昨日今日と東京は強風の為、体感温度が低く感じ、寒いね〜

なんて言っていたら、冬ってこんなもんなんですよね。

 

さて、新型コロナウイルスの話題が毎日のように報道されていますね。

そんな中改めて映画『感染列島』を見直してみました

 

今だからこそ、この映画を観てもらいたいと思います。

2009年当時、酷評されたらしいですが、改めて見直すと物凄く怖い内容です。

今回全開のSARSより、感染スピートが速いですからね。

2月2日の確認されている感染者数は約15,000人、死者300名。

これは全て明らかになっている数字ではありませんよね。

下手すれば感染スピードに関しては、フィクションより速くないか?と感じてしまいました。

備忘録的に内容をまとめて書きます。今回かなり長いです。

今回ネタバレ全開でごめんなさい。また観ていない人は一気に飛ばしてくださいm(_ _)m

 

以下ネタバレ注意

 

この映画の始まりは、フィリピン?の農村にある村。

白い防護服の人達が走り回っている所から始まります。

ここで鳥インフルエンザと闘うWHOメディカルオフィサー小林栄子(檀れい)。

そして病原菌を封じ込めたはずが、結婚祝いの為に村から持ち出された籠に入った鶏。

一足先に村から川をくだり、船でそれを持ち出した男。発熱しているのか辛そうな感じ。

そして、その男が咳き込み、その咳から飛沫によって・・・。

 

その3ヶ月後の日本から本編は始まります。2011年1月3日から始まります。

風邪気味な男性患者を診察する、いずみ野市立病院の救命救急医の松岡剛(妻夫木聡)。

その日は風邪だと診断し、薬を処方して帰宅させる。

その翌日、同じ男性が症状が悪化して、妻の麻美(池脇千鶴)と病院に運ばれてきます。

症状はかなり重く、診察にあたった安藤一馬(佐藤浩市)が患者が吐血した血を浴びてしまいます。

顔一面に血を浴びてしまうのですが、私にはこの時点で嫌な予感しかしませんでした。

この男性こそ第一感染者なのです。しばらくして、彼は口や目から血を流したまま亡くなってしまいます。ここからドラマは加速していきます。

 

次々に運ばれてくる患者達、そしてあっという間に『院内感染』状態に。速い!

運び込まれてくる患者を診ている安藤も、倒れてしまいます。そう、感染してしまっていたのです。

それでも救急車で運び込まれる患者、溢れる病院にやってくる人々。

そこにWHOメディカルオフィサーの小林栄子がやってきます。

いずみ野市立病院を封鎖、隔離することにします。

同時にいずみ野市にある養鶏場から『鳥インフルエンザ』が発症し数千羽の鶏が死んでいきます。

至急ここも閉鎖し、保全することになります。現場には畜産大学獣医学教授の仁志(藤竜也)がやってきて、『鳥インフルエンザ』の調査にかかります。またそこには忍び込んで検体を探していた、フリーの研究者鈴木(カンニング竹山)の姿も・・・。

ただ、養鶏場の経営者やその娘には病状は出ず、第一感染者や安藤たちの症状から次第に『鳥インフルエンザ』では無いのでは?と言う疑念が浮かんできます。

 

まぁ、ここまで観ていて、ここまでエグい状況では無いだろうが、中国の武漢もコレに近く、ものすごい状態になっているんだろうな、と考えてしまいました。嗚呼。

まぁ、『シン・ゴジラ』では無いが、ここでも政府の対応が悪い。もっと早く手を打てばいいのに、と思いながら、鉄道の駅員が具合が悪くなり倒れるし、また仙台のバスの中で発病?して倒れる人は居るし。いずみ野市以外でも感染が広がっていきます。この当たりで感染者数千人、死亡者は数百人規模に。そして感染してからの致死率が60%を越える状態になっていきます。

 

この頃、感染源でないかと疑われた養鶏場の経営者が一人娘を残して、首吊り自殺をしてしまいます。おそらく今回の事態に責任を感じてしまったのでしょうね。

時すでに遅く、政府から今回の病気は『鳥インフルエンザ』では無い、と言う発表が。

あぁ、あと1日早くこの発表があれば、自殺することなかったのになぁ。

ここで娘が言います。『みんな、人殺しだ!』

そうこの映画2009年。10年前の作品ですが、この頃からマスコミに攻撃されて、追い詰められて、と言う人達はいたんですよね。ちょっとキツかったなぁ、このシーン。

この時初めてこの殺人ウイルスに名前が付きます『ブレイム』。これは日本だけで発生していたんですね。

 

第一感染者の妻麻美が回復し、どの様に感染したのか確認するために、松岡と栄子が話を聞いていたのですが、ある日一人無断で病院を出ていってしまいます。

感染者数万人希望に拡大。世界各地から日本からの出国、入国の渡航禁止で完全に鎖国状態。本来はこうしなければならないんだろうなぁ。日本中の交通機関は麻痺、物を運ぶトラックの運転手も感染してしまったので物資もストップ。そんななか、松岡と栄子の2人は、麻美を探して荒涼とした街を歩く中、感染者を強制的に自衛隊員がトラックで連行していきます。その時に栄子が連れて行かれそうになった女性とぶつかってしまいます。彼女の目からは血の涙が・・・。

 

麻美の自宅で、話を聞く松岡と栄子。

実は麻美の父(嶋田久作)が東南アジアの亡国(アボンだったか?)で医師をしており、この正月に偶々日本に一時帰国していたと言う。そして帰国後の足取りがつかない事もわかります。

松岡は、畜産大学獣医学教授仁志と共に、麻美の父の居る国に渡ります。

 

この映画の中で、一つの家族が出てきます。私思わず泣けてしまいました。

この隔離された病院の看護師三田多佳子(国仲涼子)とその家族の物語。

不眠不休で乾癬患者の看護にあたっていた多佳子には、夫(爆笑問題田中)と小さな娘が居るのです。

その夫は、どうしても母に会いたい娘を連れて、病院の外で待っていると、偶々退院患者を門の側まで連れてきた多佳子と遭遇。娘の顔をみた多佳子は思わずマスクを外してしまい、娘に笑顔を見せます。しかし、多佳子は発病して倒れてしまいます。マスクを外した段階で感染したのか謎ですが。残念な事にこのまま回復することなく亡くなってしまいます。亡くなった時、手には携帯電話を持っており、メールを送った後だったのか、娘にメールが届きます。まぁこの子役の子が良かったなぁ。

この映画の様な大きな流れの中でも、この様な家族の話があるのを忘れてはいけませんよね。

 

さぁ、渡航禁止令の出ている日本なのに、どうやって行ったのか不明だけど、WHOの職員と共にとある島に渡ります。そこは数ヶ月前に謎の病気が蔓延し、政府が島ごと住民たちを封じ込めてしまったのでした。彼は訪日前にこの島に住む女の子を診察した時に、感染してしまったのですね。その時にはまだ感染に気が付かず日本に帰ってしまっていたんですね。そこで患者の看病をする青年と出会い、彼から麻美の父の手記を手渡されます。実は仁志は末期のガンに冒されており、自分の死期も悟っていたのでしょうね。この島に残り感染源を探るので、松岡に検体と手記を持って帰るように指示します。

 

松岡は帰国し、その手記を麻美に渡し(この手記は消毒しなくていいの?とか疑問はあるが)、更にその手記からブレイムは麻美の父が日本に持ち込んだ物と確信する。

今思い出してみたら、麻美の父の回想シーンで、咳がひどくなり電車から出て来て、気遣う人はバスの中で発病した男性(違ったかな?)、吐血した血を洗い流す際にデッキブラシで清掃をして、その際にはねた液体が目に入ってしまい、目をこすっていたのは、あの駅員でした。

 

島に残った仁志がウイルスの原種が、森深くに入った際にコウモリから感染した物である事を発見したと同時に亡くなってします。検体を内密に渡した鈴木も、ウイルスの原種を発見し、政府もブレイムの正体が判明、これから対処する事を発表するのでした。

 

その頃栄子は、いずみ野市立病院から長野の病院に異動する事が決まり、車で移動中に自分が感染している事に気付きます。現地に付いたとたん、『私は感染しています。重症患者に当たります。』う〜ん、医者の鏡だ。そして発症、重体になってしまいますが、ここで東京の松岡とTV電話で、とある治療法にトライする事を決断したことを伝える。それは抗血清治療。病状を克服した人から血清を生成し輸血することによって治療することです。実際にエボラ熱に唯一有効な治療なのだそうです。少し前に運び込まれた養鶏場の一人娘の女の子が運び込まれて来て、吐血も有りかなり危険な状態。そこにタイミングよく栄子からの連絡。これまた彼女と麻美の血液型が同じという事で、麻美の血液を輸血し、一命は取り留めるのであるが・・・。

 

って、ここまで読んでくださっている方も少ないでしょうし、流石に最後の結末は映画を観てください、という事でここまでにします😓

 

2009年の発表時には酷評。確かに私も観たような観ていないような・・・。

以前、満員電車から咳き込むサラリーマンが飛び出てくると言う様なシーンが有った覚えがあったのですが、途中確かに麻美の父が電車から出てきて吐血するシーンは有りましたが、この映画じゃ有りませんでした。ひょっとしたら初めて観たのかも😓

でも、今新型コロナウイルスが話題になっている中、見直してみました。

いや〜、やはりパンデミックは怖い。あの時はSFだと思っていましたが、今思うとかなりリアルに感じました。改めて評価されても良いと思うんだけどなぁ。