命を軽視。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

命を軽視。。。

あさ6時30分から8時50分からOA

ラジオ日本「スマートNEWS音譜


きょうは医療ガバナンス研究所
理事長でナビタスクリニック医師の
上昌広先生にお話を伺いました。


実は上先生とのご縁はとても古く
駅ナカにあり夜も診療している
ナビタスクリニックの前身となる


"コンビニクリニック"を20年ほど前
取材したことがきっかけでしたひらめき電球


上先生は常に先見の明を持って
医療界に一石を投じ続けています。


そんな上先生はPCR検査の拡充を
訴えていますが昨日の東京の感染者


47人に関しても検査数が少なく
評価のしようがないとバッサリ。


国立感染症研究所が先日発表した
中国武漢からの第1波はほぼ終息し


現在はヨーロッパからのウイルスを
起源とする第2波が広がっているとの


ゲノム解析についても海外からの
帰国者のクラスターが中心になった


研究であり市中感染の実態を正確に
把握しておらずデータ不足を指摘。


保健所が限界を超えていて簡単に
検査を増やせないと言われてますが


感染初期からきちんと感染状況を
日本が把握していないということは


次の感染症の予防対策を考える時に
重要な疫学調査が出来ていない証で
その視点からも検査は必要不可欠。


そしてきょうの東京新聞の一面に
抗体検査による感染実態の調査結果が。


調査を実施したのは久住英二医師で
一般の人では4.8%、医療従事者の
9.1%が抗体を持つという結果が判明。


両方を合わせると陽性は5.9%という
結果から市中感染では軽症無症状が
ほとんどで怖がる必要はないことと


一方、一般の人よりも医療従事者に
感染が広がっていることが分かり


院内感染や介護現場での予防対策を
一刻も早くとるべきと上先生は指摘。


PCR検査をする際の感染リスクが
心配されていますがアメリカなど


世界では研究が進み唾液を採取して
感染を確認できるキッドが開発され


検査の精度は従来のものと変わらず
検査する人の感染リスクはほぼゼロ。


医療の取材を長年してきましたが
効率的で安全性が高くコストも安い
最先端の技術があるにも関わらず


行政が柔軟に対応できず硬直的で
すぐに導入できない日本は残念ながら
医療後進国と言わざるを得ません。


医療従事者の犠牲者を出さない為に
今すぐにでも取り入れて欲しいです。


緊急事態宣言の解除については
きちんとしたデータに基づいて
地域の感染状況を見ながら判断し


感染流行が落ち着いてきた地域から
徐々に解除するメリハリが必要とも。


不必要なものを見極め必要な対策を
優先的に迅速に実行するためには


PCR検査と抗体検査が重要なのに
検査など研究費や医療にかける予算が


あまりにも少ない現状を見ると命を
国が軽視しているのが分かると先生。


患者が中心であることを忘れずに
議論し出来ることをどんどんやって
現場をサポートして欲しいですクローバー


ラジオ日本「スマートNEWSひらめき電球
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