7月5日、22時半頃、とら助手が亡くなりました。

享年15歳。そこらの小中学生より長生きだったとら助手でした。

腎臓がずっと悪かったので、ついに…という感じです。


    しかし、体調が悪くなってから10日も頑張りました。

もう、低体温で身体も死んでるような感触、今日明日では?

と思いましたが、その状態で何日も生きていて、

生命力のある猫でした。


    とあるサイトに、

眠るように逝く子もいれば、最後まで頑張る子もいる

と書かれていました。

最後まで頑張る子は、痙攣や失禁があるとのこと。

まさにとら助手の症状で、

最後まで頑張る姿を見せてもらいました。


    そして、とら助手は優しかったです。

とら助手が生きた15年間、

他にも何匹かの猫との出会いと別れがありました。

外も自由にいかせていたので、若い猫達は

何処かに行って数日帰らないこともありました。

そんなとき、連れて帰ってきてくれたのはとら助手でした。

喧嘩は弱かったので野良猫避けにはなりませんでしたがw


    そんなとら助手、

15年生きたと言うことは、

大学で下宿して家を出ていた期間を除いても

大体私の人生の半分以上を過ごしたことになります。

なんだか感慨深いです。

そして奇しくも1年前に死んだキキと同じ命日
という、奇跡(?)

色々不思議です。

    私は小さい頃から自分が嫌いで、

早く死にたい、無が最強

という思いは一生消えないと思うから

生きることを最後まで頑張れないと思うけど、

生きてる内は頑張る

と言うことなら見習って頑張れそうな気がします。


    今日、畑に埋めて最後の別れをして来ました。

土葬でしたが火葬の方が良かったですかね…


※とら助手は

私が大学に入って動物の知識をつけるずっと前から一緒にいて、

「室内飼いの大切さを知らない時代の猫」

だったので室外にも自由にいかせていましたが、

今後猫と人生を共にすることがあれば

完全室内飼育にしようと思っています。


同じように、

「風水や霊とか非科学的なものを知らない時代の猫」達は

当然のように土葬で、

そこに疑問も持っていませんでしたが、

それらに興味を持つようになったので、

気にしています。


それを昨日くらいにふと思ったのですが、

今日の早朝には土葬が決まっていたので、

結局土葬にしました。

ちょっと調べてみて、

埋めるとしたら北東から南西はよくないとのことでしたが、

親がとら助手の好きだったところにしようってことで

思い切り南西方向に埋めました。

良かったのかな…


    そんなわけで、

とら助手には成仏していただけるように、

七夕のお祈りします。


    ちょっとふざけてるようですか?

私の中では

とら助手は死んで、

触れられなくなった。

触れられない存在=神

であり、

神になるなら御祝いしなくては、

と言うことで、

暗すぎる送り出しは嫌だと思いました。


とら助手は猫だけれど、

なんかキツネっぽくて、

キツネと言えば

METALの神、キツネ様だから

余計喜ばないとな。

特に、死に近づくにつれて、

目がつり上がってきていたので

実はキツネが猫に化けていたのでは?

と冗談で思いましたね。


鬼門だか裏鬼門だかに埋めちゃったので

私らが悲しむと、優しいとら助手が

心配に思っても困るので、

とら助手が天国にちゃんと行って、幸せになれるように、

祈ります。



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追記


    なぜか今日の朝起き抜けにふと、


宇多田ヒカルさんの「花束を君に」


が死者に向けた詩なんじゃないかと思い、


よく聴いてみると、そんな気しかせず、


一人で泣きながら聴きました。




それから、偶然にも親がとってきた、


とら助手に最後にあげた紫陽花の花も


キレイな涙色でした。