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こんばんは!

 

Machinakaです! 

 

今回ご紹介する映画はこちら!!

 

 

「Mein Blind Date mit dem Leben 」

 

よいしょー!! はい、みんなが知ってる大ヒット映画ですね!今更ながら批評するのが実に恥ずかしいんですけども、、、笑

 

 

え? 知らない? そもそもタイトルが読めないって?

 

 

・・・それもそのはずwwww

 

 

 

実はですね、こちらの映画はドイツ国内で非常にヒットしたもので、タイトルを直訳すれば「盲目の我が人生」のような意味になると思います。

 

このタイトルは今作のモデルとなったサリヤ・カワバッテさんの著作に基づいて作られています。

 

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実話から出来た素敵なお話、「5%しか視力がない青年が5つ星レストランで働くまでの物語」でございます。

 

そう聞くと、いかにも障害・難病モノということで、非常に典型的で重苦しい感動ポルノの予感がしますけども、、、

 

この映画とってもライトな作風で見やすい!

 

誰もが幸せになれるとっても素敵な映画なんです!!

 

障害を持っていても、人と違っても、自分に悲観せず普通の人と同じ道を歩む!! 

 

もうねぇ、新年始まってまだ早いけども、、、今年ベスト級ですよ!!

 

 

 

 

ということで、、、「Mein Blind Date mit dem Leben」批評、、、

いや「5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生」批評いってみよー!!!

 

やっぱり邦題が分かりやすいw

 

 

 

 

 

 

 

[あらすじ!&見どころ?]

 

 

・95%の視力を失いながら「5つ星ホテルで働きたい」という夢のために大芝居を打った学生の実話を、「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」のマルク・ローテムント監督のメガホンにより映画化。

・先天性の病気により95%の視覚を失ってしまったサリー。5つ星ホテルで働くという夢を実現させたいサリーは、無謀にも目が見えないことを隠して一流ホテルで見習いをスタートすることに成功する。

・周囲からの助けも借りながら、持ち前の明るさと機転を利かせ、サリーは次々とホテルの研修課題をクリアしていった。しかし、完璧かに思えた偽装計画は、ある女性との出会いによって、徐々にほころびが出るようになってしまう。

・主人公サリー役にコスティア・ウルマン。サリーを支える研修生仲間のマックス役のヤコブ・マッチェンツのほか、ヨハン・フォン・ビューロー、アンナ・マリア・ミューエらが脇を固める。

 

 

http://eiga.com/movie/86692/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザ・ドイツ製の映画でございます。ドイツの映画ってあまり公開されることが少ないんですけど、、この映画は何たって「ピカデリープライムレーベル」で公開されてますから!

 

 

http://eiga.com/movie/86692/

 

 

 

え? ピカデリープライムレーベルを知らない?

 

え? 安心と信頼の実績のピカデリープライムレーベルを知らない? 

 

 

ここで説明をしますと、松竹マルチプレックスシアターズさんが女性向けに素敵な映画を紹介し、ピカデリーで上映するプロジェクトの総称、または「本当に面白い映画の証」でございます。

 

案外このプライムレーベルについて言及してるブロガーさんは少ないのでね、言っておきますけども、、、

 

 

ピカデリープライムレーベルの新作は見るべし!!見るべし!!見るべし!!

 

特に恋に仕事に人生に悩んだ女性は、、、見るべし!!見るべし!!見るべし!!

 

 

絶対にハズレはないですから!!是非ともご覧になってください!!

 

 

はい、本筋に戻りましょう、、、、

 

 

ドイツでは2017年の1月に公開され、あの「ララランド」が公開されている時期に長い間トップ5を堅守、、、

 

奇跡のような実話から始まった、極度の弱視の青年が5つ星ホテルで働く物語でございます、、、、

 

小ネタですけども、主演を演じるコスティア・ウルマンはドイツとインドのハーフで超カッコいい俳優さんなのっ!!

 

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って顔の話は置いといてw

 

主役のコスティアさんは、わざと視力が下がるコンタクトレンズをつけて訓練して、本当に弱視の生活をした上で演技に臨んでいるみたいなんです。

 

どれだけ本気でやってるんだって話ですよw しかもこれ、コメディ映画ですからね! コメディなのに何でここまで本気なんだw

 

あと小ネタはですねぇ、、今作のプロデューサーは何と日本人です!!! 樋口洋子さんという方で、この人がいないと映画が作れなかったのですよ。。

 

樋口さんはですね、ドイツ人のハーフとかじゃなくて、純粋な日本人。ドイツには大人になってから来たみたいなんですけど、最初はドイツ語が全く喋れなくて苦労したらしんですけど、色んな人の支えがあって、日本人だからと差別せずに接してくれたみたいなんですよ。

 

で、今作のプロットを説明するとですね、主人公の盲目の男性はドイツとインドのハーフではあるんですが、いわゆる移民二世なんですよね。二世であれど、やはり移民の意識はある。

同じく移民という点で、映画プロデューサーと主人公が繋がってるんですよ。プロデューサーの熱い思いがビンビンに伝わって参ります!!!

 

 

さて、、、長くなりましたけども、、

 

 

それでは映画の感想でっす!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[映画の感想]

 

今年ベスト級のドイツ製コメディ!!

 

障害? 弱視? なんのその!!

 

K.U.F.Uー工夫で人は強くなる!  

 

誰もが観るべきハートフル&パワフルな映画に!

 

さすがはピカデリープライムレーベルいいよね大好き愛してる!!

 

弱視をカメラで表現&弱視の影響て強化された聴力を映画館の音響で再現し、主人公の疑似体験をさせる工夫も素晴らしい!!

 

実話をベースに作ってることもあり、辛く暗く重く、キツいストーリーではあるんだけど、、、

 

作風はとにかくライトで明るい!! 

 

小まめに入るギャグシーンに爆笑!

 

辛い事が起きても決してウェットにならない飾らない演出が素晴らしい。

辛くて叫びそうなシーンで、叫ばない。 

悲しくて泣きそうなシーンで、泣かない。

 

 

主人公の心情はセリフにならず、動きで表す映画的演出に、明るい作風ながら涙が止まらない。。。映画は常に明るいからこそ、主人公の感情を補完するように観客が泣いてしまう、、、

 

最も感動したのは、障害だからといって差別せず、同じ人間として、ホテルマンとして扱う周りの人達に感動する。。。

 

障害があろうと移民であっても、明日に向かって生きていこう!

 

みんなが幸せになる最高のドイツ映画、ここに誕生!

 

 

 

 

[幸せのおすそ分け映画]

 

冒頭で今年ベスト級って言いましたが、嘘じゃありません。

 

日本だと障害もの、難病ものって重苦しくて泣き叫んでる印象があって、映画的に全く面白くない、観客が何も共感できない作品って多いと思うんですけども、この作品は話自体は辛く切ないものの、作風はとってもライト! コメディ映画の体裁なんですよね!

 

ヨーロッパの難病ものや移民ものを多く見るんですけど、基本的にコメディタッチで、感動げにしない、飾らない演出が本当に素晴らしいんです。。って同じこと何回も言ってすいませんねw

 

今回の主人公は先天性の弱視ではなく、ホテルの就職前にいきなり弱視になってしまう後天性の弱視なんですよね。

なので、主人公はホテルマンの就職を諦めきれない、絶対に障害者専用の職には就きたくない、と努力しホテルマンの道を目指すのですけども、、目が見えない人がホテルマンになるのは尋常じゃなく大変!

 

そもそも、ホテル側には弱視を知られたくないため、面接からいきなり辛い。。。めでたく採用されて握手を求められても、目が見えないから気づかずに帰ってしまう。。。これ、普通なら「ああ可哀想、、」と思ってしまうのですが、くしくも握手するはずが握手しないズレ漫才のようなシーンになってしまい、思わず笑ってしまうんですよねw 普通の真面目で重い障害ものだったら、絶対に笑えないんですけどね、これが映画のマジックですよ!

 

この映画全般を通してなんですが、障害で可哀想だと思ってしまうところが必ず笑えるように演出がなされているため、障害者を障害者と思わず、健常者とは違った見方をしなくなるんですよね。

 

その工夫によって、「障害者であっても健常者と同じ道を歩きたい」という今作で伝えたい最も大事なメッセージが伝わりやすくなってるんです。

 

今作の冒頭、ドイツ映画なのに何故かブッダの言葉「人間にとって幸福なことは、幸福な道を歩く事でなく、その道自体が幸福なのだ」的なナレーションが流れるんですよね。で、このメッセージ自体が今作のメッセージの大きな伏線となっていて、「障害者がホテルマンとして働く事は尋常じゃなく大変で苦労な道だけども、人間にとっては道を歩むこと自体が幸福なのだ」というメタファーになっているんですよ。

 

ちなみに、今回のモデルとなったカワバッハさんはブッダの教えを遵守して生活をしているため、このナレーションが流れたみたいなんですけどね。

 

つまりカワバッハさんにとっては、5つ星の高級ホテルマンとして働くことが目的でなく、働くまでの道を歩むことが目的なんですよね、だから障害者だからといって、別の道を歩もうなんて考えてないわけで、自分の信条に反するんですよね。

 

だから、映画のラストでカワバッハさんのまさかの決断にも、妙に納得してしまう自分もいたりして、、、

 

もうねぇ、、このカワバッハさんの教えをみんなが守ればねぇ、本当に幸せな世界が作れると思いますよ、本当に。。。

 

 

そして、最後にまたブッダのメッセージが流れて、映画は終わっていくというこのくだり。ブッダに始まりブッダに終わるというような、しかもブッダの幸福論を唱えている、幸せのおすそ分け映画なんですよね。。

 

最初と最後のシーンが一致して、行って戻ってくるような演出で思い出した映画は「マイ・インターン」のヨガシーン。ヨガに勤しむロバート・デニーロに始まって、最後はまたヨガで締める。あれも幸せのおすそ分け映画だったなぁと思います。

 

 

[コメディ映画として王道の作り]

 

まさか映画ブログでブッダの幸福論を話すとは思いませんでしたけどもwww

 

これも全て、映画自体のクオリティが高く、この映画に興味を持ったからなんですよね。

 

まず今作の完全な勝利要因は、圧倒的なキャラクターデザインにあると確信しております。真面目な主人公カワバッハとチャラ男のヤコブとの凸凹コンビによるバディ・ムービーが物語の基軸になっていて、コメディ映画として王道たる作りをしていることが、キャラクターに感情移入しちゃうポイントになっている。真面目な障害者が仕事で失敗し、健常者のチャラ男が無難に事を済ませるシーンも、「目が見えていたら、目が見えていたら!!!ちくしょう!!」と主人公に肩入れしちゃって、見ているこっちが悔しくなってしまう。

 

映画自体はコメディになっているので、主人公の辛い心情が吐露されないから、余計に「俺が泣き叫びたいわ!」と感情を揺さぶってくるんですよね。

 

基本的にはコメディでずっと笑いっぱなしの映画なのに、さりげなく辛く痛いシーンが入っているのもこの映画の見所なんですよね。実に容赦がなくて、、笑いながらも、「ああ痛い!辛い!!」と嘆きたくなるようなシーンがたくさん流れてくる、、

 

例えば、主人公がホテルのキッチンで肉をスライスしてるんですけど、スライサーを使ってるんですよね。

 

 

 

 

 

わかりますかね? ミシンみたいに肉を自動ですいすいすいーって切ってく機械なんですよ。つまり、どこが刃物の部分なのかちゃんと分かってないと、ちゃんと見えてないと間違いなく自分の手を切ってしまうんですけども、、、

 

案の定か、主人公はスライサーで指を深く切ってしまうんですよ!!! それも、モザイク一切かけずに思いっきり指が切れて血がびゃーーーーー!!!って出るのが思いっきり見えちゃうんですよ!!!

 

もうねぇ、コメディ映画で思いっきり血が出るのはやめてほしい!怖いですよ!!

 

普通に考えればね、他のスタッフに助けを求めて、「目が見えないんでスライサー使えません」って言えばいいって思うかも知れないんですけど、ホテルマンとして研修中の主人公は、目が見えないことをカミングアウトするとクビになると思い、絶対に目が見えないことを他言しないんですよ。だからスライサーにも果敢に挑んじゃうんですよ。。。

 

このシーンを代表として、本人以外障害がバレていないルールを活用して、主人公にヒヤヒヤさせられるシーンが非常に多い!

 

例えば、主人公が子守をしてる時に、公園の滑り台のような高台から子供が「おじさん!ここから飛ぶから捕まえてね!」って言って「5、4、3、、」とカウントダウンする時、主人公もさすがにオドオドしてるんですよ。でも、子供も子供の親も主人公が弱視だって分からないから、オドオドするのは主人公と観客だけ!! 

主人公と観客と妙な共犯関係とドキドキ感を共有しているんですよ、、、 ちなみに、このシーンは主人公が指を切ったシーンの後だから、観客の脳裏には「もしかしたら子供を受け止めず、子供が重体になるかもしれない、、」という最悪の結末が予想できてしまうんですよ!!!

 

もうねぇ、、あの公園のシーンは本当に「キャーーー!!やめてーー!!もう弱視だって言っちゃいなよーー!!!!!」って心の中で叫んでましたw

 

 

そこまで観客の感情を掴む映画も滅多にない、コメディ映画なのに怖く感動的な映画なのも非常に珍しい!

 

 

今すぐ劇場に走れ!!

 

 

 

 

 

 

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