米欧主導の世銀、日米主導のアジア開銀に対抗して、中国主導のアジアインフラ投資銀行が発足を迎えます。

中国はEUに対し「拒否権を持たない」と下手に出てロンドン市場での資金調達を狙い、アジアにインフラを輸出したいEU主要国も出資を決定しました。

中国と了解紛争を抱えるASEAN諸国もカネは別物のようです。オーストラリアや韓国もの参加もうわさされ、日米だけが蚊帳の外という報道もあります。

インフラ輸出を推進する国策に保険をかける意味でも、中国に勝手をさせないためにも、わが国も急遽参加すべきではないでしょうか。