先週に引き続き、今度はバイクのオイル交換です。新車からずっと私の手で整備しているので、このアンダーカウルを外すのはもう何十回もやっています。
GPZ900Rはドレンが2箇所あります。
知らない人は多いと思います。サービスマニュアルを見ても気づきませんし、もう1箇所は非常にわかりにくい場所にあります。
↓ここです。写真中央のボルトです。
エンジン下を前からのぞくとわかります。
GPZ900Rは全量4リットル。今回は2.6リットル抜けました。オイル交換では2/3しか抜けません。そういう設計のエンジンです。
ちなみにドレンボルトの締め付けトルクは、3kg.m
ずっと使ってきたこのオイル。私は絶大な信頼を寄せています。
昨年、カムシャフトチェーンを交換した時に撮った写真です。
カムシャフトとロッカーアームの状態が完璧です。カム山の作用範囲は光沢ある滑らかなラッピング面で美しい。
良いエンジンオイル、アイドリングをなるべく避ける、などの影響だと思います。
ちなみに私のGPZ900Rは、ノーマル仕様なので(IPTOSステージ1仕様ですが)
全てのカウルが付いていて、ラジエーターやサーモスタットなどの冷却対策は全くしていません。
エンジンには設計上の運転温度がありますから、改造は不要と考えています。
さて、これまで使ってきたこのオイル。もう販売していません。今回のストックで最後です。
次回から何を採用するか悩んでいます。