こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
今回批評する映画はこちら!
 
 
「君の名前で僕を呼んで」
 
 
 
 
はい、アカデミー脚色賞を獲得したLGBT映画でございます。
 
今回は男性と男性の同性愛を描いています。
 
今はほとんど偏見なんてなくなってきてると思いますが、ちょっと敬遠してしまう方もいらっしゃるのでは?
 
しかし、同性愛というだけで敬遠してしまうお固い方にこそ是非この映画を見て欲しいと思ってます。
 
間違いなく、今流れている映画で、最も美しい恋愛映画であると思いますっ!!!!
 
 
 
それでは「君の名前で僕を呼んで」批評、いってみよー!!!!!!!!
 
 
 
 
 
 
 

[あらすじ]

 
 
・1980年代のイタリアを舞台に、17歳と24歳の青年が織りなすひと夏の情熱的な恋の行方を、美しい風景とともに描いたラブストーリー。
・アンドレ・アシマンの同名小説を原作に「日の名残り」「眺めのいい部屋」の名匠ジェームズ・アイボリーが脚本を執筆、「胸騒ぎのシチリア」などで知られるルカ・グァダニーノ監督がメガホンをとった。
・第90回アカデミー賞で作品賞ほか4部門にノミネートされ、アイボリーが脚色賞を受賞した。「インターステラー」「レディ・バード」のティモシー・シャラメットと「コードネーム U.N.C.L.E.」「ソーシャル・ネットワーク」のアーミー・ハマーが主人公カップル役で共演。
・83年、夏。家族に連れられて北イタリアの避暑地にやって来た17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に泳いだり、自転車で街を散策したり、本を読んだり音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオはオリヴァーに特別な思いを抱くようになっていく。ふたりはやがて激しい恋に落ちるが、夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づいてきて……。
 
 

 

 

 
愛し合う二人の男性のチョイスが素晴らしいですよ。
 
細くておとなしそうな黒髪の男の子はティモシー・シャラメさん
 
ムチムチやっほいな金髪の年上男性はアーミー・ハマーさん
 
二人ともですね、裕福な家庭に生まれて頭も良くて、インテリで美しい男同士なんですよ。
 
見た目だけですけど、貴族の家庭に生まれたマイケル・セラと、東大に現役合格しそうなチャニング・テイタムとの熱い恋愛のようん感じですよねwww
 
 
これまで男性同性愛映画だと「ムーンライト」や「チョコレートドーナツ」がありましたけども、本作はどのような作風なのでしょうか?
 
 
それでは映画の感想でっす!!!!
 
 
 
 

[映画の感想]

 

間違いなく、今最も美しい恋愛映画!!!!

 

美しい美男美男の秘め事♥

 

切なくも甘い、マーマレードボーイズ映画だっ!!!!

 

 

もはや恋愛に性別は関係なしっ!!!

 

 

 

 

[恋愛に性は関係ない]

 

これまで見てきた同性愛映画の中でも、トップクラスで美しい恋愛映画であったと思います。そして、ベタな感想ですけど、とってもオシャレですww どうオシャレなのかは、後で解説します!

 

ここでは、いかに美しい映画だったか、について書いていきます。

 

 

美しさその①:イタリアの自然風景

 

まず、目を奪われるのはイタリアの田舎の自然風景。

 

おそらくほとんどCGとか使ってないと思うんですけど、カメラの構図や珍しい岩、光に反射された美しい水を撮っているだけで、気持ちが洗われるような、そんな印象さえ感じました。

 

配給はアメリカなんですけど、これほとんど照明調節してないんじゃないかな?

 

自然に差し込んでくる光を利用して映画を撮っているような感覚。だから、光がとても暖かく感じる。

 

特に今回は水が出てくるシーンが沢山出てくるんですけど、プールにしても、川にしても、必ず昼間に撮っている。美しい男たちと美しい水。水も滴る良い男たち。。

 

私はノンケですけど、男性と男性が愛し合うという状態に、何ら違和感を感じない、自然風景に溶け込んだ恋愛でした。

 

 

 

美しさその②:イケメンカップル

 

そして、何より美しいと感じたのがティモシー・シャラメくんの見事な肢体。。。。

 

対して筋肉は付いてないんですけど、真っ白くて何も汚れのない純白の体をあらわにして、美しいんですよ。もうウットリですよ。。。

 

ティモシーくんは男性であることに間違いない。でも、ゴリゴリ・ガチムチなアーミー・ハマーさんと恋愛をしていると、まるでシャラメくんが女の子に見えてくる。

 

何を持って男性というのか? これは男性同士の恋愛なのか?

 

この映画を見ていると、なぜ同性愛がここまで非難されていたのか?と疑ってしまうほど、あまりにナチュラルな恋愛に見えて。

正直、裸になるのがシャラメくんじゃなくて、ジャック・ブラックのようなデブおじさんが裸になってたら、観客の見る目も変わっているでしょうね。おそらく、私自身も、「美しい」という表現は使わなかったのかも。。

 

LGBT映画にはよくあることなんですけども、同性愛のカップルは美男と美男、美女と美女の組み合わせになることが多いんですよね。邦画だと「怒り」でゲイを演じた妻夫木聡君と綾野剛、洋画だと「キャロル」のルーニー・マーラとケイト・ブランシェット、などなど

 

今作も可愛い系の男の子とたくましいイケメン男性を使って、美しさを外見から整えているんですね。だからあまり現実的な同性愛には見えない点もあるんですよ。

 

ただ、やはり美しさは正義なんでございます。二人の恋愛は、まるでSF映画のような非現実的な美しさを持つ体が見れますよ♡

 

 

美しさその③:詩のようなセリフ

 

 

今作は恋愛映画なので、告白シーンがあるんです。

 

その告白シーンが本当に絶品でございます、たまらんです。

 

よくあるスイーツ映画では「君が好きだっ!!!!!」とか「お前を離さない!!」みたいなスイーツも腐るほどの脱糞レベルのダサいセリフばかりで告白するんですけども、今作は違うんです。

 

告白をするときに、絶対に「好きだ」「付き合って」みたいなストレートな言い方はしないんです。

 

 

アーミーさん演じるオリヴァーが好きすぎる、ティモシーさん演じるエリオ。

 

エリオはアーミーに告白したい、でも恥ずかしくて言えない。そんな乙女の恋心を持っているエリオくんが、オリヴァーに向けてあるセリフを4回くらいずっと言うんですよ。

 

オリヴァーはそのセリフに気づいて、恋心に気付く、みたいな阿吽の呼吸で恋愛が成就していく、、、

 

素晴らしいですよ、これ!!

 

どんなセリフで告白するかは映画を見て確認してくださいね。。

 

まるで詩のような告白タイムがありますからっ!もうキュンキュンですよ!!!!

 

 

[色んな意味でオープンな同性愛]

 

もう一つ驚いたのは、今作は色んな意味でオープンな同性愛を描いてるということ。

 

オープンなポイント① 同性愛に対して社会の壁がない。

 

同性愛を描く映画なら、必ずと言っていいほど社会との偏見にぶち当たるシーンがあるんですよね。LGBTの恋愛がいかに難しいのか、社会と壁があるのかを描くんですよ。

 

それを描くことで、二人の禁じられた愛を強調することができるし、同性愛に反対する人は主人公に対してヴィランになり得る。

 

同性愛に対して社会と壁を作るというのは、映画的にとても使い勝手の良い設定なんですけども、、

 

今作は、同性愛に対する偏見がまるでない。最初から同性愛が当たり前の文化のように描いてるんですよね。

 

今作の舞台はイタリアなんですけど、イタリアは1960年代まで同性愛に対して厳罰を下していたんですよ。

 

そんな厳しいイタリアなのに、まるで厳罰がなかったかのように描かれているんですよね。

 

オリヴァーはエリオくんの家に招かれて、夏の間を一緒に過ごすんですけども、エリオくんんとオリヴァーの恋愛に、エリオくんの両親は気づいてるんです。気づいてるのに、両親は何も言わないんですよね。

 

その他、エリオくんの友達も同性愛について何も悪いことを言わない。同性愛も異性愛も同じ恋愛として見ているんです。

ここまで同性愛についてオープンな恋愛映画も珍しいですね。日本なら絶対に重苦しく描くはずですねー。

 

 

 

オープンなポイント② 物理的にオープン♡

 

 

下ネタなし感想としているので極力過激なネタは言わないようにしますけども、、、

 

 

この映画、キャラクターのほとんどが最初から最後まで、、、、

 

 

すっぽんぽんですw

 

 

上半身に関しては、基本裸ですw

 

下は短パンを履いてるんですけど、物語が進むにつれてどんどん短パンの丈が短くなってくるんですよねw

 

美しい美男・美男カップルの美しい裸がこれでもかってくらい描かれています! あと、誰得なおじいさんの裸も出てきますww

 

一応理由を言っておくと、イタリアの夏を描いてるので、すっごく暑いんですよね。年代も1983年なのでクーラーもないし。

 

裸であることに気温的合理性をもたせながらも、観客は美しい男たちの裸を見ることができる、、という美味しい映画なんですよねぇ、まったく。。。。

 

 

 

 

 

 

[メタファーの解説]

 

はい、ここからは映画を見た人にだけのとっておきの解説コーナーです。

 

今作では色んなメタファーが出てきました。告白シーンですら直接好きって言わないんですから、メタファーが出てきても何らおかしくない。

 

それでは箇条書きで行ってみよー!!

 

 

・オープニングの彫刻

 

まず目を奪われるのはオープニングの彫刻ですよね。綺麗なピアノとともに、ダビデ像みたいな綺麗な男性像が、あらわになる。

これは物語にとても重要な映像になっていて。。

 

昔ローマでは、同性愛が頻繁に行われたみたいなんですよ。当時は戦争も多く男だらけで一緒になることも多いですからね。ちなみにコロッセオの闘士たちを描いた映画「スパルタカス」でも同性愛が描かれていたような、、

 

今作は同性愛に対してオープンな映画、と言いましたが、これにはローマ時代の同性愛文化が反映されたんだと思います。だからオープニングに挿入して、「これはローマ時代の同性愛が反映されてるんだよ、だからオープンな同性愛なんだよ」というメッセージだったのではないでしょうか?

 

 

・卵の黄身

 

オリヴァーがゆで卵を食べるシーンが非常に強調されてるんでけど、食べ方が超汚くてww

 

絶対に黄身が容器から飛び出して、おいしそうな黄身が溢れ出るんですよね。。

 

で、気づいたんですけど、あれはオリヴァーさんのあふれ出るフェロモンのメタファーなのかなぁと。初めてオリヴァーさんが卵を食べて黄身があふれ出る時、エリオくんはその卵をガン見してんすよww 何を想像したのやらww

 

・ハエ

誰もが気になったであろう、劇中に飛んでくるハエ。

多くの方が指摘されてますけど、これは大好きなオリヴァーのメタファーでしょうね。オリヴァーがいる時にはハエが飛んでませんもの。

オリヴァーを思う気持ちが強ければ、ハエが必ずと言っていいほど出てきます。特に最初は、エリオくんが秘め事中にハエがブーンって出てきますからね。しかも止まってる場所が場所なんで、、、笑

 

あと思ったのは、ハエは恋愛感情を抑えたせいで心の中がモヤモヤすることのメタファーでもあったのかなぁと。最後にお父さんが言う台詞ですが、「感情を抑えるな」ってエリオくんに言うんですよね。

好きという感情を抑えようとしても、本能的な好きという気持ちが抑えられない。頭と本能が葛藤して、モヤがかかっている状態がハエなんだと思います。

 

 

・シマシマ模様

 

今作を見ていて、とても気になったのがボーダー柄やストライプなど、シマシマ模様の服が非常に多い。

 

特に、主人公のエリオくんとオリヴァーはシマシマ模様の服が異常に多い!

 

個人的には、オリヴァーとの恋を踏み出せるか=一線を越えられるか、のメタファーに感じました。あと、二つの色を強調しているので、男性と女性どちらもいけるんだよーという二人のバイセクシャルを表す衣服なのかなぁと。

 

ちなみに、最後のバスに乗るシーンでは、二人とも青の服なんですよね!

 

 

 

 

 

 
 
 

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