勝浦沖でのブタ祭り ☆勝浦 初栄丸でのブタサバ&オニカサゴ釣り☆ | 湘南まっどの釣り紀行

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釣りと料理とモカと自転車の記録です。

【釣行日】201723日(金)
【船宿】 勝浦港 初栄丸
【船代】 オニカサゴ 10,500円(氷付)
【釣時間】出船5:30、沖上り11:30
【道具】 マサバ : SEIHALight Standing 190、電動丸4000
     オニカサゴ : Direct Stick & FM2000MK
【仕掛】 マサバ : 船宿サビキ仕掛け200号、
     オニカサゴ : ハリス6号、2本針150
【釣り座】右ミヨシ1番
【釣りもの】ブタサバ~オニカサゴ
 
毎年、冬の時期に釣れる勝浦沖のブタサバ、ようやく1週間程前から釣れ始めた。でも釣れる期間が短くて、タイミングを逃すと後悔するので、急遽有給休暇をとってテンテンさんと行ってきましたチョキ

この時期、天気はいいんだけど、風が大敵。前日は冬型の西高東低の気圧配置で北風が強かったけど、金曜日は止むとの予報で2時に藤沢を出発、2時間程で勝浦港に到着。勝浦は・・・むふうだぁ~ 良かったぁ。これで出れるぞ!

前日は接待で帰宅したのが遅く全く寝れなかったので車の中でウトウトしていると5時前に船長が到着。

「まっどさん、久しぶり~」と船長。平日だから人数少ないかな、なんて思っていたら同じようなブタサバフリークで総勢11名だって。明日は第三土曜日で勝浦は全船休みだからかね。

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5時半に出港してゆっくりと進み、ブタポイントに1時間ほどで到着。船室から外に出てみると、えええ、強風でシロウサギが跳ね回っている。移動しているときは追い風だったから判んなかったけど、ううう、なんでやねん。試練が続くんか・・・しょぼん
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「まっどさんが来るといつも風が吹くよねぇ」とアナウンス。ううう、こんにゃろ~(笑)
 
強風の中でサビキ仕掛けを操るのは難儀だけど、まぁ時間が経てば風も止んでくるでしょ。
 
「はい、左舷からやるよ~。スイートスポットは200m

水深が深いため片舷づつ釣るのが初栄丸スタイル。左舷を見ているとポツポツ程度しか掛からず、あれ、反応が悪いのかな? 左舷が上がったところで右舷投入。
 
150m、180m、200mにさしかかったところでラインの出が止まった。

「まっどさん、食ったぁ?」と船頭。ガッツポーズで合図。

ゆっくりと仕掛けを上げて追い食いさせる。 凄い重さ、相当付いた。仕掛け回収開始! 泳がせ竿が強烈にしなる! これは相当リールに負荷が掛かるよ。
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やがて仕掛けが見えてくる。 ズラズラ、おおお、結構掛かっているぞ!1、2、3、1匹づつ外しながら仕掛けを回収。7、8、おおおパーフェクトや! デカブタは混ざらなかったけど、30-40cmのマサバ。

このマサバは小さくても脂の乗りが半端なくて全身がトロのような貴重なサバ。昨年は小さ目をリリースしたけど、今年は全部もって帰ろうと50リットルクーラーで来ちゃったもんね。
 
サバは釣った傍から首折りにして血抜き。左舷が投入している間に、内蔵とエラを抜いてすぐに水氷に付ける。こうするとまた美味しいんだ。

結局、4回投入してサバ釣り終了。全部で18匹のマサバをゲット。その中の1匹が50cm、1㌔越えのイナダみたいなフォルムのまさにブタサバ。 
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家で捌いている時も指先の熱で脂が溶けてくる程で、全身脂だらけ。ブタサバじゃなくて「勝浦トロサバ」というブランドでも付けて売り出したら絶対に流行ると思うけどねぇ。

強風で揺れる船上はブタフィーバーで波は被るは、サバの血が飛び散るはでまさに戦場状態。これだけ船が揺れて200mもラインを出すからお祭りも多い。お祭りを外していたり、サバを捌いていたら段々気持ちが悪くなってきたぁあせるあせるあせる あああ、久々の船酔いだぁ。マーライオン状態にはならなかったけど、下船後も調子悪く強烈なボディブローを食らったよう
 
ブタサバの次は鬼退治、あ、そういえば今日は節分だった。ブタサバだけでなく、鬼退治するにもちょうど良い日だったね。
 
「130m、お祭りするから3本でなく2本針でやってよぉ~、錘は150号」
 
マンボウ仕掛けで底を小突く。船が揺れるので小突かなくてもオートマチックで小突いてくれるから揺れる時のオニカサゴ釣りも悪くないか。なんて思っているとググぐっと押さえ込むようなアタリ! 思いっきり合わせを入れると鬼ちゃんの手応え。

鬼は外~♬、でなく、鬼さん、こちら手のなる方へ~♬ 上がってきたのは500g程の中小型サイズの可愛いサイズ。
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「はい、まっどさん、船中1匹目!おめでとう」と船長。

今シーズン初物嬉しいねぇ。でも勝浦にしてはサイズが可愛いのでリリース。もっと大きくなってや~。
 
誘いを続けているとまたアタリ!と周りでもバタバタとアタリ。同時に4人にヒット。今度はまあまあのサイズで1.1キロをゲット。
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テンテンさんにも2匹目のアタリ! 勝浦はブタサバだけでなくて鬼も魚影が濃いねぇ。
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次にも1㌔サイズが釣れて大満足。 船酔いしていることをしばし忘れてしまいました。
 
11:30に沖上がり。港で鬼とブタでポーズ。
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しかし港に着いても船酔いが収まらず、勝浦簡保の宿の温泉で体を暖めてると少し体が楽になりました。温泉から見る海は凪いでいて、もう半日早く凪いでくれたらなぁ、と思ったのでした。
 
おしまい
 
今日の釣果(マサバ17、ブタサバ1、オニカサゴ2)
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ブタサバ番外編

このブタサバ、腹とエラを取った状態で900gありました。
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この身の厚み。
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捌いた身はこんな感じ
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新鮮なブタサバは薄くスライスしてしゃぶしゃぶにするのが最高です。鍋の材料はブタサバと薄く切ったネギ。ネギをブタサバで巻いてポン酢、ゴマだれで食べるとくどい脂も落ちて幾らでも食べられます。

次のお勧めはシメサバ。アニーちゃんが居るサバも多いので、塩で締めた後に一旦冷凍。解凍しながら酢に軽く漬けて完成。舌の上でとろけてゆき、ちょっとした酸味が脂を和らげてくれて絶品です。
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それと塩鯖が抜群に美味い。塩を振ってただ焼くだけ。脂がジュージューと滴り落ちてご飯が何倍でも食べられます。サバだけど、全く別の食べものだよね。我が家では一夜干しにして真空パックで冷凍保存しておきます。これだと年中食べられます。
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あああ、書いていたらまた食べたくなってきた。オニカサゴには申し訳ないけど、鬼釣りをしないてずーっとサバ釣りでもいいかな。
冷凍庫を買っておく必要があるな。

あ、オニカサゴの唐揚げ(我が家ではオニカラと呼んでます)も久々に食べたら激美味かった 骨の周りの肉が美味いんだよね。
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おしまい