ベアリング おたく の世界にようこそ
リールチューニングを行う上でベアリングって重要ですよね。
ポイントは3つと勝手に思ってます
①ベアリングを増やす
②高精度のベアリング
③脱脂純度
そして菅釣リールのベアリングで最重要
なのが
脱脂
だと思ってます。^_^
この脱脂って作業がこれまた大変
リールで使用しているベアリングって
大体両側シールドタイプのベアリング
ですよね。なので
よく見かける「ビンに溶剤を入れて、
シャカシャカして脱脂する」
この方法でやった場合。
油脂分が抜けたつもりでも結構残ってたり
するんですよね。
マックが使ってる
「ベアリングリフレッシャー」
も完璧ではないです。
ベアリング内部の油脂分等はなかなか
取れません。コーティング等は特にです。
この、残った油脂類が悪さをして脱脂したらゴロ付くって事があります。
なので溶剤に浸け置き^_^
溶剤は健康を害する物はなるだけ避ける
様にしてます。
あとは、スプレー式のエアーダスター。
マックは最近エアブラシを使ってます^_^
・パーツを組む時
・グリス、オイルを塗る時
ほんの一手間、組む時に
プシュー と組むパーツのホコリやごみを
飛ばすだけだけど組む時の基本だから
実はこれ 車の整備してる方からの
アドバイスでした
クリーンルーム が欲しい!
ベイシック手順で〜す
①ベアリングの本体を
なるだけ洗浄液を汚さないように
ペーパーウエスで拭き拭き。
新品だったら中のグリスを掻き回す為に
少し回します。
②溶剤の入った容器にポチャ
(溶剤:マックはパーツクリーナーの強い方)
暫く漬け込んだ状態で回転テスト棒に装着して容器の内壁を利用してベアリングを
回します
③たまに回しながら放置1〜2日
一言
マックは決してシャカシャカしません。
メーカーの方と少し話した時に
「.....という事は、回転スピードは凄く遅い
ですね。精密機器ですから優しく。
ピンセット等を内側に刺して回すとか
硬い所に落とす、などして
歪ませない様に取り扱って下さい」
マックは素直にまもってま〜す^_^
④ベアリングリフレッシャーに
パーツクリーナーでプシュー
⑤エアーブロー
⑥ 洗面所に行って(火気厳禁なんで)
気化熱で結露したベアリングにドライヤーで
軽くファ〜〜
⑦慣らし&回転チェック&選別
・モーターによる慣らし
ベアリングの内径に合うサイズの丸い棒
を使い
・無負荷回転時間
740の場合
ガラガラ音がない事
S:15秒以上
A:10秒以上
B:5〜9で静か
S,A:ラインローラー用
B:ハンドル用
NG品は通常②へケースバイケースで①
で溶剤変更の時も有ります
⑧あと少しで合格ライン品とかB→Aとか
1・コンパウンドを溶剤で溶かして
ベアリング内部に入れます
2・手で回して量を確認します
3・モーターでベアリングを軽く回します。
4・手で状態を確認 感覚です
5・ 3,4の繰り返し
6・OKと思われたら 綺麗にして④へ
⑨保管用にオイルをちょびっと
暇つぶしには持って来い!
でも、どうしても合格出来ない
ダメなヤツは必ず有りますよ!
あ!P4精度は1週間の浸け置きで
全部Sでしたけど^_^