大っぴらに「自分」というものを語る印象がなく、回顧録とか自伝といったものとは無縁そうな
X JAPANのギタリストのPATAこと石塚智昭先生が発表した文字通りの「酔っ払いの回顧録」です。
生い立ちから始まり、Xへの加入の経緯やぶっ飛びエピソードの数々、
恐らく訃報を受け急遽追録したものと思われますがHEATHの死にも触れており、
等身大の一人の巨人ファン人間としての石塚先生の半生がまとめられていました。
印象としては、個々のエピソードを濃厚に語るというよりも
さらっと流すように述べられているため非常に読みやすく、一気に読み進めることが出来ました。
その辺りにも先生の人柄が現れているようにも感じました。