昨年オリックスでたしかヒーローになった事もあるのではないか。元マリーンズ・辻俊哉選手の戦力外には驚きました。そして先週発売の週刊ベースボールで知ったのですが、辻氏は・・・
国士舘大学のコーチになっていました。国士舘大学出身だったことすらその時に知りました。現在東都二部の国士舘大学は辻氏の母校でもあるのですが、悲願の一部復帰を目指して辻氏は第二の人生を目指すということです。
頑張れ、つーじっ!

すぐに会いに行きました(笑)。国士舘大学、実は自宅から30分足らずの近所なのです。まさかこんな近くで野球が見られるとは! 今年から各校球場開催となった東都二部、その恩恵をいきなり享ける事ができました。
ただ、ここは大学構内。例によって「野球見に来ましたー!」と元気よく門衛に挨拶してからの観戦でしたが・・・
「写真撮影は許可制となっておりますので・・・」
残念。カメラはしまうことにしました。
町田キャンパスに入って2分ほど歩くと、国士舘大学のグラウンドに辿り着きます。隣には「21世紀アジア学部」のものと思われる校舎。その脇のペデストリアンデッキに備え付けられているベンチが、そのままギャラリー席になっております。土曜日だったからか、意外と観客はいました。なお観客席の注意書きにはしっかりと「無断撮影禁止」とあります。今年の東都二部は大学構内での開催ばかりですので、観戦の際には気を付けたいものです。(すみません、先日の東農大バシバシ撮ってしまいました・・・)
試合前、こげ茶色のアンダーシャツとアンダーソックスを履いた国士舘が練習しており、背番号「51」はノックを放っていました。それが、今の辻俊哉氏です。いきなりチーム強化に当たる辻コーチを見る事ができてよかったです(写真撮影できればよかったのですが・・・)。
ぜひ、神宮開催の入替戦に来てほしいと思います!
なお東農大グラウンド同様、設備は練習場そのものでした。さすがにSBO(BSOじゃなかった!)とスコアボードはありましたがメンバーを表示するスクリーンはなく、アナウンスもなし。チアももちろんありません。そして審判も連盟の方と思われるのは本塁と二塁のみ(二塁はむちゃくちゃ元気よく、外野からピッチャーマウンド付近まで縦横無尽でした!)。一・三塁の審判はおそらく学生です。ただ東農大グラウンドとの違いとしてはこちらは人工芝、かつアンツーカや青いフェンス、両翼ファウルゾーンのマウンドの仕様はまさに神宮球場そのものでした。そうだ、神宮に行くんだ!という意気込みが伝わります。
辻コーチ、練習終了後に選手とともに三塁線上に整列し、プロではまずやったことがないであろう「礼!」をします。
先発メンバーを知る事すらかなわず、定刻13時にサイレントで国士舘大の背番号「18」が東農大の先頭打者に第1球を放ります。シュールだ・・・ただその時マネージャーの方と思われる女子大生(ジョシュ・ホワイトセルに非ず)が背後から紙を配ってくれました。
なんと、メンバー表。これは嬉しい配慮でした。
試合は5-4で東京農業大が勝利しました。東農大先発の谷川投手、終盤に2被弾で降板してしまいましたが6回までは無失点。なかなか素晴らしいピッチングでした。二部もレベルが高い東都、試合はなかなかファンタスティックでした。
なお辻コーチは試合では三塁コーチャーズボックスに入っておりました。昨年までオリックスにいた選手なのですが、もう完全にアマチュア指導者になっています。
やはり、一部に上がりたい!上がらねば! そんな気持ちがそれぞれの選手から伝わります。やはり学校のグラウンドでのキャラバンゲームはちょっと寂しいものがあります。
そして何よりも!
このブログで紹介すらされません(笑)。筆者は願います。
戦国東都、ぜひとも神宮へ乗り込んできて下さい!!
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