沢田泰司脱退後、クラナイはFIREを加入させて活動を再開。
ラウドネス主催のイベントに出るなど精力的な活動を続ける。
山岸秀治プロデュースによるラウドネス・トリビュートアルバムを発売するなど、
勢いづいて来たが、2002年1月、FIREがサポート活動に専念するため脱退。
当時FIREの穴を埋めていたMARUこと田中丸善威が加入。
ようやくクラナイのメンバーが落ち着くこととなった。

10月23日、初のミニアルバム"MODERN SIDE"と"TRADITIONAL SIDE"を
同時にリリースする。

当時復活して2号目だったロッキンfの付録DVDのPVで度肝を抜かれた者は多いはずだ。
上半身裸のベーシストがスラップしながら派手に動いているパフォーマンスは圧巻の一言に尽きます。

PVの作られた"CRISIS"や泰司時代から披露されていた"DAMMIT TO HELL"など、MARU加入後に作られた今時のニューメタルを追求した楽曲を中心に揃えた
"MODERN SIDE"に対し、ロックンロール風の"TEN-EIGHTY"で始まり、
1stデモにも収録された"SPEED RISE"やバラード"MAZY"など少し古めな
(でも現代的なヘヴィさをもった)楽曲で占められた"TRADITIONAL SIDE"。
いずれもクラナイ流ラウドサウンドで突っ込んでいるので、どっちが上と言う事はない。

MODERN SIDE/Cloud Nine

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TRADITIONAL SIDE/Cloud Nine

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