ジョン・サイクスがフィル・ライノットとレコーディングした貴重な一曲を収めたコンピレーション・アルバムですが、他の曲がタイガース・オブ・パン・タン(阪神でも小野田官房長岸部一徳が沢田研二とやっていたバンドでもない)の若さあふれるメタリックな曲なので、表題曲が浮いています。
その表題曲は、フィルらしい渋い低めのヴォーカルにブライアン・ダウニーのドラム、ダレン・ウォートンのキーボード・・・・どう見てもシン・リジィそのものです。ありがとうございました。
要するにバラードですね。これこそリジィのベストに入れるべきと思うような曲です。
サイクスもゲイリー・ムーアばりの泣きのギターを披露しています。
サイクスはこの曲のレコーディング経験を経てリジィに加入しているので、あまりギクシャクしなかったとも言われています。
日本ではPRETTY MAIDSのカヴァーで人気を博したようです。
サイクスにとってはフィルとの想い出を刻んだ一曲でしょうか?
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