● 不登校やひきこもりの背後にある家族の問題に思うこと
こんにちは＾＾ 野田祐佳里です。
このところ秋の気配が感じられるほどに涼しくなりましたね。
お子さんの問題に悩む、カウンセリングのクライアントさんや
講座の受講生さんのお話を伺っていると、
お子さんが親御さんにとって、問題と感じる行動をしてくる時、
同じようなことを親御さん自身も無意識にやっていることがあります。
例えば、
お子さんが同じ家に住んでいるのに、家族を避けて生活し、
家族が寝静まった時間に食事や入浴などを済ませるという
場合があるとします。
お子さんがそのような行動をして、
親御さんが家族の会話ができずに寂しいと感じるとしたら、
親御さん自身も、家族間のトラブルをきっかけに、
ご自身の親と何十年も音信不通になっているなど、
ご自身の親にも同じような思いを感じさせているということです。
例えば、子どもの頃に両親の仲が悪くて、お母さんの味方になって、
理解のないお父さんは敵とみなした場合だと、
ご自身がお父さんを扱ったように、自分も扱われるとか、
お母さんと同じように理解のない旦那さんと結婚し、苦労するとか、
そのようなパターンが多いです。
このあたりの仕組みが分かりにくい方は、
こちらの本を読んでいただくと、ストーリー仕立てで分かりやすいです。
私達は、自分がやったことについて相手がどう感じるかは
なかなか分からなかったりするので、
やったり、やられたりと両方の立場を経験して学ぶ仕組みが
どうやら意識のエネルギーの仕組みにあるようです。
ですが、わだかまりがあったり、理解し合えないのが当たり前で、
そのままでも特に問題ないからと、
重い腰を上げずに、そのままにしておくと、
必要なタイミングで、お子さんが問題行動として教えてくれることがあります。
本格的に調和や軽やかなエネルギーの風の時代になっていく中で、
わだかまりの重苦しいエネルギーは馴染まないので、
感受性の強い、新しい時代の気質のお子さんが、
苦しい思いを問題行動として、表現しています。
このように、子どもの問題の根本にある私達の課題がクリアになると、
子どもは問題行動として、親に知らせる必要がなくなるのですね。
すると、子どもは家族の問題を知らせる役目から解放されて、
自分自身の進みたい方向に進めるようになります。
UMIで取り組んでいるのは、
問題行動を起こすお子さんをどうにかするのではなく、
根本にあるネガティブな思いや感情に向き合う、解消する
ということです。
問題の渦中で苦しんでいる時は、
なかなかこのように思うのが難しいかもしれませんが、
この子は、私達に何に気づかせようとしているのだろう
という視点になると、問題解決のヒントが掴みやすくなりますよ＾＾
不登校・反抗期のお悩みを解消するカウンセリング
