雑誌クリッピング71
別冊グラフNHK ’78紅白歌合戦特集

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グラフNHKの別冊で、’78紅白歌合戦特集。出場歌手48組が、見開き2ページずつで紹介されている。出場回数の若い順で、初出場の渡辺真知子は3番目の紹介。

”かわいこちゃん”と、いうだけの、新人歌手とは、大違い。今年の新人には、自作自演の歌手が目立った。「現在・過去・未来-」の『迷い道』でデビューした渡辺真知子もその一人である。…”新人賞レース”のトップを走り続けた。と紹介している。

「私の血液型はB型なの。B型の人間で、むら気なのよ。だから矛盾だらけ。詩もB型人間の典型。で、作詞作曲のキャリアは長くても、今後作詞の方は続けるかどうかわからないわ。」なんて言っている。地獄のスケジュールをこなしてきて、伊藤アキラの詞に曲をつけているほうが楽だと思ったこともあるのかもしれない。「ファンは、しかし、歌詞の矛盾を発見するより先に、豊かに広がってゆく彼女の歌声にうっとりさせられてゆく。」

そんな真知子ちゃんのおしゃべりの仕方って、歌とは、全然違う。早口で、威勢がよく”アネゴ”風な貫禄があるのだ。とある。正体、ばれてた。

写真を見ると、頬がちょっと膨らんでいて、また違った雰囲気がする。歌っている写真は「ブルー」のもので、掲載されている歌詞は「かもめが翔んだ日」だが、実際に歌ったのは「迷い道」だった。


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イラストは、初出場・カムバック歌手の記者発表の模様。左端が渡辺真知子で、「迷い道くねくね〈紅白〉に続いていました。」という吹き出しがある。本当にそう言ったのだろう。新人賞レースを争った石野真子は出場できなかった。厳しい。


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「今年の歌謡界PARTⅡ ’7810大ニュース」という記事の中の、「7ニューミュージック系の新人台頭!アイドル性も十分。」で渡辺真知子も紹介されている。「(原田真二に)続いてこれまたシンガー・ソング・ライターの渡辺真知子が昨年11月に『迷い道』でデビューし、いきなりヒット。その後も『かもめが翔んだ日』をヒットさせて、新人ばなれした実力で、各音楽賞の新人レースをリードしていった。…回りの演出や作戦によってただ歌うのみの新人シンガーよりも、自分で考え、自分で曲を作り、自分たちの個性を主張する、ニューミュージック系の新人の方がアピールする時代に入ったといえよう。」


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表紙と巻末の星取賞。田舎の地方紙では大晦日の新聞に同じような表が載っていて、子供の頃は夢中になって応援して見ていたものだった。

表紙の右上は、西城秀樹。ご冥福をお祈りします。


掲載雑誌:別冊グラフNHK(1978年12月1日発行)