祝、祭典:岩瀬町(立町)の置山 | まちゃぼふの小部屋;掌の上で愛でるもの

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日常の出来事なども織り交ぜながら

9月9日 () 16:45

 

夕べは雨の時間もありました。心配だった今日の天気・・・

とても暑い、とてもとても。

お祭りも今日で終わり、ですか・・・(明日の朝まで)

 

立町の置山 広目屋 作

外題『神霊矢口渡(しんれい やぐちのわたし)』

人物「お舟」「頓兵衛」「六蔵」「新田義興の神霊」

  「新田義峯」

明和七年(1770年)初演。作者は福内鬼外のペンネームの

平賀源内。江戸で作られた義太夫物の作品の中で傑作と言われている。

 

南北朝の合戦で敗れた新田義貞側に対する足利軍の残党狩りが

厳しい中、義貞の子・義興は武蔵国の矢口の渡しで船頭頓兵衛に

はかられ、玉川を渡る途中溺死してしまう。

義興の弟・義峯も矢口の渡しまで落ちてきて一夜の宿を求めるが

、それが頓兵衛の家であった。頓兵衛の一人娘・お舟は頓兵衛の

子分の六蔵にくどかれるほどの美人であったが、義峯を見てひと目惚れをしてしまう。

 

一方、義峯を討ち取り賞金を得たい頓兵衛は、寝所に見当をつけて刀で突く。が、刺したのは身代わりになっていた娘のお舟だった。そんな娘の願いもきき届けぬ強欲非道な頓兵衛は逃れた義峯を小舟で追っていく。お舟は息も絶え絶えに落人捕縛の知らせの太鼓を打ち義峯包囲網をとく。

 

小舟をこぐ頓兵衛の前に義興の神霊があらわれ新田家の家宝の矢

によって頓兵衛は絶命する。

 

-太平記物-

 

 

 

舞台も立ちましたネ