こんばんは! Machinakaです!!

 

いきなりですが質問です!!

 

子供が可愛すぎて「もう、食べちゃいたいくらい♡」って思ったことありませんか?

 

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ありますよね? 小さくて可愛いものと触れていると、本当に可愛くて抱きしめるだけじゃ抑えられなくて、口に入れたくなったりしませんか!? これって私だけ、、じゃないよねっ?

 

 

今回ご紹介する映画はですね、そんな親バカな疑問に答えて「本当に食べてしまった」家族の映画でございます。。

 

ポスターがこちらっ!

 

 

 

 

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まだブラウザ閉じないでっ!!! 逃げないで、、、!!

 

 

それでは「RAW」批評、いってみよーーーー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[あらすじ・見どころ]

 

 

・2016年・第69回カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞を受賞した、フランス人女性監督ジュリア・デュクルノーの長編デビュー作品。

・厳格なベジタリアンの獣医一家に育った16歳のジュスティーヌは、両親と姉も通った獣医学校に進学する。見知らぬ土地での寮生活に不安な日々を送る中、ジュスティーヌは上級生からの新入生通過儀礼として、生肉を食べることを強要される。

・学校になじみたいという思いから家族のルールを破り、人生で初めて肉を口にしたジュスティーヌ。その行為により本性があらわになった彼女は次第に変貌を遂げていく。主人公ジュスティーヌ役をデュクルノー監督の短編「Junior」でデビューしたガランス・マリリエールが演じる。

 

http://eiga.com/movie/87063/

 

 

 

 

 

フランスの映画館では失神者が続出。

 

衛生面を気にして、ゲロ袋が配られたそうです。

 

どんだけグロいのかは劇場で確認してもらうことにしましょう。画像は、あえて貼りませんw

 

フランスとベルギーの合作で、フランス語映画でございます。フランス映画をオシャレだと大げさに思っている人、この映画を見て打ちのめされてください。フランスってこんなもんですよ笑

 

監督はJulia Ducournauさん、フランスはパリの監督さんです。

 

 

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なんかロック好きのママって感じですよね。アメーバ公式トップブロガーにこんな人いそうじゃないですかwww?

 

この方は今作が初めての長編映画デビュー作ということで、非常に期待するところであります。

 

上映前からグロい、怖い、と言われてましたが、実際はどうなのか!? ってかRAWってなんの意味なんだ?

 

 

それでは映画の感想でっす!!!!

 

 
 

 

 

 

 

[映画の感想]

 

 

 

・一言感想

RAWというタイトルに合点がいく、胸糞悪いが美しい新感覚ホラー!!

ホラー映画の皮をかぶった、少女から女になるための通過儀礼のお話で意外と女子もイケる口かもしれない!?(自己責任でお願いします) 

 

食えば食うほど広がる愛! 'RAW'の状態の人間の本能を徹底的に追求した食肉祭的カーニバリズム映画だっ!!!!

 
 
 
 

・感想

 

はい、思った以上に気持ち悪くなった映画を見終わったMachinakaでございます。。 吐きそうっすよ。これね、ポスターにはR15指定って書いてあるけどね、おかしいっすよ。映倫は何をみてたんすか? 絶対にR18でしょう、これ。

 

スプラッターみたいに血がブシャーブシャー梨汁ブシャーみたいな映画ではないんですが、日常生活の中でごく自然にグロい描写がズームアップされるんで、本当に気持ち悪いです。これ、撮影監督はメル・ギブソンじゃないよね?

 

どんなグロいシーンかは劇場で確認してもらうとして、ネタバレしない程度に言わせてもらうと、アレだけは食べないで欲しかった。。ってかアレは肉食と関係なくないか? うぇ。。思い出しただけで吐き気が、、、 ヒントを言うとですね、お風呂に溜まってるアレです、アレ。ヒャァァァァァァァ、、、。

 

 

ただしですね、散々グロいグロい言ってきてから言うのもアレですが、単にグロいだけじゃないんですよ、これ。

 

最後に感動するんですよ。どんなラストシーンかは言えませんが、最後の最後でホラーからヒューマンドラマに劇的に変化するんですよ。

 

確かに胸糞悪いです。主人公の女の子、ビックリするくらい人を食べます。食べ過ぎです。でも、食べるのには理由があるんですよ。人を食べるという行為を通じて、愛を語る映画なんですよね。。。 ってこれだけ言っても意味不明なので、ちゃんとお話ししますねw

 

 

主人公はベジタリアンで、肉を食べないんですね。食べようとすると、何故かお母さんがキレる。一見すると肉アレルギーに見えなくもないですが、別にそんなことはない。

 

お父さん、お母さんが通った全寮制の獣医大学に入学した矢先、新入生いじりでウサギの心臓=肉を食べるという通過儀礼があり、追い込まれる主人公。そこに、先輩である実の姉が訪れて助けを求めるのだが、肉を食べさせられてしまう。

始めて肉を食べてしまってから、、、主人公は、変わった。。

 

 

みたいなお話なんですね。つまり、初めて肉を食べた時から、彼女はおかしくなってしまって、、、食べる!食べる!食べる!!

 

うん、ここまで話してもグロいものはグロいw でも皆さん、まだ諦めないで。。 

 

父親も母親もお姉さんも入学した大学にですね、妹である主人公も入るって設定がまず面白くてですね、実はこれ、通過儀礼と言っても家族の一員となる通過儀礼と思ったですよ。あんまりネタバレできませんけども、主人公の家族も変わり者が多くてですね、、、。

 

この映画の恐ろしいところは、少女が初めて肉を食べて、人肉に興味が湧いてきて、実際に行動を起こしてしまっても、特に騒がれないところなんですよね。。周りの学生も「クレイジー」としか言わないし、先輩のお姉さんはもっと冷静で。。

 

まるで食人が肯定されたかのような、特殊な世界観で作られているため、SFっぽいというか、シチュエーション・ホラーにも見えるのが独特でした。

 

さて、家族になるための通過儀礼という話に戻ると、父も母も姉も入った大学に入って新入生いじめを乗り越えて大人になっていく、家族の一員となるメタファーであったなぁと。そのための通過儀礼が、今作ではたまたま? 

 

人肉を食べるという行為だったのでしょう。。ってネタバレしてないか大丈夫か∑ヾ( ̄0 ̄;ノ 

 

つまり、家族と同じ大学に入って、同じ行為をすることで、家族の一員となっていく、家族愛を謳った映画だと思うんですよね。まぁ、こんな家族こちらから願い下げですけどw

 

家族愛に加えて、純粋に少女が女になっていく成長物語としても考えることができて、、、

 

冒頭にあった手痛い新入生歓迎会がフリになってるんですけども、高校を卒業したての女の子が初めてのお酒、初めてのタバコ、そして初めての、、、、など、少女にとっては過激なイベントが盛りだくさんなんですよね。そんな新入生歓迎会の刺激に対して、主人公の女の子は過度な抵抗反応を見せる。そりゃあそうです。今まで女の子として生きてきたのに、急に女として生きろって言われたのですから。

 

そんな少女から女になるまでの通過儀礼であったり障壁に対する人間の抵抗反応みたいなものを、「初めて肉を食べる」という行為に置き換えて映画化したのがカンヌで受賞した理由でしょう。。 ふぅ、なんて説明しづらい映画なんだw

 

 

 

[タイトルのRAWの意味とは?]

 

 

タイトルにあるRAW

 

翻訳すると、「加工してない」とか「生の」とかって意味らしいです。

 

https://ejje.weblio.jp/content/raw

 

 

人肉を食べるってストーリーから、RAWって言っても生肉かよっ!! 気持ち悪いタイトルだなw ってツッコミたくもなるんですけど、単に「生」という意味ではないんですよ、この映画。

 

デジカメで写真を撮るときにですね、凄く容量を食う撮影方式知ってます? 多分「RAW + FINE」って設定だと思うんですけど、撮影された画像とは別に、普通の写真ビューワーでは見れないRAW画像も含めるって設定で。その設定時の「RAW」の意味こそ、本作のタイトルに適していて、、、

 

「RAW」とは加工されてない、元々の、、、という意味になるんですよね。つまりですね、この映画での「RAW」とは「加工されてない人間」と言い換えることが出来るんですよ。

 

 

 

 

[何故獣医大学?]

 

以上の文脈を踏まえて、誰しも感じるであろう疑問、よりにもよって何故「獣医大学」という設定にしたのか? 

 
普通ですね、人肉を食べるんだったら医学部とかにすればいいじゃないですか? そこで標本とかホルマリン漬けをムシャムシャすればいいじゃないっすか? そんなB級映画ありそうですけどねw
 
でも、この映画はそうじゃない。医学じゃなく獣医学なんですよ。
 
少しネタバレですけど、主人公が肉を食べてから発疹が出来てうずくまっている時に突然挿入される「馬が走る」シーン、酒に酔った主人公が白眼をむいて、犬のように人間を食べようとするシーン。。。
 
もうお分かりですね?
 
主人公は初めて肉を食べてから、「野獣になってる」んですよね。現代の人間じゃなくなっている。そして、そもそも人間って今じゃ法律も条例もできて制限された生活を送っているけど、はるか昔に遡れば「生肉を食べる原始人」だったわけで。。
 
 

つまり、タイトルの「RAW」という言葉にもあるように、獣医学に入学した=生肉を食べる原始人=人間の本能が戻ってくるというメタファーになってるんですよね。

うん、美味い。いや、上手いなぁこの監督。。。
 
家族愛に始まり、少女から女への通過儀礼であったり、人間の本能に立ち返った話でもあり、、、
 
 
恐るべし!カンヌ映画!!!
 
 
 
 

 

 

 

 

 

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