雑誌クリッピング113

身体検査したの。どこも悪くないんだって、つまんない…

 

 

今年1年「できすぎた年でした」なにしろ歌はうまいしかわいいし、自分で詞も曲も書く天才少女と騒がれたのだもの、新人賞を1人占めするのも当然のはなし。

 

9/28から始めた全国6か所ファースト・コンサートも11/17で無事終了。「人間的にも栄養になるものを得て…」と充実した毎日に満足していた。

 

10月23日に22歳の誕生日を迎えた。年齢を意識してか、最近着るものもちょっぴり大人っぽくなってきた。黒が多いのも「細く見えるため」と絶対!パッとした色の洋服を着ないのは「もろに派手になっちゃって、顔が浮きあがっちゃう」から。衣装選びのポイントは、ふだん着とかけ離れていないことだとか。「私の場合は顔だちが平凡の頂点という感じだから」と控えめ。

 

彼女の歌う世界は、ニューミュージックでも歌謡曲でもない、彼女独特のフィーリングを持った新しい世界を歌いあげた。「だれでもハッピーになれる歌を作りたかったの。常に楽しい歌ばかりじゃなくて、悲しくて泣きたい時に泣かせてあげる歌、つまりわがままをきいてあげられる歌というのが、私の歌なのね。」彼女のコンサートへ行くと、中学生の男の子が多いのに気がつく。彼女の中に「ぼくのお姉さん」的イメージを求めて慕ってくるに違いない。

 

2枚目のアルバム『フォグ・ランプ』が1枚目につづき好評。『海につれていって』が彼女の”名刺がわり”だとすれば、今度は冒険家・真知子の新生面を出している。ディスコの流行とともに、ディスコチックなものを取り入れたり、トロピカルな雰囲気を漂わせたり、ソウルにも挑戦。今は他人のアルバムを聞くより、自分のアルバムばかり聞いているそうで、「全体的にもうひと味足りないんですよ」と首をかしげていた。

 

曲作りも最近は、耳がこえてきたせいか、音選びがかなり難解になってきた。それでもお風呂に入った時に歌う鼻歌は、もうちょっと気楽な演歌になる。曲作りで行き詰るとギャグ・マンガを読む。その代表作に「まことちゃん」と「おれは鉄平」をあげていた。

 

1/21には新曲を出す。「ブルー」の雰囲気をもっとアップ・テンポにした失恋ソングだとか。詞は伊藤アキラ、それに彼女が曲をつけた。

 

よく食べて、寝て、できれば規則正しい生活を…が健康な条件、というがすべて満足にというわけにはいかない。それでも身体検査の結果、どこも悪くないと診断され、つまんないなあ、なんてぼやいていたっけ。

 

DJは現在レギュラー5本を持ち、夢中でマイクにかぶりついている。

 

(最近新しい記事があまりなくてしばらくご無沙汰でしたが、昨日定期健診を受けたから、というわけでもないのですが、身体検査ネタでした。)

 

掲載雑誌:guts(1978年12月頃)