自身の病気(ネフローゼ症候群:微小変化群)の経過

2010_11/1_体重63.1kg_白血球数5500_中性脂肪72(mg/dl)
2011_1/25_体重74.1kg_総蛋白4.2(g/dl)_白血球数4660_中性脂肪256(mg/dl)_パルス療法(入院)
2011_1/28_体重74.1kg_総蛋白3.6(g/dl)_白血球数22300_アルブミン製剤(入院中計3回)
2011_1/31_体重73.0kg_総蛋白3.8(g/dl)_白血球数8320_中性脂肪388(mg/dl)_プレドニン40mg
2011_2/25_体重61.9kg_総蛋白5.5(g/dl)_白血球数9120_中性脂肪247(mg/dl)_プレドニン35mg(退院)
・3月頭復職
2011_3/23_体重61.8kg_総蛋白5.8(g/dl)_白血球数10200_中性脂肪135(mg/dl)_プレドニン30mg
2011_4/20_体重62.1kg_総蛋白6.2(g/dl)_白血球数10890_中性脂肪410(mg/dl)_プレドニン25mg
・鍼灸理学治療開始(週1)
・4月末退職後自宅療養
2011_5/18_体重63.2kg_総蛋白5.9(g/dl)_白血球数9740_中性脂肪154(mg/dl)_プレドニン20mg
・鍼灸理学治療(週1)
・6月からヨガ再開(週1)
2011_6/22_体重63.7kg_総蛋白6.0(g/dl)_白血球数7540_中性脂肪228(mg/dl)_プレドニン15mg
・鍼灸理学治療(隔週)
・ヨガ(週1)
・7月からサイクリング開始(週3_15km程度)

今後は順調であれば一ヶ月ごとにプレドニンを1.25mgづつ下げて行く予定らしい。
順調であれば、一年後に完治。
主治医からは再発率が70%程度と聞いている。

夢は病気を完治させてヨセミテのビッグウォールに挑戦すること。
4000mを越える山にも登ってみたい。
ども、ご無沙汰しておりましたー。

震災以降、「運命」という言葉は皆さんにとってよりリアリティを持って向き合う言葉となったのではないでしょうか?

私にも「運命」とやらが訪れまして、しばらく山に登れない身体になってしまいました。

身体のむくみが取れないので病院に行くと、お医者様がおっしゃった。
「ネフローゼ症候群ですので、緊急入院が必要です。」
超訳すると、
「腎臓に問題あるからヤバいっす。四の五の言わずに入院しなっ!」


えええぇえ~~~~!!!


まぁ、現在は無事退院しまして、薬で治療中です。

幸い、薬での治療は今の所教科書通り順調に進んでいるらしく、身体は回復してきた模様。
で、徐々に身体が回復してくると、登りたくなってくるものです。
新しい身体で何処までいけるのかわからないけど、頑張る所存。
感動を身体で感じたいっ!!
仲間と感動を共有したいっ!!

だもんで、来月からリハビリ始めたいと思います。
まずはサンポからかな~。

ポロシャツクライマー-ども

皆様、今後とも応援宜しくお願いします!!
日帰りできるマルチピッチのルートを探した結果、今回は「二子山中央稜」
今回で3週連続での日帰りマルチってことで、勝手にシリーズとしてテーマでまとめる事にしました。
今後しばらくは、日帰りマルチの予定はありませんが(笑)

今回登るエリアは二子山。
二子山というと国内最難ルートのフラットマウンテン(5.14d/15a)があるハードフリーのメッカ。
そんな岩場に5.8の人気マルチが一本あるというので、灼熱地獄を覚悟しての決行!!
前夜泊で朝一に取り付いたので、暑さに悩まされる事も無く快適なクライミングを楽しめました。

最近は毎週末クライミングを楽しめて、幸せ満喫中のポロシャツ君。
今回も金夜発のマルチをリーダーと楽しんできました。

22:00_横浜発
2:50_テン場到着

肉屋さんに情報を貰い、秘密のテン場で前夜泊。
満天の星の下でカンパ~イ。
持って行ったロクスノの日本のマルチピッチ特集を見ながら就寝。

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-001

6:50_駐車場到着

6時起床。
二子山は二人とも初めてなので、全く勝手が分からない。
299号を走って民宿登人が出て来たので右折。
真っ直ぐのトンネルを通過後、行き過ぎなんじゃないかと話していたら、登山口を発見。
30m位先には駐車場があった。
色々と準備をしてから出発。
いつも通り”テンション知ラズ”を飲みたかったが、無かった。
仕方なく、”落ちてからガンバ”を飲んで出発。

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-003

7:20_駐車場出発

しばらく歩くと看板出現。
ここで、間違えて東岳の方に進んでしまい、20分程ロスる。
正解は「坂本」方面。

坂本方面に向けて歩くと再び看板が出現し「ロウソク岩」方面に進むと「祠エリア」に到着する。

石灰岩の壁。
喉ちんこのようなコルネが垂れ下がっていてリーダーと二人で興奮。
今までの岩場では見た事無い多彩な形状だ。
それにも増して、石灰岩の壁は白く光り輝いて、影や染み出しとのコントラストが美しい。
早く登りたい!!
が、また道を間違えた。
下の道から行ってしまい「ロウソク岩」経由で10分ロス。

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-004 ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-005 $ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-028

8:10_中央稜の取付き到着

ロウソク岩から10分程で漸く赤いドラム缶が見えて来た。
ここが中央稜の取り付き。
結局登山口から15分の所を50分間もうろうろしてた。

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-006

8:30_1ピッチ目(Ⅲ_5.7)_ポロシャツ君

石灰岩のボルダーは白妙(大沢)で経験あるが、壁は初めて。
岩の表面には薄く紋というか凹凸があって、どのくらいスメアが効くのか確かめながら登る。
ホールドは多彩で、特に印象的なのは薄くエッジが効いているフレーク状のホールド。
サイドやアンダーのフレーク状のホールドは正対ではなく、様々なムーブが生まれて楽しい。

岩との会話を楽しんでいる内に終了点到着。
先週の谷川岳凹状岩壁とは全然違い、「草付き無し」「岩質楽しい」「支点はしっかり」で文句無し。
自分にとってはゲレンデではなく外ジム?って感じで、いいっすわ!
終了点では取付き時の木に囲まれていた環境から抜けて、この先の気持ち良さを予感させる風景が広がっている。

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-007 ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-008

8:50_2ピッチ目(Ⅳ_5.8)_リーダー

トポでは「本来は凹角がルートだが左のカンテの方が安心」とある通り、左のカンテにペツルのハンガーが見えるのでこちらのルートを選択。
カンテを越えてスラブをそのまま直上。
上からは「快適だよ~」の一声。
開けた場所でのクライミングだから本当に気持ちいい。

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-009 ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-010

9:10_3ピッチ目(Ⅴ_5.8)_ポロシャツ君

このルートの核心ピッチ。
出だしの傾斜は70°位。
キャメロットを持って登り始める。
核心の手前にはペツルのハンガーボルトがしっかりと打ってある。
クラックは4~5cmでフットジャムが効くので、右壁のカチを使って伸びたらその先のガバに簡単に手が届いてしまった。
その後はナチュプロルートに慣れるように、岩の穴にスリングを通したり、クラックにカムで支点をとりながら登り終了点到着。
40m位あり楽しく登れた。

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-011 ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-012

9:40_4ピッチ目(Ⅳ-)_リーダー

ホールドはガバばっか、15m位で短く快適なルート、だったような気が・・・。

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-013 ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-014

9:50_5ピッチ目(Ⅳ)_ポロシャツ君

トポにはラインが載っていないので支点を2,3確認してノリで取り付く。
途中からは終了点の位置が分かったのでカムが効きそうなクラックのあるカンテを左上する。
理由はその方が気持ち良さそうだから。
カムを持っていれば、支点が無くてもクラックさえあれば自由にライン取りが出来るのはいい。
なんか自由な感じがする。
んんん、ちょっとハマりそうだな~。

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-015 ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-016

写真を撮ろうして間違えてムービーを撮ったのでアップしてみる。
これからは、少しづつムービーも増やしてみようかな?



10:10_6ピッチ目(Ⅲ+)_リーダー

リーダーもカムで登りたいように登ってる、ように見える。(笑)

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-017 ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-018

10:30_6ピッチ目終了点到着

セカンドで登って登頂。
リーダーと握手。
カムに関してはリーダーも同意見で、やっぱりね。
この先はロープ無しで登れそうなので解いて休憩。
眼下には一面森が広がっていて気持ち良い。
ツバメも飛んでる。



11:00_下山開始

頂上には立ち寄らずそのまま下山。
途中はかなりの急勾配でクライムダウンの練習にはもってこい。
向かいには西岳の岩壁が見えてます~。

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-019 ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-020

11:25_弓状エリア

またまた、迷ったけれども、無事に弓状エリアに到着。
一組のクライマーがおりました。

まず見てビックリ!!
被った壁が70~80m位続いています!!
見上げるとこのエリアのシンボル「悪魔の指」がど~んと垂れ下がってる。
面白そう!!
なので、自分たちはこのエリアで最も簡単かつ、シンボルの「悪魔の指」を登る★★★ルート「悪魔のエチュード 5.10a」に取り付く事に。
トポによると日本一かぶった10aだそう。
そもそも★★★の10aなんてナカナカ無いんではないでしょうか?
所々、染みだしているけど、大丈夫でしょう!!
いざ!!

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-022 ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-023

ホールドやらムーブやらメチャクチャだったけど何とかM.O.S。
分かってしまえば10aなんだろうけど、途中でかなりあれこれしたなぁ~。

リーダーと「エチュード」って何だって話になったので後で”はてなキーワード”で調べたら、

エチュードとは
美術の場合,絵画や彫刻制作の準備のための下絵や習作
音楽の場合,楽器の練習のために作られた楽曲。→練習曲?
演劇の場合,役者が台本なしに即興で演じ、話を展開していく稽古

自分にとっては「演劇の場合」がピッタリの悪魔の指体験でした。

12:45_右壁エリア

その後、右壁エリアを目指して移動。
今回はトポで目を付けた本日の目標ルート「NSR 5.11b ★★★」
自分、スターコレクターなもんで、★の多いルートから取り付くようにしてるんです。

おっ、見事なカンテが見えてきました!!
カッコいいラインでこれは登ってみたい!!

でも、クラックにはクモの巣張ってますね~。
まぁ、日影だし登れるでしょう!!

早速、取り付きますが・・・。
クラックに手を突っ込んだら中から大きなバッタが2匹も飛び出してくるし!!

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-025 ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-024

13:30_撤収

完敗。

2ピン目から先に行けず・・・。
可能性のあるムーブは3つあって、一番可能性のあるムーブは足が滑って全く出来ない。
なもんで、リーチ+超バランス系のムーブで何度かトライするもダメ。
ファイト一発でなかったなぁ~。

シューズもペラペラのブカブカだし。
きっとコンディションが悪いんだと言い聞かせて敗退決定。
次は必ず登ってやる~~~。

14:10_入浴

さぁ、たっぷり汗もかいたし、定番の水浴びしますか~。
という訳で、川を探す。
幸いにも、林道途中に川がありソッコーダイブ!!
川はみるみる濁ってしまったが、まぁ良し。

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-026

お疲れさまでした~

ポロシャツクライマー-100904_二子山中央稜-027
8/28(土)に前夜発で谷川岳に行ってきました。
メンバーは所属する山岳会のメンバー4人と。(師匠、リーダー、けん、ポロシャツ君)
今回は2パーティに別れて別々のルートを登る予定。
自分はリーダーと 烏帽子沢奥壁 凹状岩壁(4級下 Ⅳ+ 295m 8ピッチ)を登る。
落石の多いルートらしく他のブログを見ると、ロープが切れて敗退したとか、怖ーい情報満載。
どうなることやら。

22:00_横浜駅出発。

1:30_一ノ倉沢出合到着。

テントを駐車場に張って、ビールで乾杯。
既にテントは4・5張り、車中泊もちらほら。
凹状岩壁は落石が怖いのでなんとしても一番乗りしたいが、ライバル多そう。

3:50_起床&朝食

3時半位から他のパーティが起き出していた。
ガサガサって音を聞くと、こちらもオチオチ寝ている気分にならない。
朝食を摂って、テントを片付ける。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-001 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-002

4:30_出発

もう、2・3パーティーは先に出たようだ。
自分はいつもの”テンションシラズ”を飲んで、月明かりの中を出発。
沢伝いに登る。
岩が湿っていて滑る。
師匠が頻りに5.10シューズを薦めてくる。
確かに良いんだろうけど、デザインがちょっとね。

ヒョングリの滝には5時頃に到着。
残置のFIXロープは芯が出ていてボロボロ。
自分が登ってロープを出す。
ほのぼのと明るくなって来た。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-003 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-004 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-005

5:00_滝スラブ

沢中の大岩は左から。
こちらの残置ロープは使えた。

滝前のスラブの残置は芯が出ていたので、ぼろぼろのロープをフィックスし直す。

滝の横を登る。
自分が残置を使いつつソロで登り、ロープをフィックス。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-006 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-008 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-009

5:40_テールリッジ下部到着

暑い。
まだ、朝日が昇ったばかりなのに汗だくになりながら、テールリッジを行く。

空は快晴で、なんだか谷川岳が小さく見える。
昨年来た時は、霧の中を登ったので、そびえ立つ谷川岳が魔王城に見えたのを覚えている。
その威圧感はチリチリと心の中に残っていて、それを味わうのを楽しみにしていたのに何だか拍子抜け。
でも、今日は景色が良さそうだし、最高のクライミング日和なんじゃないの~。
暑いけど・・・。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-010 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-011 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-012

6:10_中央稜取り付き到着

ここで、師匠&けん組と別れて凹状岩壁に向かう。
彼らは 衝立岩 中央稜(3級 Ⅳ 330m 7ピッチ)に取り付く。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-013

7:00_1P目(Ⅲ+_40m)_リーダー

あ~、先客が居た。
一番乗りしたかっただけに残念。
その後も、2組程凹状を登ろうとしていたグループが居た。
どうやら人気ルートのようだ。
落石が怖いので、しばらく間を空けて取り付く。

取り付きから右にトラバースして、スラブを左に上がる。
昨日雨が降ったのか、草や岩が濡れていてあまり快適とは言えない。
時々モロい岩があったので、このルートの危険度を実感する。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-014 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-015

7:20_2P目-1/2(Ⅲ_50m)_ポロシャツ君

スラブを登る。
モロい以外は問題無しなので、慎重に登る。
先に登っていたパーティーの1P目を登っていた人が中央カンテ側のビレイポイントでビレイしているの見える。
あの人が、あそこでビレイしているってことはあそこが4P目ってことかな?
ちょっと、短いなと思ったが落石のなさそうな所でピッチを切る。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-016 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-017

7:30_2P目-2/2(Ⅲ_50m)_リーダー

落石帯を抜けスラブを左上する。
リーダーは一度もクリップせずにビレイポイントまで到着。
凹状クラックが見える。
あれが、核心ピッチってことは、ここが2ピッチ目の終了点じゃん・・・。
順番がズレちゃった。

そこでリーダーはこのルートの言い出しっぺは自分だから、このまま核心ピッチをやらせて欲しいと。
なんでも、このルートの開拓初登のドラマを本で読んだので以前から憧れていたルートらしい。
むむむ、そう言われたら残念だけど仕方がないよね~。
前のパーティーが4ピッチ目で格闘しているので、落石が無さそうな2Pの終了点で待機する。

前のパーティーの4ピッチ目をリードしている人は60歳位。
装備やちょっと交わした会話からは達人的な雰囲気を醸し出していた。
そんな彼が、
「あれ~、悪いなぁ~」
と言っている声が聞こえる。

ん?、登りたくなるじゃん、その一言。

「前はこんなに悪くなかったと思うんだけどなぁ~」
ますます登りたくなるじゃん、その一言。
ん~、うずうず。

結局、彼は3回も「わるい」と言い、途中でザックを下ろして登っていった。

自分は彼が「わるい」と言う度にニタニタしながら、リーダーに

ポロシャツ「わるいってさ~。代わりましょうか?」
リーダー「いやいや、自分が登るから!!」

3度も同じやり取りを繰り返す我々を見て、後から登って来たパーティーの方に笑われてしまった。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-018 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-019

8:00_3P目(Ⅲ+_40m)_ポロシャツ君

前のパーティーのセカンドが4P目を登り始めたので3Pをリードする。
40mで2クリップのスラブ。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-020 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-021

8:20_4P目(Ⅳ+_35m)_リーダー

このルートの核心ピッチ。
「ザック置いて登っても良いんですよ~。」とリーダーを送り出す。
リーダーは達人が手こずっていた箇所もサクサクと登り上から「快適だよ~」
しばらくしたら、「ラーック」
上から石が落ちて来た。
前のパーティーの人が落としたらしい。
自分の1メートル横をぶるるんぶるんって落ちて行ったよ。
怖~~い。

自分もセカンドで登りだす。
下のスラブよりも岩質はしっかりしていて、ホールドは細かいけど自分にとってはガバカチ。
スタンスも豊富で草付きも無く確かに快適。
このルートでは一番登り易かったピッチかも。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-022 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-023 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-024

8:50_5P目(Ⅳ 35m)_ポロシャツ君

一本目のハーケンが左手に見えたので登り始めるも、近づくと抜けたハーケンだった。
あらら~。
そう言えば、トポに5ピッチ目左に登って行き詰まるって書いてあったっけ・・・。
下からは右にピンがある、との声。
でも草ばっかりで見えないなぁ。
右にトラバース開始も草で足下が見えないと思ったら石を落としてしまった。
「ら~~~~っく」
リーダーが下から、
「ルートファインディングできてないし、岩も落とすし落第だよ!!」
何も言い返せないっす。

このピッチグレードはⅣなのに草付きばっかり。
最後のちょっとハングした抜けも草付きだから難しくないのに登りにくい。
まぁ、初登は冬期だから草はグレードとは関係ないんだろうけどさ。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-025 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-026

隣の中央稜では丁度、師匠&けん組が同じ高度に。
逆側では、南稜や南稜フランケ?、変形チムニーに取り付いているパーティーが見える。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-028 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-027

9:40_6P目(Ⅳ+_40m)_リーダー

こちらと言えば、また前のパーティーが行き詰まっているようで、真剣勝負が繰り広げられていたので、ビレイポイントで休憩。
どうやらトポにはカンテを左に巻くとあるが、岩が崩れて左ではなく右から巻くみたい。
上からは、達人のシビアな声が聞こえてくる。
どうやら、アブミを使って乗り越えたようだ。
セカンドのクライマーも苦戦している。
また、むくむくっと登り気が起きかけた。

前パーティーのセカンドが見えなくなったので、リーダーのリード開始。
さすが、リーダー。
前パーティーは1ピン目クリップしてから右上したのに対して、リーダーは右にトラバースしてから直上。
的確なルート取りで苦しむ事無くサクッと登ってしまった。
セカンドで登ったが、自分なら、前パーティーと同じルート取りをしてしまっただろうだけに、感服した。
弱点を登るっていうのはこういう事か?
ルートファインディングってのはこういう事か。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-029 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-030 $ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-050

10:00_7P目(Ⅲ_30m)_ポロシャツ君

このピッチも草っパラですよ、またしても!!
30mでクリップ2回。
全部で4ピッチリードで登って8クリップでした・・・。

目の前にはいい感じのクラック見えてるし。
いいなぁ~。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-031 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-032

10:30_8P(Ⅳ_40m)_リーダー

被ったクラックをすいすい越えて見えなくなった。
ロープが岩の溝にハマっている。
何かやだなぁと思っていると上から
「ビレイ解除」の声
ロープはまだ30m程しか出てない。
もしかして途中でピッチを切ってくれたのかなぁ。
うきうき。

セカンドでクライムオン。
クラックを越えると草付きスラブへ。
ちょこっと越えると終了点。
残念ながら、どうやらここがゴールのようだ。

このルートはクライミングの内容ではちょっと物足りなかったけど、それは前にパーティーが居たからルートを探さなくて良かったためかも知れない。
どちらにしろ、前回谷川に来た時とは違い、天気が良くて、気持ちよかったな。
なんだかゲレンデのルートを登ったような快適さ。
天候によってこんなに印象が違うんだね~。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-033 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-034

10:50_終了

今回は中央稜組と一緒に北稜から下降する予定。
さぁ、中央稜の二人はどうしているかな?

北稜下降点に向けて出発。
左手は下が切れ落ちてて落ちたら即死。
ルートよりもこういう箇所の方が怖い。

振り返ると、烏帽子岩が見える。
ここからはまだちょっと距離がある感じ。
北稜からの下降ルートを選択すると、登りきったのにテッペンに立った感じがしないのは、このルートのマイナスポイントだな~。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-035 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-036 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-038

とは言っても、目の前には緑の山々が見下ろせる。
いい~ね~。
師匠&けんが待っていてくれた。
なんでも、40分程前に到着した模様。

おつかれ~。

左手にちょこんと見えるのが懸垂支点のある岩。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-037

懸垂支点からのパノラマショーーット。
一点から180°視界が広がっている。
駐車場が見える。
高度差にすると600m位かな?
ランドマーク2個分の高さなり。
写真では水平方向しか撮れてないから伝わらないと思うけど、ここに立つとグーグルアースで上から谷川一ノ倉沢周辺を見ているよう。
すげぇよ。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-041

11:40_懸垂1(40m)

懸垂下降開始。
4人の2パーティーでの下降なので、ロープを二組使って下降を繰り返す事に。
先に降りる人がロープを一組持って下降して、降りたら他のロープを使って下降。
後から降りた人がロープを回収して、先に降りる人に渡す。
良い訓練になった。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-040 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-042

11:50_懸垂2(40m)

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-043

12:10_懸垂3(40m)

薮漕ぎ懸垂下降。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-045

12:20_懸垂4(40m)

トポでは降りた所から少し歩いて20mとあるけど、歩かずに斜めに懸垂下降。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-044

12:30_懸垂5(40m)

40mの空中懸垂。
ウッヒャーと勢いよく下降したら、師匠からロープに余計な加重を掛けないように丁寧に降りろ!!とアドバイスを頂いた。
その通りです。
ロープを買う時にあんなに色々調べて悩んだのに、こういう使い方したらダメだよね~。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-046 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-047

13:00_懸垂6(20m)

最後に20mの懸垂下降。
ピナクルには師匠がオンでお呼びの声。
「写真撮って~」

さっきまで横に見えていたコップ状岩壁は下から見上げる形に。
横から見ていた時はモロそうで絶対登りたくないなぁと思っていたけど、下から見ると自分には魅力的に見えて来た。
お二方にはどう映っているのでしょうか。

ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-048 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-049 ポロシャツクライマー-100828_谷川岳凹状岩壁-052

早速、薮漕ぎ!!
トポではピナクルを少し行くと「略奪点」とあるけど何処だか良く分からない。
達人率いる前パーティーはコップスラブを下降するようだ。
こちらは、トポに載っている通り衝立前沢より下降。
衝立前沢は枯れ沢で所々水たまりがある程度。

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トポでは「沢を下って最後の20mの滝を懸垂下降→踏み跡を辿って行く→ヒョングリの滝下に出る」らしいが、師匠の仕入れた情報では沢の途中の大岩を左に沿って行くと駐車場近くに出るらしい。
なので、その情報に従い、岩の横から薮の中に突入。
で、今度こそ本物の薮漕ぎ。
ズタズタになりながら下って行くと、木がない傾斜地が目前に広がっている。
仕方ないのでスリングを残置しての薮漕ぎ懸垂下降。

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14:30_一ノ倉沢に出た。

は~、ようやく薮漕ぎ終了だ~。
丁度ヒョングリの滝の下。
こんな薮漕ぎならトポ通りで良かったなぁ。

あっ、ボルダーじゃん。
鬱憤ばらしに裸足で取り付いてみた。
5級は無い位のグレードかな。
そのあと、師匠も登って吠えてた。
ボルダーやらない人にとっては怖い高さかも。

他に登れるラインがないか探してみたけど、河原の岩だしツルツル。
反対面に可能性のあるラインはあったけど、ホールドから浮かび上がってくるムーヴは2段位はありそう。

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河原には他にもボルダーがそこそこある。
でも、まぁ、ここまで来たら、目の前の岩壁登るっしょ。
しばらくすると、曇りだして空がゴロゴロ言い出したので急いで下る。

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滑り台みたいな沢。
水上のキャニオニングって有名だし、ここら辺の岩質はこういったナメ形状になり易い性質があるんだね。

谷川の美味しい水。
こういう水を普通に飲んじゃうんだけど、大丈夫なのかな。

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15:00_到着

ちょっとパラパラして来たけど、天気も何とか持ったし無事に下山完了。
お疲れさまでした。
登っている最中に、師匠が
「ここは30年前と全然代わらないなぁ」と言ってたのを、下山してから振り返って山を見た時にふと思い出した。
谷川さん、また、来ますね~。

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「帰りは温泉でも入って行くか!?」
「どこ行く?」
「まぁ、そこの沢に入れば十分じゃない?」
「それで良いね。安上がりだし」
で、誰も反対無し。
パンツ一丁で川に飛び込んで入浴完了。
陽を浴びて火照った身体には冷たい沢の水で十分なのでした。

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お疲れさま

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8/21に太刀岡山左岩稜に行ってきました。
メンバーは山岳会のリーダーとその知り合い2人の合計4人。

太刀岡山は甲府にある岩場でカリスマ(5.13a)があることで有名らしい。
今回登った左岩稜はロクスノの43号に掲載されているルートで、2008年12月にフリー化された9ピッチ/230mのルートらしい。
初めて行く岩場は何にせよ楽しみだ。

2:30_太刀岡山の駐車場に到着。

ビールで乾杯して車中泊。
昨日は友人の送別会だったので、岩登り前にしては結構飲んだな~。

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5:30_リーダーの知り合い2人が到着。

5:50_岩場に向けて出発

霧で壁は何となく見えているんだけど、どうでしょう。
昨日の酒は抜けているようだけど、頭が全然起きてない。
目もしぱしぱするので、岩登り前の定番、テンション知らずのレッドブル!!
駐車場からアプローチは分かりにくかったけど、岩場までは歩いて10分程度だった。

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6:00_1P目 5.9 20m

歩いたから身体は起き始めたけど、頭はなかなか起きない。
知り合いの2人からルートに取り付く。
早速、ナチュプロクラック。
ナチュプロは初めて。
登っているのを見て急に不安になる。
初めてで大丈夫か?
何処にプロテクションをセットしているかだけ必死に覚えてから、自分がリードする。

ナチュプロだから当たり前だが、目の前の壁にボルトは一本も打たれていない。
何と表現したらいいか分からないけど、不思議な感覚だ。

早朝の為か岩がヌメる。
この岩質にも慣れていないから、どの程度スメアが効くかも分からない。
トポには安山岩と書いてあるけど城山や湯河原とは色からして明かに違う。
ザック重いし・・・。
一つ目のプロテクションをセットして、クリップしたら少し落ち着いたが、全く気が抜けない。
結局、クラックにジャムする方法が分からなくて、クラック部は全部レイバックで登った。
正対になるような所は足だけクラックにジャムさせて、フェイスのカチで思いっきり引きつけて登った。
なんとか登れたが、かなり消耗した。

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7:30_2P目 5.7 20m

ジェードルをリーダーがリード。
1ピッチ目の経験を生かし、荷物は後から荷揚げする事に。
リーダーは随分手こずっていたが、何とかA0で上まで抜けた。

セカンドで荷物無しで登る分には全く問題ない。
1ピッチ目のリードで頭が覚醒したのかもしれない。

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7:50_3P目 5.8 20m

そのままリーダーがリード。
というか2ピッチ目だと思い、そのまま3ピッチ目をリードしてしまった。
支点を作ってビレイ体制に入ったが、ここはスズメバチが多くてリーダーの周りには一杯寄って来ている。
自分はというと、虫除けスプレーを1ピッチ毎にかけ、腰にはベープを付けていたので、あまり寄ってこなかった。

4P目 5.5 20m

次の4ピッチ目もリーダーがリード。

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9:00_5P 5.8 20m

ようやく自分のリード。
5ピッチ目からは森の中を出て、岩稜帯に突入。
先ほどまでとはガラッと変わって気持ちのよいクライミング!!
鋭角なリッジを立体的に登って行く。
ロケーションもルートも最高。

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9:40_6P目 5.6 40m

リーダーがリード。

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9:50_7P目 5.6 45m

他のブログ等でも良く紹介されているピッチ。
ナイフエッジを辿るルート。
文句無しに快適で、最高ですよ!!

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10:20_8P 5.6 30m

ハサミの広場に到着すると、先発帯が登り終えて休憩していた。
残す所、後1ピッチ。

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10:30_9P 5.8 15m

最後はスラブ。
今までのリッジを辿るクライミングとはちょっと違うけど、気持ちよく登頂!!

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10:45_登頂

テッペンに立つと気持ちいい。
下には駐車場も見える。
いや~、最高だよ、このルートは。

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11:30_小山ロックに到着

時間もあるし折角だからと、自分たちは居残って久々のフリーをする事に。
この岩が多分、このエリアのメインの岩場。
岩場には一組居たけど、滑るし、スズメバチがぶんぶん飛んでるしので直ぐに撤退してた。

自分は早速、ハッピーバースデー 5.11a ★★★ に取り付いてみる。
折角だから、オンサイトを狙ったが、ルートファインディングを間違えて大きくフォール。
ナチュプロクライミングの後だからか、しっかりボルトが打ってあるので全く怖くなかったので突っ込み過ぎた。
一通りムーブを組み立ててから、2回目のトライでRP。
非常に良いルートで納得のいくクライミングが出来た。
三ツ星がついていて11aのスタンダードとトポに書かれているだけはある。

にしても、ヌメる。
そりゃ、こんなに天気が良いのにクライマーが居ない訳だ。
自分たちも帰る事にした。

右の岩は「マランボウロック」
すげぇアレだ。

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14:30_下山。

朝、登り始めた時は曇っていたけど、今は快晴。
駐車場から左岩稜が見える。
あれを見たら、普通登りたくなるよなぁ~。

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フリーでテンションした際にロープバーンをしていた。
汗も大量にかいていたし、川にダイブ!!!
いや~~気持ちいいい。

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今回は初めてのナチュプロマルチピッチのクライミングだったけど、新しい扉が開かれたって感じがした。
充実感を非常に感じる事が出来たし、自信にもなった。
また、メンバーの実力や装備を含め、ルートに対して戦略を持ってクライミングしていたリーダーの知り合いからも大きな影響を受けたように思う。
ボルトが打っていない岩壁は、ボルトにそってルートを見ていた今までのクライミングと違い、ボルダリングのようにあるラインが登って欲しいと主張しているようで、岩と仲良くなれた気がした。

お疲れさまでした。

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