雑誌クリッピング96
渡辺真知子 芸能界はそんなに甘くない

イメージ 1

デビュー11年目のインタビュー記事。アリゾナへ渡る直前の頃か。

「迷い道」でデビューして11年。…新曲の「哀愁トラベラー」はJRのナイスミディパスのCMソングで、有線などで人気を呼んでいる。

-子供の頃から歌が好きだったんですか?
「ええ、歌ってばかり。テレビの歌番組を観て『この人より私の方が上手い』って言うような子供だったみたい。でも小学校の高学年になると『芸能界はそんなに甘くない』ってつぶやいてたらしいですよ。」

-歌を作り始めたのはいつ頃ですか?
「高2です。最初に創ったのが『赤い影』っていう曲で、”その時、赤い影を見た”なんていう、わけのわからない曲で。2曲目からごく普通のラブ・ソングでしたけど」
-2曲目のタイトルは?
「『あなたと』っていう、ほとんど小坂明子さんの『あなた』みたいな曲です」

-「迷い道」はデビュー前からあった曲なんですか?
「あれはデビュー用に、それまでストックしてあった6曲のいい所だけを寄せ集めて創った曲なんです。この1曲を完成させるために六本木と横須賀を16回往復しましたからね。あれくらい売れてくれないと困ります」

-当時はわりとお嬢さんっぽい服装で歌ってましたよね
「あれは思い出しただけで笑っちゃいますね。昨日までつぎはぎジーンズにインドのアクセサリーつけてたのが、いきなり白いワンピースにイブ・サンローランのスカーフだもの。学生時代の友達がテレビを観て目が点になったって言ってましたよ」

-スケジュールがきつくてイヤになったことってありませんでした?
「私は他のコが商社に就職した感覚で、芸能界に就職したんだって考えてたから、そういうのはありませんね。遅刻しちゃいけない、弱音吐いちゃいけないって」

隣のページにプロフィールが。
昨年の11月に発売された11枚目のアルバム「SOi」では、初めて作品を外部の作家陣に依頼している。
「自分の体に入るまで大変だったけど、いい刺激になりました。作者の方に失礼があってはいけないし、どうせ歌うならプラスアルファをつけて返したいですからね。」

デビュー11年目あたりの記事は珍しい。写真も珍しい。文中にあるアルバム「Soi」と「哀愁トラベラー」のジャケットがこれ。何となく破れかぶれっていう感じがしますね。

イメージ 2


掲載雑誌:週刊宝石(1988年8月5日号)