オオカンザクラを堪能した後、今日の目的地に向かいました。
一年前の今日(3月14日)、徳川園で娘の結婚相手とその両親との初顔合わせをしました。
昔の様にちゃんとした結納という形は取りませんでしたが、謂わば、それと同じことを意味する祝いの席でした。
相手のご両親が徳川園を大変気に入ってくれました。
私も愛知県で自信を持って紹介出来る場所だと思っています。
月曜日で休館だったので、お店は貸し切りにして頂けました。そして、徳川園はこの日から私にとって、特別な場所となりました。
✿あれから一年。
しばらく前から、一周年記念の日にはここに来ようと計画していました。
しかし、年月の過ぎるのは本当に早い。そして、たった一年のうちに様々なことが起きました。
そんな事を思い出しながらの道中でした。
今日は無事に「大曾根の瀧」の水は流れていました。前回、水がちょうど止められていたので、がっかりでした。
徳川園の庭園の一角にある宝善亭に予約を入れました。現在は雛御膳のみの提供です。
予約時には混んでいないとのことでしたが、今日は天気も良かったので飛び込みのお客さんが多く、満席でした。
蛤のお吸い物がお雛様らしいですね。
三つ葉葵の蓋を開けるとお刺身が入っていました。
日本料理って本当に素晴らしいですよね。いつも感動しながら食べます。
筍ご飯はおかわりができますが、残念ながら満腹で食べれませんでした。
もの凄く、美味しかったのに。
食も随分と細くなりました。
今日、私は一度もマスクをしませんでした。久しぶりに口紅を付けてチークも塗りました。
想像はしていましたが、マスクを外している人はほとんど見かけませんでした。
日本人の姿ですね。
私は人の目は気にならず、解放感でいっぱいでした。
でも、街を歩く人々は下を向いてスマホを見て、これまでと何も変わっていませんでした。
「気」が明らかに淀んでいましたが、それもその人々個人の姿です。
あんなに下ばかり見ていて、大丈夫なのかなあ。
新たな時代は、きっと、悩む人が増えると思います。気をつけましょう。