴ)
・チート蔓延の世界選手権(それ故にデータ故障のしやすさ)
・↑相変わらずデータ壊の頻度が改善されていない
・変なタイミングで切れる見知らぬ対戦(しかも敗けがつきタイトルに戻される)が切れる


結局はテンプレパーティ化
特殊配合以外で出来るモンスターはカスばかり。使えるのは数える程度。
どんなモンスターでも『最強』まで育てられると書いてあるが、上限値によって使えないモンスターも多い。
何がどんなモンスターでも"最強"に育てられるだ・・・
最強配合で本当に強くなれるのはゲモンやれんごく天馬などの一部のモンスターだけじゃねーか。

結果、世界マスター選手権でもれんごく天馬+ゲモンのパーティばかりである。
最強にしたスライムやドラキーは結局、上限値とかの問題で選手権には不向きである。
最強まで進化したところ、テリワンやイルルカみたいに全ステータスを999にすることができない。
最強進化したことでメラ系無効などの耐性を持つのもいるが、DQM2みたいに配合する度に耐性が上がったりはしない。


強・最強種族について
無印版ではスライム・モーモン・ドラゴン等の一部のモンスターだけが強化配合できる仕組みだったが、
プロフェッショナル版ではAランク以下の全モンスターを強・最強までに進化できる新システム。
F~Dランクは強を経て最強、C~Aランクは強を経なくてもそのまま最強にできる。
一見楽しめそうな要素ではあるが、実はただの作業ゲーに過ぎない。

また、同じ種族であっても、シルバーデビル・強シルバーデビル・最強シルバーデビルは内部的には全く違う。
強・最強とかではなく、色違いとして出せば良かったのではないかと思われる。
最強にしたところで、見た目が変わったりはしないので地味に終わってしまう。
それならば、強・最強のシルバーデビルなら、デビルロードやグランバズズを登場させた方がいい。


難易度が高いというより、全てのバランスが糞!!
上記にも書いたように、Mサイズ・Gボディの火力がダメ。Mサイズは2枠もとってるのに1~2回と不安定。
今作のほとんどのモンスターの上限MPが何故か600止まりである。これによって、
消費量が激増したベホマズンやザオリク(その上威力まで無印より弱体化)ですぐガス欠になってしまう。
さらに、デメリット特性である「自動MPダウン」「消費MP×2」が付いてたらたまったものじゃない。
これも"プロフェッショナル"たる難易度というべきなのだろうか・・・
俺から言わせれば「ただ難しくすればいいと思ってるの?」と思った。
難易度の高いゲーム(トルネコ3や別ゲームのデスグレムリン等)はいくつかあるけど、
そういうゲームはその難関を乗り越えてこそのやり甲斐があるものだが、このゲームにはそういうのが全くない!


コレクターには不向き
無印版からプロ版は仲間になるモンスターが124種が追加され421種となった。
(強種族148種と最強種族317種を加えると合計で886種のモンスター)

にも関わらず、預かり所に預けられるモンスターは無印版と同じ100匹までである。
これでは色々なモンスターをコレクションしたいプレーヤーには不満足100%だろう。
1ロムでは預かり所のスペースが足りず複数ロムではモンスターの移動ができなく不便。

しかも、Sランク以上はロムの移動(交換)ができないという制限がある(せめてSランクまでは移動しろよ…)
今まで無印版でやってきた苦労は何だったんだ…と思わざるを得ない。

ついでに言わせておくと、本作の新登場モンスターも数体登場しているが、
モンスターデザインのネタ切れなのか、魅力も全く感じられないし、どれも格好悪い!
これでは、とても大人向けのゲームとは思えない。


モンスターの差別化
今回のモンスター(特にS・SSランク)は「強者のよゆう」「オロオロ」などのデメリット特性が付いてある。
無印版の選手権用のテンプレパーティであるキラーマシン2、おにこんぼう、ダークドレアムが弱体化。
ダークドレアムはなんと「強者のよゆう」が付いてしまったのだ。ドレアム好きのプレイヤーから怒りを買ったという。
ドレアムに限らず、魔王ジェイムやガーディス等のカッコいいモンスターに限って、このデメ特性付きが多い。
俺の中では、魔王ジェイムがドラクエで一番好きな魔王だというのに・・・


キラーマジンガで客を釣っている
ぶっちゃけ、このゲームの宣伝どころは「キラーマジンガ登場」である。
キラーマジンガはDQ屈指の最強を誇る超人気中の超人気モンスター。
元々、俺はこのプロフェッショナルを買うつもりはなかったのだが、キラーマジンガが出ると聞いて買った。
キラーマジンガが登場しなかったら、このゲームは一体どうなっていたことだか・・・


ほとんどが弱体化
今作では、しっぷうづきをはじめとする、
前作で非常に重要であったザオリク・ベホマズン・メタルボディなどの仕様が予告なく変更されている。
そして、空裂斬など強力な特技が追加されている。スキルに限らず、旧来のモンスターの能力も大幅に変更。
もはや別スキル&別モンスターなので、完全に別ゲーと言っていい。

しっぷう突きが弱体化したため、これをコンボとするラウンドゼロを使うプレイヤーはいない。
それによって、ゼロの衝撃が完全にゴミである。

1と2の違いならまだしも、無印と改良版の違いでコレをやられるとプレイヤーはたまったものじゃない。
苦労して見出した最良解ともいうべき、モンスター、スキル、チーム、これらが音もなく崩れてゆく・・・。
ゲームバランスというのはゲームの命といってもいい、むやみにさわってはいけない所を完全に崩壊してしまった糞変更。


個人的な感想
大のドラクエ好き(特にモンスターズシリーズ)の俺でも、これだけは本当に擁護の余地がない・・・
俺が思ったことは、まだ発売前なのに追加モンスターや追加ダンジョン等を紹介しすぎ!これじゃ全く楽しみがない。
もしかしたら、この他にさらなる裏ダンジョンやイベントがあるのかと思いきや・・・全くなかった。
やり込み要素など実質皆無。やり込み要素というよりただの作業ゲー。
「やり込み要素」という点では、ドラクエ10の方が遥かに頑張っていると思う。

言い方悪いけど、ただの駄作。前作からなんの進歩もないし、いわゆる糞ゲーとしか思えない。
というか、このゲームの出来はクソゲーで済むレベルなのだろうか?
またさらに悪い言い方をするとワゴンゲームとしか言いようがない・・・

ゲームとしての面白さは無印版より遥かにつまらない(前作のイメージぶち壊し)
無印版どころか、DQMJ1の方が神ゲーに思えるほど。
無印版もあまり良くなかったけど、プロフェッショナル版のはとにかく酷い!

俺的に星5つ中0つ(評価不能)。

よってドラクエとしての価値は0。それ以前にゲームとして完全にオワコン。
無駄に金を取られるだけで、面白みが全くない。買ってホント損した。