こんにちは。
フラクタル心理学カウンセラーの
丹治直恵です。
8月7日人生案内
60代女性。職場の同僚がご子息を自死で亡くされ忌引き後
仕事復帰したものの酷く痩せたので心配で自死遺族の
会のパンフレットを渡そうと思うがおせっかいだろうか。
子供を亡くした親の気持ちは計り知れず
見ているだけでも辛いですね。
相談者様が普段どのような素行かは
存じ上げませんが、周囲の意見を聴いて反対が
多いならそれが答えです。
例え会の特性が自死遺族のぽっかり空いた心を癒す
場だったとしても体験を人に話すのは頭で考えるよりも
辛いものです。
特に同僚が男性ならば言語にするのが苦手なので
頭で整理がつかないまでは必要以上に人と接するのは
余計に辛いと思われます。
男性はオンオフとスイッチ一つで切り替えられますから
職場では仕事だけに集中したいので職場の何気ない
会話でも触れられたくないでしょう。
おそらく相談者様はご自身のおせっかいをどの程度か
判断できていないのでしょう。それなら普段から
周りに意見を求めて一番多い意見が今の自分がすべきこと
と思いましょう。周りが反対しても自分が正しいと
画を通したい時はそちらを選んでも構いませんが
通した以上は責任を持ちましょう。
8月8日人生案内
3年前に精神的・肉体的に負担のない今の職場に就職。
ところがお客様対応で上がってしまい何かしら
ミスをするので帰り道いつも落ち込む。
転職しようと思うが年齢的に再就職先があるかどうか。
お客様対応は自身の働き次第でお客様と会社の未来を
左右しますから責任重大ですね。
特に人と接するのが苦手な人種だと仕事をしているのに
ミスをするとその人に貶められた気分になります。
年齢がいってくるとどんどん社会で責任が重くなりますが
一度そういった立場を退くと新たに責任を任せられるのは
しんどいものです。しかしだかと言って立場が違えば
責任がなくなる訳ではありません。
相談者様はそこの見通しが甘かったのではありませんか？
接客以外で苦痛がないならその仕事を続けるべきです。
ようは接客を克服さえすればよいのです。
責任を求められたり注目するのが怖いならばその
きっかけとなる幼少期の記憶を探りましょう。
例えば夕飯の支度の時大人たちが食卓に料理を
運んでいるのを見てはりきってお手伝いしようとお皿を
貰い受けたらひっくり返してしまったといった出来事です。
このような記憶があれば責任を持つのが怖くなります。
子どものミスはある程度体力や判断力が養われれば
起こらなくなるのでトラウマに苛まれる必要などないのですが
初めての失敗だと本人が忘れてしまっても潜在意識の中で
ずっと記憶しています。
幼すぎて出来ないと大人に止められたのにやってしまい
ミスをしたなら大人の言うことを素直に聞くよう当時の
自分を叱る必要があり、出来るだろうと大人が信用したが
ミスをしてしまった場合は張り切りすぎて我を忘れた
自分に反省を促します。
そして幼い頃ミスしても今はきちんと出来るのだから
もう落ち込まなくていいと励ましましょう。
それと、幼い当時の自分が今の仕事を相談者様と一緒に
している姿をイメージして成功体験の記憶を増やして
いきましょう。
そうすればその内接客が苦痛ではなくなりミスが減り
やりがいへと変わっていくことでしょう。
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