本日の東京。12時現在晴れ。気温は13℃。
今日は快晴だし、気候も穏やかなので有効に使いたいですね。
お!今日はホワイトデーか?
そう言えば小学校の友達で3月14日生まれいたなぁ。
覚えやすくてうらやましいなぁ😁
え〜世の中『推し』と言うワードが飛び交っており
OSSANが10代の頃はファンと言ったと思うのですが、
近頃『推し活』なるコレまた違ったアプローチの仕方になっているようですね。
その『推し』される人達も様々で、所謂TVに出るタレントさんだけでなく、
最近ではYoutuberもその対象らしいですね😓
あ、今私の『推し』と言ってよいのか、密かに応援しているのが
The Biscatsと言うネオロカビリーバンドなのですが
このバンドのメインボーカルである青野美沙稀さん
めっちゃホラー映画が好きなんだそうで、X(旧ツイッター)でも公言しており
更にホラー映画系のイベントまで行っている筋金入りの方だったのです。
この映画が彼女のX上で紹介されて観るまでは、単なるホラー好き女子だと思っていました。
コレ、本当にやばい。良く見つけるよなぁ😓
小学校の頃、1978年映画館で”Dawn of the DeadーZONBI-”を観て衝撃を受け
そのリメイク版の『ドーン・オブ・ザ・デッド』2004年版を観て”走るゾンビ”の衝撃!
イギリス映画『28日後』で”アンデッドではないソレ”の衝撃!
そして今回の『哭悲/THE SADNESS』…。
『哭悲』は『こくひ』と読みます。
『28日後』と同じで、アンデッドではなく、所謂死人ではないところがミソ。
今までゾンビモノの変異する原因の一つ”ウイルス”である所は変わらないが
劇中の台詞に出てきた
この人々の暴走の原因は、食欲・暴力欲・性欲は大脳の近いところが掌っており、そこを抑えるタガを外してしまう危険なウイルスである!
というような言葉が研究者のセリフ(一字一句は違うと思います)があり。
要は、このウイルスに感染すると凶暴化し、食人・暴力・殺人・強姦等日頃人として抑制しなければならない欲求を開放され、感染者は本能のままに行動を起こしてしまう。
中々衝撃的な展開で驚きました。
感染者は罪悪感から涙を流し抵抗するが、目が黒目になり人々を襲うようになります。
まさにアメリカドラマSUPERNATURALの悪魔に取り憑かれた人間の様な姿に変わります。
感染者は、つばを吐きかけたり、噛みついたりして感染を拡大していきます。
また、人としての意識は持っているようで、はじめ殺戮を繰り返した感染者は
自分の刺しまくった被害者達をみおろして『コレ新記録だろう?』とつぶやいたりします。
また、市役所の広報担当?は市内の街頭放送設備を使って、暴言を吐き市民をパニックに…
きっと役所務めで、ストレスが爆発、これが彼の鬱憤晴らし、欲望だったんですね。
アンデッドのゾンビはそんな事言いませんし走らないし。
更におもしろい事に、途中に出てくる学生の感染者は欲求が違うんでしょうね、殺したりはせずに、同級生を取り囲んで殴るけるの暴行を加えたり、またその被害者を助けるもその人もすでに感染しており、暴力を受ける事を欲していた事がわかったり(所謂M)・・・。
人の欲望ってわかりません。
登場人物もヒロインの女性は美人というか可愛らしい人だし
途中ヒロインが助ける女性が渡辺直美さんだと最後まで思っていたし
終盤まで必要にヒロインを追いかけ回すサラリーマンが、田山涼成さん?西村雅彦さん?に似ているのが妙に気になったりして😓
主人公の二人の行動をメインで追うのですが、う〜ん、最後は切ない。
まぁ、最後はまさに哭悲(大声を上げて泣く)、SADNESS(悲しみ)。
辛く悲しいでも、あまりに愛し過ぎで…、ってパターンも良くありますよね。
この映画。ゾンビならば、自分と同じアンデッドは襲いません。匂いだったり、音、光、行動を観て襲いかかるのですが、集団でなぶったりするシーンが有るのですが、感染した途端、被害者が加害者に変わったりするのかなぁ?など思いながら観ていました。
これはまた新しいコレまでに無いモンスターですね。
でもこのパターンだと、死人は増えるからゾンビほどアンデッドは増えないかも。
28日後のパターン(28週後に続くケース)なのかな?と。
監督は台湾映画なのに、台湾人ではなく、ロブ・ジャバスと言うカナダ人。
アニメーターで初の長編実写映画監督作品だそうな。
この監督も色々なゾンビ映画観ているな〜、と思う所も多々ありました。友達になれそうw
台湾在住らしく、なぜ自国のカナダで撮影しなかったのかなぁ。
まぁ、ジャンルとしてはスプラッタ・ホラー映画になるのかな?
日本ではもちろんR18指定です。
汚い言葉使いのセリフも出てくるし、エログロです。
でも、これは新しいジャンルのゾンビものでは?
これまで、ウイルスによる感染だったり、キノコだったり、寄生虫だったり、色々なアイデアが出てきています。
世の中を風刺したブラックユーモアの効いた映画ともとれます。
面白いっちゃ面白いんだけど、個人的には
あまりにスプラッタなので、☆☆☆☆😓です。
ゾンビ物好きなら一度観てみると良いかも。