雑誌クリッピング122
歌うことが楽しい そんな充実した毎日
詩を書く、曲を作る、歌を歌う。私にとって音楽がすべてなんです。私から音楽をとってしまうと、何も残らないつまらない女になりそう。
私の歌を数多くの人が聞いてくれて、渡辺真知子の存在を認めてくれた。新人歌手として、何もかも順調に行き過ぎてこわいくらい。歌が上手だねとか、良い曲だね、と歌をほめられるのは、とてもうれしいですね。私って容姿端麗じゃないから、歌でしかほめてもらえないでしょう。
見事、日本テレビ音楽祭の新人賞を獲得。本命視されていたとはいえ、さすがにうれしさは隠しきれず、素直に喜びを表現していた。新曲「ブルー」も好調、今月末から始まるファーストコンサートツアーが楽しみである。
「迷い道」、「かもめが翔んだ日」、「ブルー」とヒットが続き、新人賞レースが始まった頃の取材記事。個人的には、ベスト姿が好みでしたね。
掲載雑誌:週刊平凡(1978年9月21日号)