映画鑑賞 2014年総括! | そんなことより恋をしろ

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『映画を観るよりもお前は恋をしろ恋を』
…そんな感じのブログです。

 さて、迎えました2015年。あらためまして新年明けましておめでとうございます。
 2015年となった今年もますますの映画鑑賞をして、本ブログに駄文を上げランキングをセッセコと作っていこうと思っている所存でので、ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
 そんなわけで、まずは昨年2014年の映画鑑賞総括をしておこうと思います。

1.映画鑑賞本数

   173本 (前年:161本/前年比:+12本)

 【内訳(年代別)】
   2014年公開作品:108本(前年:82本/前年比:+26本)
          その他:65本(前年:79本/前年比:▲14本)

 【内訳(媒体別)】
           劇場:79本(前年:56本/前年比:+23本)
           DVD:41本(前年:43本/前年比:▲2本)
       テレビ放映:52本(前年:62本/前年比:▲10本)
       その他:1本(前年:なし/前年比+1本)

2.『シネマ報告書2014』について

 2014年もたくさん観ましたね~
 2014年公開作品については、「『シネマ報告書2014』の掲載にあたって」に記載する方針どおり、劇場とDVD/BDレンタルを併用した鑑賞を実施してきましたが2014年は劇場に足を運んだ回数が23本増の79本。ほぼ週二で映画館に通ってましたから思えばよく通いましたよほんと。

 2014年公開作品の総括としては、非常に面白い映画が多かった、まさに大豊作の年であったといえます。
 2014年はとにかくベスト10本に絞るのが難しかったですね。「これをランキングから落とすのはもったいない、忍びない」という作品が多々ありました。まあ、若干評価過多な部分も無きにしも非ずですが、それでも2014年は良作揃いだったと思います。


(1)ベスト作品


  1位:ザ・レイド GOKUDO ★★★★★
  2位:ダラス・バイヤーズクラブ ★★★★☆
  3位:プリズナーズ ★★★★☆
  4位:超高速!参勤交代 ★★★★☆
  5位:新しき世界 ★★★★
  6位:闇金ウシジマくんPart2 ★★★★
  7位:猿の惑星:新世紀<ライジング> ★★★★
  8位:紙の月 ★★★★
  9位:ドラッグ・ウォー 毒戦 ★★★★
 10位:チョコレートドーナツ ★★★★
  次点:それでも夜は明ける ★★★★
     東京難民 ★★★★ 
     イコライザー ★★★★


 2014年のベスト1はなんと言ってもインドネシア初のバトルアクション『ザ・レイド GOKUDO』ですね!
ザ・レイド GOKUDO

 前作『ザ・レイド』も良かったんですが、今回はそれをさらに発展させた血みどろのハイテンションアクションで大興奮させられました。瞬きするのも惜しいくらいの格闘アクション、これだけ興奮したアクション映画はジャッキーの『酔拳2』以来です。こんな映画はもう見れないだろうな~と思っていた手に汗握る格闘アクションがまた観られたことがとてもうれしく感じます。

 続いて、ベスト2となるのが『ダラス・バイヤーズクラブ』ですね。
ダラス・バイヤーズクラブ

 法律を破ってでも生きるという主人公の執念と執着が熱く伝わってきた、生きることについていろいろと考えさせられた作品でしたね。マシュー・マコノヒーの熱演ぶりも素晴らしかったです。

 そしてベスト3は、隙がないサスペンスの傑作『プリズナーズ』です。
プリズナーズ

 これはとにかく、練りに練った脚本というのがとにかく伝わってきて、ドゥニ・ヴィルヌーヴという非凡な才能を持った映画監督を知ったという意味でも意味のある作品でした。あ、でも『複製された男』は微妙だったかな~

 ついでにベスト4、これも言っておきたい愉快痛快の時代劇エンタテイメント『超高速!参勤交代』!
超高速!参勤交代

 2014年の日本映画がちょいとダメだったと思っていた中で、楽しませるというスタイルに徹した「これぞ日本映画のエンタテイメント!」と言える面白い時代劇でした。もうちょっとヒットしてもよかったのにな~

 そんなわけで2014年のベストがこの4作品。その他、アジアノワールもの『新しき世界』や『ドラッグ・ウォー 毒戦』なんかは、陰気で泥臭いアジアならではの犯罪もので面白かったし、日本映画の『闇金ウシジマくんPart2』『紙の月』なんかは期待しなかっただけにことのほか面白かった作品です。
 そして、なんといっても『猿の惑星:新世紀<ライジング>』は、前作をさらにパワーアップさせ、それでいてさらに哲学的なテーマ性を持ったSF作品でしたね。21世紀のSF映画の傑作とも言うべきではないかと思います。

 そのほか、泣く泣くベスト・次点から落としてしまったものの、相変わらずの井口節が炸裂した『ヌイグルマーZ』や、仲間・阿部コンビの最期の雄姿『トリック劇場版 ラストステージ』、さすがのクリストファー・ノーラン『インターステラ―』や、予想外の展開『LEGOムービー』などなど、面白い作品がとにかく多かった年でした。
 個人的には『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』は最高に楽しめたバラエティ作品ですが。


            
(2)ワースト作品

  1位:渇き。 ★
  2位:ルパン三世 ★☆
  3位:寄生獣 ★☆


 2014年のワースト1は、もうこれしかない、『渇き。』以外に考えられないです!
渇き。

 本作は先に発表しました2ちゃんねるのベスト&ワーストでも堂々のワースト1ということで、待望の中島哲也監督作品だっただけにガッカリした人たちも多かったのではないでしょうかね。ただただ騒々しいだけで何にも伝わってこない、空回りの映画でした。

 ワースト2は、もう前評判からダメダメな空気がプンプンと漂っていた『ルパン三世』でしょう。これだけ清々しいくらいの駄作を作ってくれると、逆に愛着が・・・やっぱり湧きません。ルパンは実写化してはならない題材のひとつですね。
ルパン三世


 ワースト3はやっぱり『寄生獣』ですかね。これは原作をよく知っていただけに、その良さがまったく映像に生かされていなかったということです。
寄生獣


 そんなわけで、ワーストは全て日本映画だったという2014年でした。もっとがんばれ。


3.その他鑑賞作品

 2014年公開作品以外にも、レンタルやTV放映等でいろいろと映画を観ましたが、その中でも『凶悪』がなにより強烈に印象に残っています。僕はなぜ本作を劇場で観なかったのかとても悔みました。それくらい強力で奥が深い映画でしたね。
 そのほかに、ネットでちと話題になっていた『バイオレンス・レイク』(劇場未公開作品)も印象的。ネットでは「最悪の鬱映画」と称されていた映画で、興味本位で観てみた次第です。それほどの強烈さは僕には感じませんでしたが、確かに後味は悪かったです。
 まあでも、過去作品にはあまり手を付けなかった2014年でしたかね。おかげで、HDDレコーダーにはまたパンパンに映画が埋まってしまったので、2015年はまずそれを処理していくことですね。


4.2013年の抱負

 以上が2014年の映画鑑賞総括でした。
 というわけで、2015年も充実した映画ライフを過ごすべく、未だ観ぬ名作・傑作を貪欲に探し続けていく所存です。

以上





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