■ インドが斑尾にやってくる!
2010年10月23日(土)・24日(日)@長野県飯山市斑尾高原
Dr Chandrakant Sardeshmukh (Dr チャンドラカント・サルデシュムク) : sitar (シタール)
Jitendra Kumar Swain (ジテンドラ・クマール・スワイン) : mardala, table (マルダラ、タブラ/打楽器)
Saroj Kumar Mohanty (サロジ・クマール・モハンティ) : vocal (歌)
【料金】 大人 3,000円 (当日:3,500円) 小中高生 1,000円
6才からインド古典舞踊を学ぶ。11才の時、Smt. Swapna Sundari(スワプナ・スンダリ)のグループ・ダンスで踊り始め、19才でオディッシー舞踊を学び、2000年からソロダンス公演を行う。
通常のオディッシー舞踊より踊りが難しく、力強い形をとった Guru Surendranath Jena (スレンドラナト・イェナ)に師事。動きというものが抽象ではなく、人間の感情から生まれ形作るという信条から、踊りの感情と動きの両方を合わせるのが特徴。2006年、インド文化関連協会アーティストとなる。インド、イギリス、フランス、イタリア、日本で公演。
ジャーナリスト、小説家としても活躍。1999年の処女作「Smell」は、ゲランの調香士ジャン・ポール・ゲランにより、ゲラン賞を授与された。
Dr. Chandrakant Sardeshmukh
(Dr. チャンドラカント・サルデシュムク)
4才からシタールを始め、8才からインド伝統音楽の神様と言われるラビ・シャンカールとミセス・アンナプールナデヴィのもとで、13年間修練を積んだ高弟で、卓越したテクニックを持つシタール奏者。日本、ドイツ、オーストラリア、アメリカで、公演を行う。1991年より来日。日本では、名古屋、東京、京都、奈良などの公共施設、学校、寺などで大小数百回以上の演奏を行なっている。一方、学者としてプーナ大学で「インド音楽におけるサーマヴェーダ的基盤」の論文でサンスクリット語の博士号を取得。インドの伝統文化や芸術様式を日本のみならず世界中に振興するために精力的に活動している。
Jitendra Kumar Swain (ジテンドラ・クマール・スワイン) インドから来日
Saroj Kumar Mohanty (サロジ・クマール・モハンティ) インドから来日
関連イベント
◆インド紅茶教室 「インドを愉しむチャイパーティー」 講師:原 夕美
(ティータイムコーディネーター)
10/23(土)14:00~15:30 料金:2000円 場所:山の家 定員:25人 最小催行人数:8人 申込締切:10/19(火)
インドは、世界一の紅茶生産国。そして世界一の紅茶消費国。日常的に紅茶を飲んでいるんです。
そんなインドの紅茶事情とチャイの作り方を習った後は、サモサをいただきながらの「チャイパーティー」!
なんと、お土産つき(チャイ用の紅茶)!
講師の原夕美さんは長野市在住。
「紅茶のある暮らし」をテーマにした Cosy&Rosy を主宰。ご自宅のサロンで、紅茶教室を開いています。
◆ヨガとオデッシーダンスワークショップ 講師:ラディカ・ジャー(オディッシー舞踊家)
10/24(日)9:00~10:30 料金:2000円 場所:山の家 定員:20人 最小催行人数:4人 申込締切:10/22(金)
ラディカ・ジャー自らが、日常やっているヨガと、オデッシーダンスの基本動作を伝授します。
初めての方も大丈夫です。動きやすい服装で、おいでください。
◆斑尾高原カレーフェスタ
10月22日(金)~24日(日)
斑尾高原内のレストラン、ペンションとのコラボレーションで、げーじゅつ祭の期間中開催。
斑尾高原音楽村主催イベントに参加+フェスタ参加レストランでカレー料理を注文 ⇒ インドのお土産をプレゼント
参加施設:
斑尾高原ホテル(ティーラウンジ )、レストラン・バーJazzy 、レストラン ルドルフ 、
プレゼント引き換え場所:
・山の家2F 斑尾国際音楽村/インド文化村
・参加施設 (ただし数に限りがあります。その場合は、山の家2Fにおいで下さい)
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インドとオリッサ州
インド共和国は、世界第7位の面積と世界第2位の人口(約12億)を持つ大国。5千年の歴史を誇り、多様な言語、宗教、文化を持つ民族によって構成されている。首都はニューデリー。多くはヒンドゥー教徒で、身分差別であるカースト制度の影響は今でも残っているが、近年、最も目覚しいIT産業の発展を遂げている国でもある。
オディッシーが生まれたオリッサ州は、インド東部、ベンガル湾沿岸に位置し、世界遺産スーリヤ(太陽)寺院など無数の壮麗な寺院遺跡で知られる穏やかな古都。ダンサーが身に纏う衣装や装飾品は、曲線的な絣が特徴のサリーや透けるほどに繊細な銀細工など、オリッサ手工芸の粋が集められ、その詩や音楽とともに高い芸術性を誇っている。
オディッシー舞踊と音楽
オディッシー舞踊は、オリッサ州で千年の昔に生まれたとされ、インド八大古典舞踊のうちでも最も古い舞踏。ヒンドゥー教の神殿内でのみ踊られたために20世紀まで大衆の目に触れることがなかったという幻の巫女舞。あたかも寺院の舞踊彫刻が動き出したような優美で神秘的な動きから、「生きた彫刻」とも呼ばれている。踊りは上半身の動きと下半身の安定を基本としているが、ラディカ・ジャーは、「ゆっくりとしたフォームのシフト」を取り入れた新しい形を追求している。その結果、より即興的な踊りを生むスペースが生じ、身体全体の動きが増え、身体の動きがいつもあり、決して静止しないというスタイルを生み出した。より多くの力とバランスを必要とするオディッシーとなっている。
オディッシーの音楽は、インド古典音楽をベースにしているが、土着の民俗音楽の影響を強く受けている。本公演での音楽は、オディッシーのためにつくられているが、ラディカ・ジャーのスタイルに呼応して、より即興的な部分を取り入れている。
斑尾高原リゾート
長野県の北端、新潟県との県境にまたがる斑尾山の北東側の山麓に広がるオールシーズンリゾート。標高約1000mの高原には、100軒もの個性あふれるホテルやペンション、ショップが点在する。冬は毎年3~4mという豊富な積雪量に恵まれるスキー場として、夏は平均気温22℃の避暑地として、また近年はグリーンシーズンにさまざまなアウトドアスポーツや自然体験、トレッキングなどを楽しむ人たちで賑わう。山麓に広がる森、そしてところどころに点在する湿原や湖沼は、多くの野生動物や山野草の宝庫で、四季折々に目を楽しませてくれる。
斑尾高原げーじゅつ祭
毎年、斑尾高原の紅葉の最盛期に開催され、今年で16回目になる。斑尾高原内に点在するペンションやホテルがアートギャラリーになり、散策しながら、ゆったりとした空間の中で、個性あふれる50人あまりの作家の作品を鑑賞、購入することっができる。
斑尾高原国際音楽村
音楽や文化を通した国際交流と地域振興を目的として、2006年にスタート。「世界が斑尾にやってくる」シリーズの斑尾高原で開催する主催ライブは、今回が5回目となる。これまで、ペルー、ボリビア、キューバ、フィンランド、ノルウェーの民族音楽アーティストを招聘。美しい斑尾の季節や自然環境と調和した民族音楽は、世界中のどこでも聴けない、斑尾だけのものもの。