こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
今回批評する映画はこちら!!
 
「レディ・バード
 
 
 
 
 
 
とにかく評判が高くて有名なこの映画。予告編を見る限り、「セブンティーンモンスター」みたいな、青春イタい系インディーズ映画だと思ってたんですけど、これが全米で5週連続トップ10入りで、ゴールデングローブ賞の作品賞に選ばれて、アカデミー賞にノミネートまでされたって、、、、
 
どんだけ評価高いんだよ! どんだけ面白いんだよ!!
 
面白そうだとは思うけど、単なる青春映画だけじゃここまで評価されないですよね。
 
何があるか全くわかりませんが、とりあえず見てみましょう。。
 
 
それでは「レディ・バード」批評、行ってみよー!!!
 
 

 

 

 

[あらすじ]

 

 

・「フランシス・ハ」「20センチュリー・ウーマン」などで知られる女優のグレタ・ガーウィグが、自身の出身地でもある米カリフォルニア州サクラメントを舞台に、自伝的要素を盛り込みながら描いた青春映画。

・「フランシス・ハ」や「ハンナだけど、生きていく!」などでは脚本も手がけ、「Nights and Weekends」(日本未公開)では共同監督を務めた経験もあるガーウィグが、初の単独監督作としてメガホンをとった。

・カリフォルニア州のサクラメント。閉塞感漂う片田舎の町でカトリック系の女子高に通い、自らを「レディ・バード」と呼ぶ17歳のクリスティンが、高校生活最後の年を迎え、友人やボーイフレンド、家族、そして自分の将来について悩み、揺れ動く様子を、みずみずしくユーモアたっぷりに描いた。

・主人公クリスティンを「ブルックリン」「つぐない」でアカデミー賞候補にもなった若手実力派のシアーシャ・ローナン、母親マリオン役をテレビや舞台で活躍するベテラン女優のローリー・メトカーフが演じた。第90回アカデミー賞で作品賞ほか6部門にノミネート。ガーウィグも女性として史上5人目の監督賞候補になった。

 

https://eiga.com/movie/88121/

 

 

 

 

 

[スタッフとキャスト]

 

監督はグレダ・カーウィグさん!!

 

20センチュリーウーマン、フランシス・ハに出てる女優さんです。

女優さんが監督ですね。

 

米カリフォルニア州サクラメント出身。バーナード・カレッジ在学中に、即興劇団「ティーパーティ・アンサンブル」の旗揚げに参加。当初は劇作家を目指していたが、ジョー・スワンバーグ監督の「LOL(原題)」(06)や「ハンナだけど、生きていく!」で女優として頭角を現し、マンブルコア派と呼ばれるデジタル世代の若手映像作家たちを代表する存在となる。恋人のノア・バウムバックがメガホンをとった「フランシス・ハ」(12)では脚本と主演を兼ね、ゴールデングローブ賞ミュージカル/コメディ部門の主演女優賞にノミネート。その後も、ウッディ・アレン監督の「ローマでアモーレ」(12)やミア・ハンセン=ラブ監督の「EDEN エデン」(14)などで活躍する。近年の出演作に「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」「トゥエンティース・センチュリー・ウィメン(原題)」(ともに16)など。

https://eiga.com/person/87637/

 

 

この作品で、アカデミー賞史上5人目の女性で監督賞候補になったんですって。。。ていうか史上5人目って少なくね?何のカウントだよって思っちゃうんですけど笑

 

今作は青春映画で、高校卒業間近の女子高生のドタバタを描くということです。女子高生を演じるのはシアーシャ・ローナン。

 

ブルックリンでアイルランドからアメリカに住んだ女の子を演じておりましたね。緑の使い方がとってもよくって、カラー映画としては最高の出来栄えだったなぁ、、、

 

そんなグレダ・カーウィグとシアーシャ・ローナンの組み合わせがどうなるのか、、、、

 

それでは映画の感想でっす!!

 

 

 

[映画の感想]

 

「お母さん嫌だ!!」

 

「あの子ったら・・・もうっ!」

 

高校卒業間近、恋に部活に勉強に忙しい女子高生と小うるさい母親の衝突を描く、あの時の自分が蘇る青春イタい系映画!

 

変に奇をてらうこともなく、王道たる青春映画なのに、なぜここまで面白いのか。。。?

 

日本人とは文化も風習も違うアメリカの高校生だけど、共感せざるを得ないアメリカのティーンエイジャーたち。どのキャラにも個性があって、生きている感が強くて、魅力的なキャラクターが青春映画の成否を決めると強く感じました!

 

爆笑する宗教いじりのギャグ、濃すぎる先生たち!俺もレディ・バードになれてたらなぁ・・・

 

 

[王道の青春JK映画なのに]

はい、鑑賞を終えたMachinakaです。

 

アカデミー賞ノミネートで前評判はすごく高い作品でした。

 

どんな新しいことをやってるのか、と思いましたが、プロットは「反抗期中のJKと母の対峙」という、王道たるJK映画。

 

お母さんと喧嘩して、仲直りして、また喧嘩して、、、。でもお父さんは娘に優しくて、、、

 

結末も想像通りというか、目新しいことはやっていない。むしろ王道を沿ってやっている感じ。

 

・・・なんですけど、笑って泣けて仕方ない超超良作なんですよね!!!

 

 

アメリカのキリスト教高校にいるJKが主人公なのですが、主人公はキリスト教を絶対に信じてないw というか、社会全体に反抗してる感じなんですよねw

 

礼拝中も目を瞑らずに横目をちらり。謎のイエス・キリストチップスを食べながらオナ◯ーの話をするwww

 

日本では少数ですけど、アメリカでは主流のキリスト教高校を主人公がいじり、馬鹿にして笑い飛ばしてるのが、キリスト教高校出身の人にはウケるんでしょうねww

 

社会全体に反抗期なので、家でも超反抗期。

「クリスティン」といういかにもキリスト教的な名前をつけられたことに反抗している主人公は、自分のことを「レディ・バド」と呼べ! と親に要求するんですよね。

 

自分の娘がですね、「こんな名前嫌いだよ!レディ・バードって呼んでよ!」なんて言われたらどうしますかお母さん!?

 

やってらんないでしょ! 怒るでしょ!?

 

名前をつけた親の気持ちになって考えてよ! って思うでしょう。。。

 

名前を否定するって、親自体を否定するような印象になりますよね。

でも、娘側にとっては名前って勝手に付けられて、勝手に呼ばれて、物心ついた時から自分の名前の意味を考え、今作の主人公は名前を否定する。

私は自分の名前に違和感があったことも否定したこともないんですけどね。ただ、「クリスティン」というキリスト教的な名前が付いてるのが、「オリジナリティがない」って思ってしまったのかもしれませんね。。

 

このように、プロットとしては娘と母親の対峙の話なので、キリスト教的なバックボーンがあるため、物語に深みが増しているのが面白いところですよね。

 

 

キリスト教があまりわからなくても、今作はオフビートなギャグが散りばめられていて、爆笑すること間違いなしですw

 

私はシャンテで見たんですけどね、会場は満席で、全員爆笑してましたよ。。

 

どんな笑いがあるかというと、青春でJKということで、あっぴろげな恋愛・下ネタの話が最高でw

 

さっきも言いましたけど、トイレでイエス・キリストチップスを食べながらオナヌーの話をしたりwww

 

童貞・処女同士だと思っててセクースしてみると、彼氏が5回腰を振って即イキwwwww 

絶対童貞だろって思ってたら「君で6人目かな? いや忘れた」とまさかの返事ww 彼女がブチ切れしたら「イラク戦争では傷ついてる人がいる。君だけが傷ついてるわけじゃないんだ」と最悪ななだめ方をするwwww でも若い男ってそういう屁理屈言いがちだよねww 

 

初めて付き合った彼氏とラブラブだったのに、浮気現場を見てしまうw しかも相手は学校の先生!? しかもその先生は親友が好きな男性だったwwww 親友と二人で同時に失恋するというショックシーンもwwww

 

などなど、普通のコメディ映画なんかよりも何倍も笑える、クオリティの高い笑いが詰まっておりました!!

 

 

 

 

[レディ・バードの名前の意味]

 

ところで、タイトルの「レディ・バード」ってどんな意味だと思います?

 

劇中でも「レディ・バード」の意味については何も描いてなくて、何でこんな名前にしてるんだって疑問を思った人も多いはず。

 

知り合いの映画ブロガーの方のいろんな考察もあり、興味が出てきたので調べました。。

 

そもそも、レディバードは1674年のオックスフォード英語辞典に初めて書かれた単語で、「てんとう虫」という意味だったそうです。しかし、アメリカではレディバードではなく「lady bugs」という言い方の方が一般的だったそうです。

また、シェイクスピアは女性のことをレディ・バードと表現したそうです。

そして、レディバードはリンドン・B・ジョーダン大統領夫人の呼び名として使われたりした歴史があるそうです。

ただ、それは特殊な呼び方であって、今のアメリカではカラフルなてんとう虫の呼び名としてレディバードが定着しているそうです。

 

Though Lady Bird never explains what made her choose the unique name, its history dates back centuries. In 1674, the Oxford English Dictionary first noted the use of “ladybird” as a term for the tiny beetles that Americans generally call ladybugs. Previously, “ladybird” and its variants referred to women — in Romeo and Juliet (1597), Shakespeare writes, “What Lamb, what Ladie bird / … Wher’s this girle?” A ladybug was then called a “cow-lady” or “ladycow.”

But by the end of the 17th century, “ladybird” was used as a term for the family of colorful beetles spread widely throughout Britain and parts of the U.S. Most famously, the wife of President Lyndon B. Johnson chose the name Lady Bird when a nurse told her parents, “she's as purty as a lady bird” after her birth in the rural community of Karnack, Texas, in 1912.

https://www.hollywoodreporter.com/news/where-does-title-lady-bird-come-from-1082806

 

 

 

 

以上をまとめると、レディーバードは「てんとう虫」「女性の呼び名」「大統領夫人の呼び名」であったのです。

 

 

・・・しかし、監督のグレダ・カーウィグは、アメリカの国営ラジオ局NPRでのインタビューでこれらのすべてを否定していますwwww

 

But Lady Bird director Greta Gerwig notes that Lady Bird Johnson was not the inspiration for the name.

https://www.hollywoodreporter.com/news/where-does-title-lady-bird-come-from-1082806

 

彼女がなぜ「レディバード」という名前をつけたのかというと、「レディーバード、レディバード、家を飛び立っていく」「家は一大事」「子供が燃えてしまう」という短い歌詞を思い出したそうです。

 

ちなみにこの歌詞は、「Lady Bird Lady Bird Flay Away Home」という英語の童謡の一部を抜粋してるんですよね!!!

 

 

 

 

 

 

Gerwig cites the version that goes like this:

 

Ladybird, ladybird, fly away home,
Your house is on fire,
Your children shall burn!

 

The rhyme also appears to have been the inspiration for the 1994 drama film Ladybird, Ladybird.

 
なぜ彼女が「レディバード」という単語を書いたのかというと、「レディーバードレディバード」というケン・ローチが作った映画があって、彼女はその映画のタイトルからインスピレーションを受けたというんですよね!!

 

 

 

 

ちなみに、彼女はレディバードという響きが気に入って、タイトルにまでしたそうです。

 

ま、まさかこの映画にケンローチが関わってるとは思いませんでしたね笑

 

私の考えでは、「lady bird flay away home」という歌詞は、主人公のクリスティンが家を巣立っていくというメタファーになっていると思います。監督が脚本を書くときの原動力になったのは確かでしょう。

 

また、「your children is burn」という歌詞。直訳すれば子供が燃えてしまうわ! という意味ですけど、burnには発火しやすい、可燃性があるという意味もある。

 

可燃性がある=火が燃えると赤い=赤い髪=レディバード

 

 

 

 

・・・まさかね、考えすぎかと思いますwww

 

 

是非是非ご鑑賞ください! オススメです!!!

 

 

 

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