一級建築士の28歳が経験したこと、思ったことを投稿いたします。


建築関連の話もかければと思います。


ジブリが大好きなので、そちらに引っ張られた投稿もあるかもしれません。

その他ゲームや、旅行など趣味に関連した投稿もあるかも。


今回はマイホーム計画におけるお金の話。


  マイホームにかかるお金の種類は?

マイホームにかかるお金はさまざまですが、家本体にかかるお金のほかに多くの別途費用がかかります。

ざっくりと書くと以下の通り。


土地購入費

本体工事費

付帯工事費

諸費用


ざっくり過ぎた 笑


赤字のところに入るものが大量にありますし、ざっくり土地購入費を別とした建築工事全体の30%が赤字項目になります。



  付帯工事で特に高額になりやすいのは?


付帯工事の項目は多岐にわたりますが、


特に高額になりがちなのは下記3点かと思います。


既存建物の解体工事


既存物件の解体工事は特に石綿等の規制がかかる前の古屋の解体だと費用が嵩みます。規制前の2006年以前の物件は特に注意が必要です。


地盤補強工事


地盤補強工事はなかなか削減は難しく、逆にここの説明が疎かな業者を信用してはならない項目です。実際に建物が建った後地盤補強不備による傾きや、沈下など起こさないためにはどうしても外せない項目ではありますが、建築後に見えないのに高いという建主さんからするとほんとにいるの?って思ってしまう項目かもしれません。


外構工事


見栄えに直結する外構工事は本体にお金をかけ過ぎて疎かになってしまう項目ではないでしょうか?建物の見栄えは良くても外構が簡易だと外観がかなり損なわれてしまうので、最初からセットで考えておく必要があります。



  土地探しはやっぱり重要

上記の地盤補強についてもそうですが、土地の属性はやはり重要な要素となります。家づくりでは、1に土地、2に土地、3、4がなくて5に土地だと最近は思っています。

駅からの利便性や、周辺のお店や施設の数も重要ですが、その土地の地盤や災害歴、バザードマップの確認等で、建築費用が最初から少なくて済むエリアを探すことも可能です。利便性が最重要であれば、やはり賃貸をオススメします。ずっと住むつもりの家だからこそ、居住性と安全性を重視して土地選びをして行って欲しいとおもいます。



悪徳な建売業者や、デベロッパーに騙されない様に家族が幸せになれる家づくりをしてほしいです。


余談ですが、マイホーム融資にも、ご注意を!!!しっかり融資条件を確認して、契約しましょう。


今回はここまで。